オッドタクシー映画の一番最後の実写シーンに関しての考察

【ネタバレを含みますので、お気をつけください。あくまで個人的な考察なので、的外れだったら、ご容赦ください。】




オッドタクシーインザウッズの
ラストシーンの実写映像に関してですが、

個人的には、

■誰が調査報告書を作成していたかを、
樺沢ツイッター伏線を利用しつつ明らかにした。

だと考えています。

映画内のシーンで、調査報告書を
玲奈、花音、佐藤の3人がまとめていたシーンがありました。しかし、3人が作ったものかは描かれておらず、本編では明確にされませんでした。

映画のラストシーンは実写の女性が調査報告書を記入作成している場面。

実写の女性に関しては、
樺沢のツイッター 11/7 21:13のツイートに、
実写女性とご飯を一緒に食べていると思われる画像つき記事があります。
その後すぐ 11/7 22:06にホテルルームサービスを頼んだ写真を掲載していることから、
この実写の女性はホテルに一緒に行った玲奈である。
と推察できると思います。

調査員が玲奈だと確定すると、アニメで玲奈が写っているシーンに、別の意味が生まれます。

柿花と市村の高級ディナーシーン。
ハロウィーンアイドルイベントでの二階堂とのシーン。
樺沢とのホテルシーンすらも、本当は調査の一貫だったとも推察できます。

現に、
インタビューを受けた17人中、ほとんどは12/24のものでした。
しかし、未公開証言には、別の日のものと思われるものがたくさんあります。
インタビューはあくまで最終的な裏付け確認であり、
調査は取材前にしっかり進められていたことが分かります。(おそらくボールペンやGPSの傍受もされていた。)

実際の事件と平行して、調査していた存在がいることにより、ご都合パートに兆しが生まれます。

例えば、アニメ10話の白川さんが急に出現して小戸川を助けたシーンに関しての返答が、

「知っているくせに」

だったのも、12/24よりも前に調査員と接触があり、情報提供を受けていた可能性があると推察できます。

本編ではあえて語らずに、
人間が動物に見えていたストーリーの最後の伏線回収が、実写の抽象表現によるネタあかしが、いかにもオッドタクシーの皮肉ったらしい感じがして、良い終わりだったなと思っています。

一番最初に仕込まれた伏線を、
一番最後のシーンで回収する。

樺沢ツイッターの実写画像はピントがボヤけてたので、同一人物かまでは不明でしたが、もしちゃんと同じ人がやっていたならいいな。

狙ったものか分かりませんが、樺沢の11/7の調査報告書の日付が11/17になっています。
玲奈が深く関わっていた日なので、間違えて書くなんてありえない。もしかしたら別の意味があるのかも。

実写化へのマーケティングもあるのかも。

実写化はありえないので、やらないでほしい。に一票。

以上です。
読んでいただきありがとうこざいました。

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