【工具DIY】ギター塗装用スタンドの製作(豚の丸焼き台)
今回はBUTA-3製作記の中で少し触れたギター塗装用スタンドを紹介します。
ギターのボディを塗装する時って保持が大変。これまではネックポケットに木片を固定して上からぶら下げて塗装するか、木片を持って塗装していたんですけど、特にボディ側面をガンで狙って吹くのが難しい。底面なんてしゃがみ込んで吹くから自分まで塗料を被ってしまいます。
この時はちょうどぶた型のボディを作ってた事もあり、丸焼きの要領で塗装したら楽かなとスタンドを作ってみたのでご紹介。
素材は工房に転がってた端材を2つ、ひとつは□45の荒材かな、もうひとつは2x4材です。角棒は途中まで円筒に形を整えて、2x4へは上下にφ42穴をホールソーで開けます。
角棒から丸棒にする時は、端面に円を書いてバンドソーで多面体に切り出し、その後で角を丸めたらそれなりに加工できます。ジグなので適当でOK。
あとはかんなやのみで形を整え、穴にピッタリ入る様にすれば出来上がり。ちょっとだけテーパーにして一番奥まで入れると硬く噛み合う様にしています。
使い方は至って簡単。2x4の下の穴を使ってF型クランプで机に固定したら、ボディのネックポケットに固定した角棒を上の穴に通せば塗装用スタンドとして活用出来ます。
木同士の嵌合なので、程よい抵抗で好きな角度で止まります。回す時は丸棒部を持って捻ればOK。
しかもこれ、軸を引っこ抜いて反対向けでも使えるんですよね。
棒の丸側端に穴が開いてあるのは塗装後に紐でぶら下げておくための穴です。これも便利。
単純ですが劇的に作業効率向上しますよ、是非!
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