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【楽器製作】○○casterの製作⑪(ネック手直しと指板作成)

最近違うギター作って遊んだりしてたのには訳がありまして。実はネック、別のとこも失敗しちゃってたのがその理由。トラスロッドのネジとネックの穴位置が上下にズレててカッコ悪い。コレでやる気が失せてしばらく放置してたんですね。

ところで話は変わりますが、この週末ウチの工房へギター製作仲間が遊びに来てくれたんです。

真ん中が奇才の作品

同好の仲間と話すと刺激いっぱい貰う事が出来るんですよね、俄然やる気が出てきたので止まってた作業を進めようと思います。

今度は慎重に、しっかりとネックの穴位置を決めてからジグを使って穴を開け直して行きます。

適当に見えて慎重な治具
止まり穴での拡大は一発勝負
φ15の木栓を入れてタイトボンドで接着
上下左右からクランプしちゃう

拡大した穴に旋盤で作った木栓を差し込んで穴を埋めてしまいます。
接着剤が乾いたら不要な部分を切り落とし、今度こそ正しい位置に穴を開け直しましょう。

このノコはホント便利
スパッと切っちゃう
治具を改造し今度はφ9の穴へ
強引な外科手術
少しドレメルで修正
チリが合った!

コレでやっとリカバリー完了、ようやく前を向いて作業を進められます。

指板は手持ちのパドック、今回もムスメのアコギ同様白太混じりの構成で行きます。ドラムサンダで厚みを出したらCADで描いたスケールを両面テープで貼り付け、フレット溝を掘って行きます。

ドラムサンダ直後の発色綺麗
CAD図を貼り付けます
いつもの光景
いいかんじ
ポジション位置をけがきます

別途用意してたポジションマーク代わりの木栓と径を合わせてφ6の穴を開けたら、木栓を貼り合わせていきます。

13Fへはもう打たない
針でタイトボンドを塗り付ける
机ごとクランプして平面を維持します

接着剤が乾いたら出っ張った部分をのことカンナで整えて指板は出来上がり。

でべそになってる
このノコは使い易い
出っ張り除いてスッキリ
変なことしてるのデス

次回はネックのアセンブリと外形の整形ですね。少しずつ進めて行きましょう!

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