![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145179273/rectangle_large_type_2_6575892baf860f7d18af431b54695fc2.jpeg?width=800)
変化が起きるまちは何が違うのか?〜4つのまちに学ぶ、公民連携とエリアリノベーション
国内外100を超える自治体でチャレンジを続けてきたリノベーションまちづくり。今年は「変化が起きるまち」にスポットを当てて、4つの先進事例をオンラインイベントで取り上げるとともに、戦略ワークショップを実施。先進事例として取り上げる2自治体では1day視察ツアー(各5都市限定)も行います。
インプットとアウトプットの機会をぎゅっと詰めたプログラムになっています。次年度以降のそれぞれのまちの戦略を練る機会としてぜひご活用ください。
【STEP1:現在進行形のチャレンジから学ぶ(LECTURE)】
みどり市
「一人の想いが火をつけた、人口5万人の小さなまちの公民連携」
7/22(月)14:00-15:00
![](https://assets.st-note.com/img/1719458523272-uZJaP99cEO.jpg?width=800)
2006年に2町1村が合併して発足した、群馬県みどり市。かつては足尾銅山の発展と共に賑わいを見せた宿場町は、その後縮退の一途をたどりましたが、ここに来て新たな動きを見せはじめています。
当初、担当者も「うちのまちにはプレーヤーがいない」と漏らしていましたが、約2年かけて、プレーヤーを発掘するとともに、丁寧に関係構築。1人の担当者の想いが次々とまちの人たちに火をつけ、みどり市では部署の垣根を超えた連携もはじまっています。今年度リノベーションスクール初開催となり、今まさに脱皮するその瞬間を迎えている、みどり市のリノベーションまちづくり。みどり市の事例を通じて「自分のまちも変われる」ことを体感いただけたら嬉しいです。
本レクチャーでは3人の歴代担当者と1人の民間プレーヤーが登壇、それぞれの立場から、まちの変化のプロセスについてお話いただきます。
<ゲストスピーカー>
・石坂 克広(みどり市 教育委員会)
・須永 正樹 (みどり市 観光課)
・櫻井 駿(みどり市 観光課)
・富所 哲平(暮らしづくり会社いろといろ)
<ナビゲーター>
・福島 正・中島 明(リノベリング)
お申込みはこちら。
岡崎市
「中心市街地を再生させた、QURUWA戦略と人が主役のまちづくり」
7/25(木)14:00-15:00
![](https://assets.st-note.com/img/1719458576948-gwqUhtErZp.jpg?width=800)
古くは江戸時代から、西三河有数の商業地として栄えた愛知県岡崎市。1990年代にロードサイドに大型店が台頭し、2000年に入ってから空洞化がどんどん進んだその中心市街地が、今、再生の一途を辿っています。
中心部に位置する公共空間のそれぞれを「Q」の字で結んだエリアを「QURUWA」と名付け、今ある資産を活用して都市・地域経営課題を解決するリノベーションまちづくりの視点を取り入れ、「QURUWA戦略」を2018年に始動。籠田公園や中央緑道などの再整備に合わせて、市民の様々なチャレンジを促すそのプロセスは、商店街の空き店舗で民間プレーヤーのさまざまなチャレンジと共に、新たな自治会の連合会の設立と参画を生み出しました。大きなリノベーション(質の高い公共空間の再整備)と小さなリノベーション(周辺の空き店舗活用)その両方を進めてきたからこそ実現できるまちづくりがある。岡崎市のリノベーションまちづくりには、これからの時代のまちづくりのヒントがあります。
本レクチャーでは、長らくこのQURUWA戦略を担当してきた中川 健太さんに、まちなかで様々な”トライ”を重ねている3人の民間プレーヤーのみなさんにお話をお伺いします。
<ゲストスピーカー>
・中川 健太(岡崎市 まちづくり推進課)
・筒井 健(7町・広域連合会)
