謎が解けた❗️?

4月8日は、お花まつりでした。

お釈迦様の誕生日として、日本では、各寺院で、にぎやかに法要が行われたりします。

天と地を指差した、子供のお釈迦様のお姿に、甘茶をかけて、お参りした事がある方もいる事でしょう。

かくいう私は、一昨日からお葬儀を頼まれて、外に出ておりました。

この度、ご依頼頂いた葬儀社の会館に早めに向かい、控え室に案内して頂いて、時間まで、様々に準備をしながら待たせて頂くのですが、

今回、長年の疑問がひとつ解決したのと、その事で大きな衝撃を受ける事になりました‼️😅。

控え室に案内して下さったスタッフの方が、

「今までは、ブラウン管テレビだったのですが、やっと新しく、薄型のテレビになりました😄。」

と仰る。

何度もその会館の控え室に通して頂いて、テレビがあった事は何となくわかっていたけれど、

ブラウン管テレビだった事には、全く気付いていませんでした😅。

だいたい、どこの葬儀社さんの会館の控え室にも、テレビはあるのですが、いまだかつてテレビを点けて見た事がない…。

控え室にいる間は、法要の準備や、お勤めの後、どんなお話をしようか等、やる事があるので、だいたいテレビを見ている時間などないのが本当のところで、

何故テレビが置いてあるのかが、ずっと不思議でした。

誰が見るのだろう。

親切に置いていてくれているのか、或いは、ご遺族の方が泊まることもあるのかな?

なんて考えていたのですが、

お葬儀が全て終わった後、事務所に顔を出して、「お世話になりました‼️」とご挨拶にお邪魔すると、お茶を出して下さって、お葬儀の反省会?というか、様々にお話をしている中で、

「先程、テレビが新しくなった事を聞きましたが、全く気付きませんでした😅。たくさんお寺さんも来られる事でしょうが、どなたが見るんですか?」

と尋ねてみると、

「葬儀で来たお坊さんが見る」との事で、しかも、

「テレビを見ないお坊さんの方が珍しい‼️」との事でした。

それだけならばまだしも、番組が終わらないから、時間になっても立たないお坊さんも多い😱、という事でした。

待たせるんだそうです、お葬儀に来られている方を。

テレビを見ちゃいけない事はないのですが、その話を伺って、文字通り

開いた口が塞がりませんでした😨。

別に他のお坊さんやお寺さんの悪口を話していたわけではなかったのですが、一台のテレビから、自分の知らない話へと移っていって、葬儀をしなければならない方と、引導を渡す役目のお坊さんの間に立って、本来ならしなくてもいい気配りをしなければならない葬儀社の方々のご苦労を垣間見て、改めて背筋が伸びた今日でした。

お葬儀といえば、当然「お布施」もお預かりするわけですが、枕経、お通夜、葬儀と、だいたい3日くらいの流れの中で、1日の拘束時間としても、長くて1時間程度でしょうか。

時給に換算したら、メチャクチャ高い事になります。

毎日のようにあるわけではないのですが、決して安くはない、皆さんの思いのこもったお布施を手にした時、その額に見合った葬儀が出来るか…、そこが一番、自分にとって怖いところです。

今回も、お通夜の時にお布施をお持ち頂きましたが、しっかりと領収書を差し上げました。

やはりこの度も、お布施を手にした時、正直怖かったです。

皆さんの思いにお応えできる、そんな法要にする為に、最大限の努力をしなければ…。

そんな気持ちで今回もやらせて頂きましたが…。

お寺離れが叫ばれて久しいこの頃、今まで通りに行くなんて、思ってる方がおかしい😠😠😠。

もっともっともっと‼️。

現実を見ていかないと、ドンドン世の中に置いていかれると思いました。

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