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【開催終了】官民連携まちづくり塾〜ウォーカブルシティ実践編(2021年度)

※本スクールは終了しています。以下の募集要項に記載の地域情報や講師プロフィール等は、募集時点のものです。

政策立案と具現化のためのオンライン集中研修

「官民連携まちづくり塾〜ウォーカブルシティ実践編〜」では国土交通省が呼びかけを行っている「ウォーカブル政策」にフォーカスしたプログラムです。ウォーカブルシティにより人々を街で歩かせることは、手段であり目的ではありません。本来の目的は都市の価値や生産性、クリエイティビティを向上させることにあります。

今年度は、より実践に近い内容のEラーニングでリサーチから実行までの方法論を学びながら、講師陣との相談会を通じてウォーカブルであることの本来の目的を多角的に整理し、オリジナリティと実効性の高い政策立案を自らの自治体へ実装することを目指します。


主催:株式会社リノベリング

※本研修プログラムは、国土交通省「官民連携まちなか再生推進事業」における啓発事業支援を受けて実施しています。

ライブアクター

Eラーニング、Web相談会・講評会
清水 義次
(株)リノベリング 代表取締役
1949年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。
マーケティング・コンサルタント会社を経て、1992年、株式会社アフタヌーンソサエティ設立。都市生活者の潜在意識の変化に根ざした建築のプロデュース、プロジェクトマネジメント、都市・地域再生プロデュースを行う。
主なプロジェクトとして、東京都千代田区神田RENプロジェクト、CET(セントラルイースト東京)、旧千代田区立練成中学校をアートセンターに変えた3331 Arts Chiyoda、旧四谷第五小学校を民間企業の東京本社に変えた新宿歌舞伎町喜兵衛プロジェクトなどがある。
地方都市においても、北九州市小倉家守プロジェクト、岩手県紫波町オガールプロジェクトなどで、民間のみならず公共の遊休不動産を活用しエリア価値を向上させるリノベーションまちづくり事業をプロデュースしている。

Eラーニング、Web相談会・講評会
西村 浩

(株)リノベリング アドバイザー / (株)ワークヴィジョンズ 代表取締役

1967年佐賀市生まれ/東京大学工学部土木工学科卒業、同大学院工学系研究科修士課程修了後、1999年ワークヴィジョンズ一級建築士事務所(東京都品川区)を設立。土木出身ながら建築の世界で独立し、現在は、建築・リノベーション・土木分野のデザインに加えて、全国各地の都市再生戦略の立案にも取り組む。2014年には佐賀市呉服元町に同社佐賀オフィス兼シェアオフィス「COTOCO215」を構え、2020年にはベーグル専門店「MOMs’ Bagel」の事業主となり、マイクロデベロッパーとしても佐賀のまちづくりにも取り組んでいる。
日本建築学会賞(作品)、土木学会デザイン賞、BCS賞、ブルネル賞、アルカシア建築賞、公共建築賞 他多数受賞。2009年に竣工した、北海道岩見沢市の「岩見沢複合駅舎」は、2009年度グッドデザイン賞大賞を受賞。

Eラーニング、Web相談会・講評会
馬場 正尊

(株)リノベリング アドバイザー / (株)オープン・エー 代表取締役

1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂で博覧会やショールームの企画などに従事。その後、早稲田大学博士課程に復学。雑誌『A』の編集長を経て、2002年OpenA Ltd.を設立。建築設計、都市計画、執筆などを行う。同時期に「東京R不動産」を始める。2008年より東北芸術工科大学准教授、2016年より同大学教授。建築の近作として「Reビル事業」(2014-)「佐賀県柳町歴史地区再生」(2015)、「Shibamata FU-TEN」、「Under Construction」(2017)など。近著に『エリアリノベーション 変化の構造とローカライズ』(学芸出版,2016)、『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』(学芸出版,2017)がある。

Eラーニング
島原 万丈

(株)LIFULL LIFULL HOME’S総研 所長

1989年株式会社リクルート入社。グループ内外のクライアントのマーケティングリサーチおよびマーケティング戦略策定に携わる。2005年よりリクルート住宅総研へ移り、ユーザー目線での住宅市場の調査研究と提言活動に従事。2013年3月リクルートを退社、同年7月株式会社LIFULL(旧株式会社ネクスト)でLIFULL HOME’S総研所長に就任し、2014年『STOCK & RENOVATION 2014』、2015年『Sensuous City [官能都市] 』、2017年『寛容社会 多文化共生のための〈住〉ができること』、2018年『住宅幸福論Episode1 住まいの幸福を疑え』、2019年『住宅幸福論Episode2 幸福の国の住まい方』、2020年『住宅幸福論 Episode3 lonely happy liberties ひとり暮らしの時代』を発表。主な著書に『本当に住んで幸せな街 全国官能都市ランキング』(光文社新書)がある。

Eラーニング
渡邉 浩司
国土交通省 大臣官房技術審議官(都市局担当)、日本大学客員教授、博士(工学)

