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現実はSFよりスリリング

私の大・大・大好きな作家に星新一がいます。彼の本はすべて持っているし、彼の訃報を知った時はもう新しい作品が読めないショックから暫く立ち直れませんでした。星新一は、ノストラダムスよりすごい預言者だと私は密かに思っています。

彼の作品に人類が居なくなった後の地球で、自動掃除機能付きの道路だけが美しく輝いているイラストがあり、確かに未来の地球だと納得したことがあります。彼の作品は、人類への皮肉と警告が随所にありながら、人類を愛すべき存在として描いており、何度読んでも飽きることがない。

最近の世界では、SFよりもスリリングな事件が多発し、しかもそれが映像で瞬時に世界へ発信される。特に、感受性が多感な子供たちが毎日ショッキングな映像を見せられ育っているかと思うとやり切れない。感性が麻痺し突発的な犯罪を犯してしまう危険性を大人がどれほど気づいているのか・・・

未成年者は民法で、制限行為能力者として保護すべき存在として規定されている。未成年後見人は法定後見人といい、通常は親権者が子供の出生と同時に法律で後見人になると定められている。世の中には親がいない未成年者もいるので、そういう場合には未成年後見人は、後見開始の審判を請求し保護者を付けることができる。未成年が罪を犯したら保護者に請求が来る。

SNSの普及で、犯罪に加担したり巻き込まれる子供たちが増えている。どうやって子供を守るのか、星さんならどんなSFに仕立ててくれるのか。今の時代に生きる私たちが試されているのかも知れない。

東京のとあるバーでご一緒した方が、包帯を巻いた姿で座っていた。先月の渋谷のハローウインで大学生たちに襲撃され怪我をされたそうです。警察官の目の前でのことだったので、すぐに警官が対応。大学生の親御さんが飛んできて平謝りし、治療費の話をしているとのこと。酔っての愚行らしいが、成人するまでは親が責任とるしかないですね。親は辛い(>_<)

【問 9】 後見人制度に関する次の記述は、民法の規定によれば、正しいか。(H26年改)

未成年後見人は、自ら後見する未成年者について、後見開始の審判を請求することはできない。

答えは誤り。審判を請求できる

例えば、精神疾患や障害のある子が20歳になり、親の庇護を受けられなくなったら大変!審判を請求し、後見人となり保護していく。社会の理解が進んで、そんな人たちも自立した生きていける社会になって欲しいですが・・・

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