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さくらんぼ栽培4択

山形でのさくらんぼ栽培は、主に4つの方法で栽培されています。

一番、ポピュラーなのが通称「雨天」と呼ばれる雨避けのビニールを収穫前にハウスに被せる方法

今日は、近所の方に頼まれ雨天をハウスの上に揚げる手伝って来ました。栽培面積が多かったり、人手がない農家は前もって上に揚げ5月下旬から6月初めにビニールを広げ、雨でさくらんぼの実が割れないようにします。

写真中央の一番高い所は、約3M位あり、単管パイプの上を歩いての作業

高齢化でこの作業が難しくなり、さくらんぼ栽培を辞める人も沢山います

毎年、この作業で転落する事故が報道され今の時期、畑で救急車の音がしたら転落したのかなと思ってしまいます。さらに、転落事故の場合は工作車も一緒に来て、本当に転落したのかの実況検分も行います。今のスマホにはGPS機能が付いているので、畑にも救急車は来てくれます。一番、神経を使うしんどい農作業の一つです。

2つ目は、通称「路地栽培」

ハウスは作らず、林檎や梨のように単に畑で栽培する方法

これは、天候次第で収穫量が大きく変わり、鳥に食べられる前のあまり色が付く前に収穫してしまいす。雨天より先にスーパーに出回るのはこれ!

3つ目は早出しの加温ハウス

文字通り、ボイラーなどで加温しお正月などにお高い値段で出回るやつ

初競りで、桐箱入り・ん万円などのニュースになりますが、夏にコンテナごと冷蔵庫へ入れ無理やり休眠させ、冬にホルモン剤で起し実をつけさせます

4つ目は、半加温ハウス

これは、母の日などのイベントに合わせ、4月下旬から5月上旬に贈答用や一足早く、消費者にお届けするように栽培しているもの

ここで、クイズ(^^)

一番、美味しいさくらんぼはどれでしょう?

答えは、他の食べ物と一緒!!

旬の物が一番✨雨避けし、花が咲いてから55日頃の🍒

昨日、今日の暑さで花は一気に終わりそうです(>_<)


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