1962年生まれ。東京大学工学部卒業。1985年、旧建設省に入省。国や地方公共団体で主に都市計画・都市整備分野の業務に従事。2014年から豊島区副区長としてリノベーションまちづくり、南池袋公園整備やグリーン大通り利活用に携わる。国土交通省都市局街路交通施設課長、同市街地整備課長を経て2020年から現職。豊島区等での経験を踏まえ、ウォーカブルなまちづくりの推進に取り組んでいる。

Eラーニング
町田 誠

横浜市立大学大学院客員教授、国土交通省PPPサポーター、(一財)地域総合整備財団公民連携アドバイザー

1982年建設省。国土交通省、国土庁等勤務の他、2000年国際園芸・造園博覧会ジャパンフローラ2000、2005年日本国際博覧会(愛知万博)、2012年全国都市緑化フェアTOKYO GREEN2012等の大型イベントにおいて、会場整備、コンテンツのプロモート等に携わる。さいたま市技監、東京都建設局公園緑地部長、国土交通省都市局公園緑地・景観課緑地環境室長、公園緑地・景観課長などを歴任。2018年国土交通省退職。2021年一般財団法人公園財団常務理事。

Eラーニング
中川 健太
岡崎市役所 都市施設課 QURUWA戦略係長


1981年三重県伊勢市生まれ。
2003年度:技術職員(土木)として岡崎市役所入庁。
2003-07年度:水道局工務課で上水道管の維持管理を担当。
2008-12年度:河川課で中小河川や排水路の設計、維持管理を担当。
これまでの経験が公共空間活用の際に必須の管理者協議に活かされる。
2013年度~現在:QURUWAのまちづくりに携わる。立ち上げ当初から関わっている唯一の職員。
2017年度に公民連携プロフェッショナルスクール(現:都市経営プロフェッショナルスクール)修了。その成果としてプライベートでは、庁内べんきょう会、若手の発掘や育成を実践。QURUWAをフィールドに日常的にまちを見ながらRUNを楽しむ。

Eラーニング
能登 義次
糸魚川市役所 産業部 都市政策課 復興推進係 主査

1976年新潟県旧能生町生まれ
1995年事務職員として旧能生町に採用
1995年-1997年 公営温泉宿泊施設で経理、フロント業務などを担当
1998年-2000年 スキー場、ショートゴルフ場開発の観光振興などを担当
2001年-2009年 教育委員会生涯学習課で社会教育、スポーツ振興などを担当
2005年     糸魚川市、能生町、青海町が市町村合併して、(新)糸魚川市が誕生
2010年-2014年 企画財政課で、農家レストラン開業支援などの地域振興業務を担当
2015年-2016年 企画定住課で、空き家バンク等の移住定住促進業務を担当
2016年12月   糸魚川市駅北大火が発災
2017年-2021年 都市政策課(前 復興推進課)で、駅北大火の復旧、復興事業を担当


開催概要

<プログラム内容>

①Eラーニング基礎編(2020年度の官民連携まちづくり塾で提供した4本の動画)

②Eラーニング実践編(2021年度の新規に収録した4本の動画)

③2回の個別相談会

④KPI講評会

※個別相談会の受講…政策案に対し講師がアドバイスを行います。(チームごとに個別実施)

※Eラーニングのみの受講も可能です。


Eラーニング①
※2020年度のまちづくり塾を受講していない方は必ず受講してください
Lecture 1 「ウォーカブルシティで目指すものは何か」 清水義次
Lecture 2 「動的平衡を楽しむ都市計画 -ゾーニングからウォーカブルへ-」 西村浩
Lecture 3 「社会関係資本あってこそのウォーカブル -南池袋公園とグリーン大通りにおける実践-」 青木純 + 馬場正尊
Lecture 4 「ウォーカブルが実践すべき適切なKPIについて考える」 島原万丈 + 馬場正尊

Eラーニング②
Lecture 5 「総評 ウォーカブルが目指すもの」 清水義次
Lecture 6「QURUWA PUBLIC LIFE~これまでとこれから~」 中川健太+清水義次
Lecture 7「何を目的として国はウォーカブルやパークPFIを始めたのか」 渡邉浩司+町田誠+馬場正尊
Lecture 8「糸魚川大火からのヒトコト先導型エリア再生とウォーカブル」 能登義次+西村浩

受講申し込み

<対象>

① ウォーカブルシティに関心のある都市再生推進法人・まちづくり関連団体・民間プレイヤー

② ウォーカブルシティ(エリア)を推進する行政職員(※)

③ 昨年度、本プログラムに参加したチーム

●Eラーニング  : いずれも個人での応募とする。

●相談会・講評会: 募集対象②・③を主体とする。

※相談会・講評会への参加条件:

・3名〜5名の部署横断チームでの参加(選考あり) (ウォーカブル実現に向けては、都市やエリアが抱える課題、エリアの将来ビジョンによって、関連する部署の担当者がチームとなって検討し、連携を図りながら推進していく必要があるため。) 検討の進捗状況等により、都市再生推進法人・まちづくり関連団体・民間プレーヤーも含める。 ・首長への政策提言を前提とする。


<参加費>

無料