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【ギター製作】Alamo Fiesta的ギターの製作 ⑤(ネックシャフトの準備)

仮組みにはテレキャスネックを流用しましたが、元ネタAlamo Fiestaはミディアムスケール。正確には25"(635mm)scaleなんですって。そしてフレットは20Fまでしかない。この寸詰まり感が可愛さに繋がってるのは間違いないと思うんです。

可愛さの権化

折角なのでネックも作ってみましょう。工房に転がる端材をひっくり返してみると、ちょうどいい長さ、幅と厚み(660x90x25)のナラが。

センターファインダはコレの為
ほぼ柾目

今回はスカーフジョイントで作ります。一度斜めにカットして表裏反転させて貼り合わせる、材料節約の良手ですね。

ヘッド部長さを起点に今回はヘッド角度13°としてケガキ線を引き、バンドソーでカットします。

材の直角出てるのでガイド無し
手で送って切っちゃう

切れたヘッド部分の表裏を反転させ、シャフト側とカット面を揃えてクランプしたら、平面出しを行います。

定盤に貼った紙やすりの上でスリスリ
直角だいじ
平面もだいじ

この作業する時は新しい紙やすり使うと作業効率爆上がりしますね。#80で一気に仕上げます。

これでスカーフジョイントの準備は出来上がり。

斜めに切って
ひっくり返すだけ

指板用には工房の隅にあったジャストサイズのパドック端材(白太混じり)を発見、一揃い。あとはシャフトをスカーフジョイントするだけです。

接着時にクランプ力で逃げてしまわない様に、直角の出た木片を沿う位置へ固定してから2つを接着します。はみ出した接着剤が悪さするのを防ぐ為クッキングシートを接着部に轢いてから貼り付けます。

当て木の方が高級材
クランプの森

コレでネックシャフト材の準備は完了です。加工は接着が乾いてから、ぼちぼちと進めて行きましょう。

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