・飯田 圭(Micro Hotel ANGLE)
・畑 克敏(studio36一級建築士事務所、南康生家守舎)
<ナビゲーター>
・酒井 良(リノベリング)
お申込みはこちら。
姫路市
「ウォーカブル戦略を支える、2つの家守のエリアリノベーション」
7/29(月)14:00-15:00
![](https://assets.st-note.com/img/1719458586054-x43IEfG1DO.jpg?width=800)
全国各地で広がるウォーカブルなまちづくり。しかし、絵は描いてもなかなかその先へと進めない自治体が多い中で、兵庫県姫路市は一つの先進事例として注目を集めています。「公共空間利活用の仕組みづくり」や「全国初となるほこみち制度の活用」も注目を集めていますが、そこには、エリア価値の向上を目指して、空き家再生や事業承継などに取り組み、新たなコンテンツを生み出してきた民間チームの存在があります。
駅西エリアでは、金物店を事業承継した夫婦を含む運営チームが朝市を立ち上げ次なる展開に向けて動いている他、空き店舗を活用した子供向けコンテンツもスタート。この2〜3年で一気に動きが出始めています。
また、そんな動きとは別に、表通りである大手前通り周辺では、コワーキングスペースやローカルブリュワリーが立ち上がり、地域課題の解決や地域資源の活用の動きもこれまで起きてきました。
リノベーションまちづくりに取り組み変化が起きるまちには、パブリックマインドを持ち合わせながら、事業をつくる、家守的な存在が欠かせません。
本レクチャーでは駅西エリア・大手前通りの2つのエリアでチャレンジを積み重ねてきた3人の民間プレーヤーと、行政担当者1人が登壇。公と民のそれぞれの動きとその接点についてお話しいただく予定です。
<ゲストスピーカー>
・坂元 洋介(姫路市 産業振興課)
・三木 健司(神姫バス)
・土田 由里(蒲田商店)
・梶原 伸介 (コガネブリュワリー)
<ナビゲーター>
・土田 昌平 (リノベリング)
お申込みはこちら。
花巻市
「民間プレーヤーの連帯でつくる、百貨店閉店後のまちの未来」
8/1(木)14:00-15:00
![](https://assets.st-note.com/img/1719458594897-4OHfF0RxMo.jpg?width=800)
全国各地で人口減少が進む中、百貨店やスーパーの閉店のニュースはもう珍しいことではなくなってきました。岩手県第4の都市・花巻市(人口約9万人)のマルカン百貨店が惜しまれながら閉店したのは2016年6月のこと。2017年2月に年間36万人の人たちを集めてきた「マルカン大食堂」(6F)の再オープンからはじまったその再生プロジェクトは、2018年12月に「DPRTMENT SKATE SHOP&PAR」(B1F)、2020年7月に「花巻おもちゃ美術館」(2F)がオープン。立地適正化計画を視野にして進めてきた花巻市のまちなか政策は、元百貨店の再生のみに留まらず、花巻中央広場などの公共施設整備と共に、周辺エリアにブルワリーやカフェ、土産店や福祉施設など、次々と民間プレーヤー主導の新たなコンテンツを生み出し、百貨店閉店後の花巻市のまちなかに新たなチャレンジと暮らしの選択肢を増やしてきました。
百貨店が閉店する街にも未来があることを確実に示してくれている花巻市のその取り組み。本レクチャーでは、行政担当者1人と民間プレーヤー3人にその取り組みについてお話しいただきます。
<ゲストスピーカー>
・伊藤 ケイ子(花巻市)
・小友 康広(上町家守舎、花巻家守舎)
・高橋 亮(トルクスト)
・照井 智子(エンドウ花店、ココ・タベルバ・ラパン)
<ナビゲーター>
・中島 明(リノベリング)
【STEP2:課題を整理し、未来戦略を練る(WORKSHOP)】
詳細は、確定し次第こちらでご案内します。
オンラインWS 8月下旬
オフラインWS & 視察ツアー@姫路市 8月下旬~9月上旬
オフラインWS & 視察ツアー@岡崎市 8月下旬~9月上旬
※参加費:有料(オンラインWSは無料)
※各5都市限定(オンラインWSは応募者数により追加開催あり)