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♯1【無料アーカイブ】その地域課題、まだ行政だけで解決しようと思っていませんか?(民間の力を引き出す公民連携のしくみ①)

※本イベントは終了しています。アーカイブは無料でご覧いただけます。
以下イベント・講師プロフィール等の情報はイベント告知時点のものです。

リノベリング×NPO法人自治経営による【民間の力を引き出す公民連携のしくみ】シリーズ第一弾!

「その地域課題、まだ行政だけで解決しようと思っていませんか?」


「公民連携」にこんな誤解はありませんか?
・「公民連携」はまちづくり系にだけ関係がある話
・行政側である程度お膳立てしたらあとは民間に手放して任せればいい
「公民連携」とは、自治体と民間事業者等が連携して公共サービスの提供を行うしくみです。人口縮退局面のいま、地域課題に行政側だけで人員や資金を投じて立ち向かうには限界があり、課題解決の手段として「公民連携」のしくみを取り入れる自治体は多く、成果事例も全国でみられています。
一方で「公民連携」に対する認識や理解が少し間違って伝わっているのではないだろうか、と考え、今回のイベントを企画しました。
最大の誤解は、「公民連携」はまちづくり系にだけ関係がある、と思われてしまっていることです。言い方を変えると、行政のなかで教育、福祉、子育て、環境etc「公民連携」と無縁な部署はありません。また、行政の役割を履き違え民間に丸投げしてしまい、連携どころか公民の関係性に溝ができてしまうケースも少なからず起こってしまっています。
今回は、「地域経営力」のあるヒトづくり・地域事業づくりのための人材育成・伴走支援サービス等を提供するNPO法人自治経営の洞口文人さんとともにトークセッション形式で、「公民連携」がなぜ必要か、何が大事なのかにポイントを絞ってお伝えする内容となっています。

今後、「公民連携」を連続企画として、各回テーマにあわせた実践者のゲストを招き実施します。具体的な先行事例を学ぶ前に、まずは「公民連携」の基本原則をしっかりとご理解いただけたらと思います。


◆視聴方法


無料チケットお申込後、【イベントに参加】をクリックすると視聴リンクにアクセスできます。

◆登壇者プロフィール


● 清水義次
都市・地域再生プロデューサー / (株)リノベリング代表取締役 / (株)アフタヌーンソサエティ代表取締役 / (一社)公民連携事業機構代表理事

1949年山梨県生まれ、1971年東京大学工学部都市工学科卒業後、教養学部教養学科アメリカ科に学士入学
1992年株式会社アフタヌーンソサエティ設立
2019年株式会社リノベリング代表取締役就任
都市生活者の潜在意識の変化に根ざした都市・地域再生プロデュース、家守(やもり)事業プロデュースを行っている。千代田区神田地区や新宿歌舞伎町地区の再生に続いて、北九州市小倉魚町でまちを変えるビジネスモデルを多くの仲間とともに構築。これをリノベーションスクールという形で、実際の空き家・空き店舗・空きビル・駐車場や遊休化している公共不動産を題材にしてエリアを変える試みを全国各地で行っている。リノベーションスクール修了生から数多くの家守が誕生し、実際にまちを変える活動を継続してまちが変わり始めている。
主な著書:『リノベーションまちづくり~不動産事業でまちを再生する方法』(学芸出版社2014年)、『あなたもできる公民連携まちづくり』 (ヨシモトブックス 2020年)


● 洞口文人
L・P・D architect office / 株式会社L・P・D 代表取締役 CEO / NPO法人自治経営 副理事長

1985年宮城県生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。建築設計事務所を経て、地元宮城県にUターンし、2013年仙台市役所に入庁。都市再開発課に配属され、従来のスクラップアンドビルド(ハード型再開発)に頼らずに、利活用されていない空間を利活用する(コンテンツ型再開発)を提案。その後、プロジェクト化し、「せんだいリノベーションまちづくり」を行政職員という立場から企画・推進した。2015年には、せんだいリノベーションまちづくり計画の策定、2016年から公民連携プロフェッショナルスクール(現在の都市経営プロフェッショナルスクール)に奥山市長(当時)の命により受講し、定禅寺通における公民連携プロジェクトをSENDAI COFFEE STANDをオープンさせていた本郷紘一と連携し、『GREEN LOOP SENDAI』を推進した。
2018年度には、営繕課に異動。公共施設の断熱化による莫大な維持管理費の削減と営繕工事から公民連携事業への変換を目標に健全な都市経営に取り組み、2020年度より「せんだいエネルギーまちづくり」をスタートさせた。
また、プライベート活動では、せんだいリノベーションまちづくりのビジョンにもなった『せんだい洛中洛外図』の製作、築 60 年の古民家を購入し、断熱リノベーションと共に周辺の緑道公園を再生させた『複合民家実験住宅 -TateshitaCommon-』、仙台市の公民連携職員ネットワークと職員育成、公民連携に取り組む民間のフォローアップをしている『公務員タスクフォース』を旗揚げした。
2020年11月に仙台市を退職。宮城県岩沼市と岩手県紫波町をベースに公民連携事業と建築・都市デザインを通し、地域資源を丁寧にデザインする株式会社L・P・Dを設立した。
洞口文人note https://note.com/fumito_horaguchi/

● 水上幸子
(株)リノベリング取締役 / NPO法人自治経営 副理事長 / (一社)HEAD研究会理事

1987年大阪府茨木市生まれ。東京大学大学院工学系研究室建築学専攻修了。在学中、リノベリングの前身団体であるHEAD研究会の学生事務局として、北九州第1回から第3回のリノベーションスクールをサポート。ハウスメーカー設計職にて5年間勤務後、現職に転職(出戻り)。現在は、プロデュースグループのマネージャーとして全国のリノベーションまちづくりをサポートしている。2017年からプライベートにて仲間と設計改修デザインの活動を開始し、2019年に生まれ故郷である茨木市に戻ってからは、自宅の断熱DIYワークショップや、地域の子育て世代をターゲットにしたイベント開催などの地域活動を始めている。

◆【民間の力を引き出す公民連携のしくみ】シリーズについて

株式会社リノベリング × Npo法人自治経営の共催にて、全5回のシリーズで開催予定です。初回①は、アーカイブチケット(無料)も販売しておりますので、まだ視聴されていない方はぜひご視聴ください。
①「その地域課題、まだ行政だけで解決しようと思っていませんか?」※アーカイブ無料配信中(要申込)
②「その公民連携、本当に公民連携と言えますか?」(6/16(金)15:30-16:30) 
 ゲスト:岡崎 正信(株式会社オガール 代表取締役/(一社)公民連携事業機構 理事)
③「公民連携のはじめかた(行政編)条例を作った大東市の場合」(7/11(火)16:30-17:30)
 ゲスト:東 克宏(大東市役所都市経営部長/NPO法人自治経営 代表理事)
④「公民連携のはじめかた(事業主編)大東市morinekiの場合」(8/17(木)14:00-15:00)
 ゲスト:入江 智子(株式会社コーミン 代表取締役/NPO法人自治経営 理事)
⑤「運営者のリアルなアレコレ〜山形市Q1の場合」(9/14(木)14:00-15:00)
 ゲスト:馬場 正尊(株式会社OpenA 代表取締役/東北芸術工科大学教授/公共R不動産ディレクター)

共催
株式会社リノベリング・Npo法人自治経営