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【DIY工作】DA64Vエブリイ用スマホホルダの製作

クルマの中でスマホを利用する時、スマホホルダを活用されていると思います。ぼくもapplemusicやyahooカーナビ等、iphoneとナビを連携させて使ってるのでホルダ利用は必須。

過去様々なホルダを利用してきましたが、挟み込んで固定するタイプは壊れるんですよね、煩雑だし。結局スマホケースに磁性体を貼り付け、エアコン吹き出し口にマグネットを固定するタイプに落ち着いていました。

だけど吹き出し口って強度がある訳じゃないのでなんだかいつもグラグラしてる。そのせいかlightningケーブルが一年経たずに断線するのが悩みの種。また冬に暖房付けるとiphoneが加熱されて熱くなるのも嫌。なので吹き出し口に蓋を付け、そこへ磁石を付けて安定支持出来る構造にしてしまいましょう。

エブリイの運転席右側の吹き出し口、手で引っ張るとポロンと取れます。パカっと開いた開口部の寸法をノギスで測ってスケッチします。

自分が解ればいいので適当

多段の穴ですが丸穴なので、ココへスポッと入るベースを作る事にします。

厚さ70mm弱のウォルナット

いつものように工房に転がってた端材の中から適当な材を探し、材寸に基づいて形状を簡単にまとめます。そして素材をバンドソーで切り出します。

適当な図面と適当な切り出し

ここからは旋盤加工です。

ウォルナットは削りやすい

差し込む奥の長さは適当に、描いた断面の様に削りだします。そして旋盤加工を終えたら先端部を斜めにカット。自分へiphone画面を向ける為の細工です。そして端面へマグネットを木ネジで固定します。今まで使ってたマグネットのゴム部がちょうどカバーになっていたので一度ゴムを取り外して土台へマグネットを固定してから再度ゴムを被せてみました。

なんだか顔みたい

iphoneを縦向きに使うだけならコレで出来上がりですが、Youtube見る時とかiphoneを横向きにもしたい。そこで横向き用の支持部材をこれまた転がってた端材から削りだします。

取り付ける為の平面をベースに形成

後はふたつをタイトボンドで接着したらスマホホルダの外観は出来上がり。

DAISOのクランプは意外にイケる

接着剤の乾燥を待って外観を整えます。好みの形へと手で削り出していく作業はホント楽しい、エッジラインを出しつつ手に優しめの形としてみました。

吹き出し口の留めバネ用溝も追加
「お控えなすって」形状

後は軽くオイルフィニッシュしたらクルマへ組んでしまいましょう。

手っ取り早くTRU-OIL

上手くすっぽりと収まっていい感じ。狙ってましたがぴったりです。
iphoneを付けて試しましたが位置も角度もバッチリ。

縦向けはマグネットだけで保持
横向きはサポートされて安定

コレで狙い通りにlightningケーブルの寿命が伸びるか、しばらく使い続けてみることにします。

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