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【ジャンクギター遊び】Greco SUPER SOUNDS SE500

とあるリサイクルショップの壁にぶら下がってた白いギター。

そこそこ強気な値段だったけど、楽器どころか値札までエイジングしてるので店員さんに声掛けてみたんです。

「あのギターどう?イイ値だけど気になって」
「アレですかぁ、状態結構酷いですよぉ」
「えー、一度見せてくれる?」
「どうぞぉ、こんなですけどぉ」

「コレは酷い」
「でしょ、コレはちょっとねぇ」

「で、現状渡しでいくらになるの!?」
「えー(考え込む)、じゃ〇〇円でイイっスよ」

めっちゃ安くなっちゃった


取り敢えず家に連れて帰って見てみます。

まぁ見た目にもボロボロですが、バラし始めると結構凄い、

ピックガード、ホムセンのビスに変わってるし、

ブリッジのネジは

あーあ、終わってます。
この塗装のクラックに、嫌な予感しかしない。

中は弄られた形跡は無いものの、PU1つご臨終。

このキャビティ、マツモク製ですね。
さぁ、嫌な予感に溢れたこのボディに手を付けて行きましょう。

折れた木ネジを抜くにはコレ、自作折れた木ネジ用特殊ドリルデス。

作り方はコチラ。

折れた先端部は回収出来ましたが、この木屑の色はヤバい。マホガニーなの!?
他の穴も怪しい感じがするので、木栓を埋める事にします。ドリルで穴を拡大しましょ。

こいつ...、腐ってやがる
遅すぎたんだ。

穴径を拡げて少しでもマシな木屑が出るまで掘ります。哀しいのでピックガードのネジ穴を埋めながら。

もう臭いものには蓋をしましょ。

ノミで削って平面出して、ボディ側はこれで頑張って貰いましょう。

次に金属パーツ。だいぶやれてるので、クエン酸漬けの後に重曹で中和する作戦で、サビ取りと白化を狙います。

ばっちい状態で時折揺らしたりしつつ、サビが取れるのを待ちます。ブリッジだけは亜鉛ダイカストなので早めに引き上げ。ほっといたらなくなります。

これくらい綺麗になればいいでしょ。

ツィッター繋がりの方が譲って下さったPU載せて、

弾けるレベルにどうにか到達、修理完了です。

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