くぼたか史 おまけ(資料公開)

ぼくは今の家に引っ越す前からくぼたか史を書いたり自分の人生を見つめ直したりすると決めていたので、引っ越しの際に昔書いた作文などの資料をたくさん持ってきました。

それらは当初はくぼたか史を書く前に見る気だったのですが、カウンセリングの時にめんたねさんのそのことを話したら、「見ない方がいいよ。いま残っている記憶がどういうものかというのを考えるのが大事だから」と言われたので控えていました。

でもさっき中学校編まで書き終わったので、「もういいか。忘れていた記憶も見ておきたいな」と思って今読んでみました。そしたら面白いのが結構あったので、おまけとして公開します!

(タイトルの横に書いてある学年は、幅がある場合は予想を書いています)


夏 (1〜3年生)

おまけ1

字の下手さからしてこれが小学生の時に書いた一番古い文章だと思います。普通に「ふ〜ん」と読んでいたら最後にオチがあって声を出して笑ってしまいました。「自然にツッコミどころを作る才能」はこの時からあったのでしょうか。でも小学生って結構こんなものかもしれません。



かわる夢 (1〜3年生)

おまけ2

先生のコメントを見て初めて思い出したのですが、ぼくは音読が好きで得意でした。これを忘れていたことには何か意味があるんですかね。

「お金もいっぱいもらえるからです」と素直に願望を口に出す性質はこの頃からあったみたいです。

6年生の時には地球温暖化を止めるとか壮大な夢を実現できると信じるようになるのに、この頃は「勝てるはずがない」などと現実的に考えて諦めてるんですね。普通は低学年の時は根拠もなく大きな夢を実現できると信じて、成長するにつれ現実を知って夢を小さくしていくのに、逆なのが奇妙なところです。

そして、最後に「でも1ヶ月くらいたてばまた変わると思います」と言っているのはすごく賢いですよね。「今の自分はこう思っているけど、これまでの傾向から考えるときっとこうなるだろう」と俯瞰的に考えられている。なのになんで20年後に「今まではバズらなかったけど今月こそバズる」と毎月言うようになってしまったのでしょうか。

やはり気が大きくなって変わった思考をするようになったのは小学校の高学年以降で、それまでのぼくは結構普通だったみたいですね。

……と書いてから気づいたんですが、これよく見たら「夢」を漢字で書いてますね。調べてみたら「夢」は5年生で習う漢字らしいので、これを書いたのも5年生……? でもそれにしては字も内容も稚拙すぎるので、たぶん「夢」という漢字は習う前に知ってたんでしょうね。

コメントをしてくださっている先生が全員同じぐらい字が上手いことが推測を難しくしています。

(1枚の作文からずいぶん色々なプロファイリングができて面白いです)



落ちた試験 (3〜6年生)

おまけ3-1

おまけ3-2

先生のコメントの通りですね。小学生なのに普通に上手くて自分で驚きました。あとタイトルもなかなかセンスがあると思います。

(さっきから自画自賛してますが、ふざけているのではなくて真面目に分析して率直な感想を言いたいだけです)



学芸会 (4〜6年生)

おまけ4

「これでぼくが忘れたんじゃないということが明らかになってほっとしましたが」

「誤解されたくない!」という強い思いがこの時からあったんだなと思って笑ってしまいました。



塾の作文 ​ (5〜6年生)

おまけ5

興味を持たせる書き方をしたり情緒的に書いたりすることは得意でも、技術的なことは普通に苦手だったということがよく分かる1枚ですね。先生の指摘が非常に的確で感心させられます。



体育祭 (中学1年)

ep14で書いた臼井くんとのエピソードですね。

おまけ6-1

おまけ6-2

おまけ6-3

ぼくはこのエピソードを作文に書いたということは覚えていて、だからポジティブな感じで終わったという認識はあったのですが、ぼくが「手を抜かれて勝ったって嬉しくないよ」と言った後のことは覚えていませんでした。ep14では想像で「仲良くしゃべった」と書きましたが、実際には「ぼくは手抜きチャーハンが好きだ」と言われて背を向けてたんですね。これぐらいの記憶の相違は他のエピソードにも普通にあると思ってください。

しかし「ぼくは手抜きチャーハンが好きだ」は面白すぎる……臼井くん……。



さて、ここからは日記です。


河口湖 (中学2年)

おまけ7-1

感謝されなくて不満に思う、自分ばかり責められると不公平感を抱く、キレそうになる、心配してもらって嬉しくなる、「見直した」と上から目線、リタイアする、と短い文章にぼくらしい要素がてんこ盛りで爆笑してしまいました。



掃除 (中学3年)

おまけ8

これは宮内先生ですね。完全に忘れていた記憶ですが、「自分マジでいいやつやん」と思いました。



卓球会館 (中学3年)

おまけ10

家の近くに卓球会館があって、中学生の時は友達と何度もそこで遊んでいました。上履きがないと入れないというルールがあったのですが、この日記に書いたように友達が上履きがないのにあるように見せて騙して中に入り、ぼくもそれに加担してしまったんですね。

正直それぐらい気にしなくていいじゃんと今は思うのですが、なぜかぼくはそうして嘘をついたことが異常に気になって、後日勇気を出して1人で謝りに行きました。受付の人は一応「わざわざ本当のこと言ってくれてありがとう」と言ってくれましたが、「そんなことなんでわざわざ言いに来たんだ?」みたいな顔をして戸惑っていたような気がします。

ぼくがそういう行動をしたのは、ONE PIECEや銀魂の影響を色濃く受けていたからです。どちらも「自分の信念を曲げずに生きる」ということを非常に大事にしている作品であり、「嘘をついて卓球会館に入ったことを謝らずに済ます」ということをしたら自分の信念が折れてしまう気がしました。

川端を殴ることはできなかった(もちろん殴れなくてよかったと今は思っています)ですが、こういう面においてはルフィや銀さんのような生き方を真似できていたみたいです。


以上です!

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