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【ギター製作】自作一号機の記録 ①(ボディ製作)

※本記事はマガジンで完成までをまとめています。よければそちらもどうぞ!※

なんて言い出したものの、家にある木工工具は
- トリマー
- ジグソー
- 電動カンナ
- ランダムアクションサンダ
位のもの。クルマのレストアが趣味なのでコンプレッサやガン、ボール盤は持ってたんですが、木工はDIY楽しむ程度の工具しかありません。しかもギター作りの情報を得ようとしても図書も殆ど見当たらない。そこで海外youtuberの製作過程を見て作り方を学びます。何本か動画を見ると大体、

- トリマー用のテンプレを図面から作る
- それに合わせてノコで大まかに切り出す
- テンプレに沿って外形とキャビティを仕上げる
- 色塗って完成

基本こんな感じ、ネックは出来合いを使い、まずはボディを作ってみようと考えたぼく、ググってテレキャス図面を見つけ出します。

プリンタで原寸大に印刷したら切り出して5mm厚のMDFに貼り付け、そのまま軽く黒の缶スプレーを吹いてMDFi板に転写しちゃう。

あとは外形とキャビティ穴を開けたらテンプレの出来上がり。似つかわしくない工具が写ってますがまぁ使えるものは何でも使うんです。トリマと手ヤスリ、紙やすりを主に整形を終えます。

次はボディ材の確保。そもそも習作であること、失敗も想定してガレージ内の端材を探してみると

犬小屋作りで余ったSPFが転がってる。なのでこれを貼り合わせてボディ材にしちゃいます。

接着を確実にする為に端面を並べて電動カンナで面を作り、密着を確認した上でタイトボンドで貼り合わせ、ラッシングベルトでクランプ。間に端材を入れて縛ってから端材を立てるとクランプ力が増してイイのです。
張り合わせを終えたら今度は平面出し、コレも電動カンナで仕上げます。凹凸は金尺と隙見ゲージで確認しつつ平面を出してみる。

賢明な諸氏はお気付きかと思いますが、2x4の厚みは38mm、平面出す為に削るとさらに薄くなっちゃうんですよね。なので後で辻褄を合わせる為に裏に合板を貼り付けちゃう事になるんですが、それはまぁ後の話。

テンプレを置いてマジックで外形をなぞり、ジグソーで大まかに切り出して行きます。その後テンプレをボディに両面テープで貼り、ガイドビットを付けたトリマーで倣って行けばボディの出来上がり!

そして足りない厚みを増やす為、裏にガレージに転がってた合板を貼り付けます。いいクランプが無かったのでガレージに転がってたシリンダブロックとヘッドを重しに。


と順調に進む中、遂に失敗をやらかします。
ネックポケットを掘っていたらキックバック喰らってビットが側面を抉っちゃった。
仕方ないので、一回り大きく掘り木片を埋め直します。

気を取り直して再度ネックポケットの整形、今度はどうにか無事に仕上がりました。

とまぁ、失敗もありましたがボディはどうにか形になったので、次はネックを準備するのです。

続く)

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