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【DIY工作】木のお皿の製作

木工旋盤を手に入れたので、端材を使ってDIYerらしく木工して遊んでみます。木工旋盤はズブの素人なので、図書を参考に慎重に作業しようと思います。

いい教科書、参考になります

材木屋さんから貰ってきた端材。ここからおおまかな形をまずはバンドソーで切り出します。

大きな木の小さい端材
250mm程度の直径へ切り出します

切り出すと樟脳みたいなツンとしたいい香り、この木は楠ですね。そしてコンパスの中心につけたバッテンを目印にフェイスプレートへ木ネジで取り付けます。こちらがお皿の凹側なのでネジ跡は最終的には無くなる事からしっかりと固定。

長さ20mmの木ネジで固定

そして旋盤に取り付けたら外周と底面の平面を出します。スピンドルガウジを使って削っちゃう。横木なので素人のぼくはドキドキです。

刃物台を削る面に添わせます

そして後でひっくり返してお皿を彫る時にチャックで掴む凹みを先に掘ります。チャックの最小径がφ52だったので凹みはφ53、深さ6mmとしてみました。

スピンドルガウジとスキューチゼルで凹を掘る

ここからはお皿の外形作り。スピンドルガウジでガンガンと削っていきます。この過程がとても好き、形作る楽しさに溢れていますね。

凄い樟脳の香りがします

形が出来たら紙やすりを当てて肌を整えます。とてもすべすべいい感じ。

#60から#240まで順に

ここで一度旋盤からワークを外し、スタンダードチャックを取り付けます。そしてフェイスプレートから外したワークをさっきと反対向きへ。

刃物台を上面に添わせたら手でくるくる。チャックで掴んだだけじゃ芯が振れているので木ハンマーでワークを軽く叩いて芯出しを行い振れを最小に抑えます。いい感じに収まったら次はいよいよお皿へ凹み付け。初めにお皿の高さまで上面を削って平面を出し、次に中をエグります。もうえげつない量の切り粉が床に溢れますが気にしない。時折掃除機を掛けながらガンガン削って行きます。

切り粉の掃除が大変

目指す深さまで切削出来たら内側も紙やすりで肌を整えます。

こちらも#240まで

ここからは楽しいオイルフィニッシュの時間。今回の仕上げはコレで行きます。

サンシックンドリンシードオイルですね。最近のお気に入りです。端切れに染み込ませたらゆっくり回転させたお皿に添わせて塗り込んでいきます。

あとはチャックから外し、裏面にもオイルを塗って完成。

初めてのお皿つくりでしたがいい感じ。作ってる時は工房に樟脳の香りが充満して凄いことになりましたが、出来たお皿にも楠特有の香りが。
しばらくして落ち着いたらこれだけでアロマ効果が得られそうです。

木工旋盤があると短時間で素敵なモノを作ることが出来て楽しいですね。木軸のボールペンなんかも作れるそうなのでいつか挑戦してみよっと。

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