志望校を下げることについて

この記事を開いていただきありがとうございます。今回の記事では、志望校を変更することについて、まとめていきたいと思います。模試の返却時などに、多くの方の頭をよぎる選択だと思います。その際の決断の1つの参考になれたら嬉しく思います。



志望校を下げるきっかけ

志望校を下げよう…と思うことは受験生なら誰しも1度はあると思います。受験勉強を始めた頃から、どうしても叶えたかった目標に向かって走っていたのに、模試の返却日には、その距離が全く縮まっていないように思えたりすることが、きっかけだと思います。私も、現役生の時、浪人生の時ともに、最初に目標とした大学を受験できていません。2回の受験生の時は、ともに12月に志望校を変更しました。この章では、志望校を下げることになる具体的なきっかけを書き出していきます

①模試の判定が低い

大半の方がこのパターンだと思います。私も12月の半ばに返却された冠模試をもとに志望校を変更しました。私は、浪人生だったこともあり、すぐに志望校を変更しました。

②仕上がりそうにない科目がある

大学によって入試に必要な科目や、科目ごとの配点が違うので、理科が入試までに仕上がらなそうだから、理科の配点の低い大学に志望校を変更しよう、という事態が考えられます。


③共通テストで思うような点が取れなかった

共通テストを受けて志望校を変更する人は、かなり多いです。それは、思ったより点数が取れたから、よりレベルの高い大学に出願するということも、あります。ですが、大半の人は、ボーダーに乗ってないから志望校を下げようという流れになります。

志望校を下げることのメリット

①一次的に不安から逃れられる

受験生は、何度も不安に襲われると思います。E判定が続けば、これまでの勉強に意味がなかったのではないか、現役生であれば、このままでは浪人することになるかも…など
しかし、合格可能性の高いところへ志望校を変更すれば、そんな悩みを考えなくて良くなります。一次的に楽になれます。

②時間を無駄にしなくて済む可能性が高まる

例えば、理系の学生が志望校を東大/京大などから他の大学へ変更する場合、国語の2次試験の対策をしなくて良くなります。文系の学生も東大から他の大学へ志望校を変更する場合、2次試験対策の社会は1科目で良くなるなどです。大学受験対策に使える時間は限られているので、時間は無駄にしたくないため、よく考えた決断が必要になります。

志望校を下げることのデメリット

①モチベーションが下がることがある

メリットの①に、不安から逃れられると書きましたが、これが結果としてモチベーションの低下につながることがあります。ここで、小学生の頃の夏休み最終日を考えてみましょう。あなたが、計画性のある真面目くんでなければ、多くの宿題に追われていたはずです。

それは、宿題を終わらせなければならない、という危機感が生じるためです。これを大学受験に当てはめてみましょう。

志望校を変更した途端に、危機感はなくなり、今日は頑張らなくてもいいだろうと、あたかも夏休み初日のありふれた小学生と同じ状態になるのではないでしょうか。

②大学入学後に後悔することがある

私の個人的な意見になりますが、挑戦しなかった後悔を克服するのはとても難しいです。挑戦したがうまくいかなかった結果を受け入れる方が、よっぽど簡単です。やらずに講師会するより、やって後悔した方がいいなんて言葉もありますしね。

いつがいいのか

個人的におすすめな戦略は、共通テストが終わるまで志望校は変えないということです。(全ての人にお勧めするわけではなく、例えば、共通テストの配点が0の東工大志望の受験生は、共通テスト後に志望校を下げることになると、かなり志望校のレベルを下げることになる可能性が高いです。)

なぜなら、2次試験の開始時刻まで学力は伸び続けます。しかし、大手の模試は最終回が11月や12月のため、入試当日には、自分の合格可能性が大きく変わっていることがあります。というのも、学力が上がるタイミングは人それぞれなためです。

後悔しないためにも、共通テスト後の出願のタイミングまでは、志望校を変えないという決断が個人的には、一番後悔が少ない決断になるんじゃないかと思います。


最後に

今回は、志望校を変えるきっかけと、そのメリットデメリットについて書いてみました。

このような悩みを受験生は多く抱えていると思います。また、浪人生で大手予備校に通っている学生は、個人の悩みを打ち明けて、アドバイスを求める存在が少ないと思います。そのような受験生に向けて、難関大生の専属コーチを見つけることのできるサービスを運営しています。月額5,000円でLINEで何度でも、どんな質問でも相談できます。専属コーチは固定制のため、受験結果が出揃うその日まで、あなたの悩みをすぐに解決できるように、協力します。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。









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