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【工具DIY】スピンドル&ディスクサンダの製作

ギター作りをはじめとする木工作業で、海外DIYerの動画を見てると必ず登場するのがスピンドルサンダとドラムサンダ。どちらも端面を直角に仕上げるのにとても便利な感じ。

だけどお値段高くて赤貧DIYerには手が届かない。でも使ってみたいから手持ちの電動工具から自作しちゃいましょ。

※本来の使い方から逸脱しているので真似するなら自己責任でお願いします。怪我しても一切の責任は負いません。


用意したのは速度調整機能付きのディスクサンダ。コレを木枠に収めて固定しちゃいます。
ディスクサンダってヘッドに手持ちハンドル付ける為の雌ねじが切ってあるんですよね。この機種はM8並目だったので左右を板で挟んで天板に固定しています。そして後ろ側は主軸の角度調整の為に上下をボルトで位置調整出来る様に挟み込んで固定。

そして主軸はM10の並目ネジなので、長ナット準備して主軸と締結。これをスピンドルのカップリング用に利用します。

表側から見るとこんな感じ。スピンドルを付けるために天板には穴を開けておきます。

次にスピンドルを作ります。
準備するのは板から丸く切り出したものを貼り合わせ円筒にしたもの。

接着出来たら端面にインサートナットを入れ、M10寸切りボルトを短く切り出したモノをナットで固定します。

ここ迄出来たら後はスピンドルをサンダーに取り付け、回転させながらスピンドル円筒外周をサンドペーパーで整形します。


整形が終われば両面テープで紙やすりを貼り付けてスピンドルの完成。

ぼくは2種類、φ30とφ45のモノを使ってます。

そしてディスクサンダー買ったらおまけで付いてきた紙ヤスリホルダを利用して、ディスクサンダとしても使えるようにします。

アルミフレーム用アングルと端材板でワーク台を作り、フレームにビスで固定して縦向きにすれば端面仕上げ用ディスクサンダとしても使えます。
ちなみにこの端材、サイレントギター作った時のネック材の端材です。裏側は着色チェックの色が残ってましたね。

コレ作ってから作業効率爆アガり、凄まじい稼働率で工房でのマストアイテムになっちゃった。

【注意!】速度調整機能付を選んでるのは、回転数を落とさないと危険だからです。速度調整機能なしのものでは作らないでくださいね。

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