5月にスタートしたオンライン講座「民間の力を引き出す 公民連携の仕組み」シリーズ。公民連携のパイオニアたちから心構えを学ぶ前編に続き、後編では各分野の実践者をお迎えして事例を掘り下げ、公民連携の可能性を探っていきます!
今回のテーマは「リサイクル&エネルギー」。
14回連続リサイクル率日本一の鹿児島県大崎町と合作株式会社の事例に迫ります。
大崎町のリサイクル率は83%。日本の平均リサイクル率が約20%に対して驚異的な高さです。そもそもなぜ大崎町がリサイクル率日本一になったのか。
それは、地域の将来を考えて「焼却炉を持たない」という選択を過去にしたことがきっかけでした。焼却炉は、補助金を使って建てることはできても、人口1万3000人という小さな町が高額な維持費を払って運営していくのは難しいこと。
「焼却炉は将来的に負担が将来的に残るから、将来世代に残すのはよくない」
「ゴミの減量化を務めることで、行政コストを抑えた方がいいのではないか」
そんな議論の末、焼却炉を「持たない」ことを選択した大崎町。埋め立てできる場所も限られている中で、ゴミを減らすこと、リサイクル率を高めていくことは必然だったのです。
その大崎町がどのようにゴミを処理して、リサイクル率を高めているのか。
さらにはサーキュレーターエコノミーをテーマに、国内外の大企業を含む様々な民間とパートナーシップを組んで、プロジェクトに取り組んでいるのか。
ゲストは、大崎町の公民連携コーディネートを担う団体(大崎町SDGs推進協議会)の業務執行責任者である齊藤 智彦さん(合作株式会社 代表取締役)。大崎町の取組みに共感して移住・起業し、公民連携の仕組みづくり・体制づくりから、地域プロジェクトの企画やPR支援、企業版ふるさと納税活用支援等を行う齊藤さんと共に、大崎町のリサイクル・エネルギー事情と公民連携の可能性について考えていきます!
登壇者
◆齊藤 智彦:合作株式会社 代表取締役
◆洞口文人:L・P・D architect office / (株)L・P・D 代表取締役 CEO / NPO法人自治経営 副理事長
◆水上幸子: (株)リノベリング取締役 / NPO法人自治経営 副理事長 / (一社)HEAD研究会理事
開催日程
12月5日(火)13:30〜15:00
*第一部 13:30~14:30 レクチャー&トークセッション
第二部 14:30~15:00 交流会
*アーカイブは、前半1時間のレクチャー&トークセッションのみ
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