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【随想】'23 米国ホムセン事情

ホテルの近くにThe Home Depotがあったのでちょっと探索してきたんです。

前に来たのは3年前、まだウッドショックもインフレも起きる前だったので、その差から米国事情を知れるかな。

では、自分の関心を中心にご紹介。

まずは店舗の外にあった粗材。この辺りで既に異変を感じます。前の2,3倍はしてる!?

塗料の品揃えは羨ましい限り。木用のオイルフィニッシュ関連の棚も、

コレです。DIY文化の深さに憧れます。買おうかと迷うものの、可燃物の油は預け荷物でも引っかかりそうなので断念。

そしてぼくの大好きな木工用接着剤。

見慣れたものが並んでいますね。価格を見ると日本で入手するのとあまり変わらない。

BBQコンロにスマホ連携機能が搭載されていました。便利なのかはよくわかんないけど米国人のBBQに掛ける情熱は高いままですね。日本でも人気のウェーバーは少し安い。

驚いたのは鉄部品の価格。寸切りボルトの値段は日本の2-3倍はしています。黒皮付きの丸棒やアングル、フラットバーも同様。

テーブルソーは安かった。この価格帯は魅力的。日本の廉価版よりテーブルもフェンスもしっかりしていますね。

特に今回買おうか悩んでるのがこれ。フェンスがラック&ピニオン式でめっちゃ使いやすそう。

テーブルソーと言えば米国DIYer定番のコレ。

みんな使ってる定番の刃。欲しかったんだけど10"の中心穴が小さいのしか置いて無くて断念。こっちだと驚くほど安いんですね。

リョービがこんなの出してました。日本で出せば売れそうなのに。

いよいよ次は木材。

オークやメイプルは安い!アメリカを感じます。一方こちら。

建材売り場に来て値段を見てびっくり。

めっちゃ高い。コレがウッドショックの傷跡なんですね。特に合板の価格はもう絶望的。日本よりも遥かに高い設定になっています。

あとスタンレーのカンナを探しに来てたんですが、以前にも増して手工具は取り扱うブランドがローコスト品に移っていて(でも高い)、めぼしいものは全然ありませんでした。

円安に米ドルのインフレと合わさって買得感はほぼ無い感じ。残念だけど仕方ないですね。

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