【DIY小ネタ】エアコン丸洗い
いよいよ梅雨が近づく中、部屋の湿気が気になり軽くエアコン付けてみたんです。そしたらクシャミが止まらない。というかアレルギーが出てる。しばらく何!?と悩んでたのですがどうもエアコンっぽい。気になって吹き出し口覗いて見たら、そこには恐ろしい光景が。
そう、カビが見えちゃったんです。
コレはもうどないかせなアカン。カビ根絶の為に洗剤使って丸洗いしてしまいましょう。
今やYoutubeに清掃手順は溢れてるので、見れば流れはすぐに理解出来るんですが、問題は自分の部屋の機種の例がないこと。もう15年は経ってる旧機種なので分解方法がわかんない。DAIKINのS22GTSS-Wって機種なんですけどね。仕方ないので適当にやってみましょう。
まずはフィルタ類を取り外した後に表のカバーとルーバーを外します。この機種はカバーもルーバーも動作する構造になってるんですが、カバーは左右の取付を内側に曲げると取れ、ルーバーは中央と左の支持軸を外してから右の駆動軸との嵌合を外す流れで取れました。
次に見えてる大きなカバーを外します。と言ってもネジ3本緩めて、上部の爪を外せばガバっと取れちゃいます。
普通のエアコンならこれでもう準備OKなのですが、この機種電撃ストリーマなる空気清浄機能が付いてます。これも取らないと掃除できません。
右のカバー開閉モータを留める1本のネジを外すとストリーマの配線コネクタを外すことが出来、次にストリーマを留めてるネジを外せば除去完了します。
ここまで来れば養生して水洗い掃除に挑めます。ゴミ袋を切り開いたものとマスカーを併用して部屋に汚水が滴ら無いよう養生します。あとは中性洗剤をいっぱい吹き付けたあと歯ブラシでゴシゴシ。そして水で洗剤と汚れを洗い流す流れ。
ここで昨今話題の一品をDAISOへ買い出しに。
コーラに付いてるコレ、手押しポンプで内圧掛けて水を噴射するスグレモノ。コレで洗剤と汚れを一気に流そうと言う訳です。
ここから容赦なく洗剤を熱交換器と送風ファンへ吹きかけて、歯ブラシで徹底的に掃除します。洗剤は中性洗剤で界面活性剤入ってりゃなんでもいいと思い、お風呂洗剤を希釈して使ってみました。
洗い終えたら高圧スプレーで汚れとカビと洗剤を洗い落とします。熱交換器側は殆どドレンパンを伝って屋外へ排出されるので、養生した下に流れ出るのは送風ファン側だけです。だけど廃液受けるバケツの中はこの通り。
真っ黒な汁がいくらでも出てきます。そりゃエアコン付けたらアレルギー出ちゃいますって。ひたすら水が綺麗になるまで水洗いを繰り返します。結局6Lは水洗いで使いました。
そして取り外した外装部品はお風呂でジャバジャバ。洗った後は風に当てて乾かします。
電撃ストリーマは水濡らすとヤバそうなので、別途アルコールで掃除しておきます。
室内機から水が垂れなくなったら養生を外し、タオルで軽く吹いた後扇風機の風を当てて各部をそこそこ乾かします。その後は組み立て直して動作確認。
無事に動作するのを確認、一安心。あとはエアコンの「内部クリーン」機能(要は暖房で内部を高温にする機能)を動作させて中をスッキリと乾燥させたら出来上がり。
吹き出す風も爽やかになってひと安心、これでまた安心して使い続けられそうです。
コストは高圧スプレーの110円、コレでスッキリできるのは先人達のおかげですね、ありがたや。
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