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ごくたまに思い出してしまう過去のこと

お久しぶりです。
初記事から長い期間を空けまして2記事目です。

今回は、TVerで再配信されているドラマ「名前をなくした女神」を
観ている最中に書きたくなりました。

名前をなくした女神についても、ちょっとばかし書きたいことがあるので、
余裕があればこの記事の後半に。なければ立て続けに3記事目にしようと思います。(読んでね)

ではタイトルにある通り、
何故かごくごくたまに思い出しては後悔してしまうお話を。。

小学生の頃の、給食の話なんですけどね、
一回だけイカの丸焼きが出たんですよ。おぼろげな記憶なんですが多分味付けはされていない見た目でした。

記憶って少々大げさに書き換えられるものであるからなのか、
小学生の自分には衝撃的過ぎて、大きく見えたのかわからないんですけど、
そのイカの丸焼きがとにかく大きかったんですよ。

給食のおかずが2種類盛れるようになってる、あの白いプラスチックのお皿の片側めいっぱいに、イカ。丸焼き。

衝撃的過ぎて、普段給食の時間なんてみんなでワイワイガヤガヤ食べるのが恒例なのに、その日ばかりはホラー映画並みに空気が静まり返ってました。
曇りだったのも相まって、薄暗い嫌な雰囲気の教室の中、みんな嫌でも目に入るイカを横目にとりあえず他のおかずを食べ進めて。

小さい声で、「どうする?このイカ・・。」「どうやって食べるの・・?」
なんてコソコソ話し合って。
箸片手に持ち上げられる大きさじゃないんです。

そんな中で、私の斜め向かい側に座っている男の子が、イカに手を付けたんです。片手じゃ無理だから、仕方なしに箸と手を使って食べてて。嚙み切るのも大変そうで。
その男の子普段から給食をちゃんと完食する子で、字も一文字一文字丁寧に書き進める子なんです。ゴシック体の文字みたいな。

それで、その子以外誰一人として一口も口をつけなかったイカ、その子は全部食べ終えたんです。

そこで私の記憶は終わってるんですけど、確実に給食のおばちゃんたちは、口も付けられずバットに戻されてる大量のイカを目にしただろうし。
自分が何年生の時かは全く覚えてないんですけど、もし自分たち以外のクラスもびっくりして誰も食べてないで残してたら、全校生徒300人分のイカの命を粗末にしたし。

何が自分の中でそんなに苦い思い出として残ってるのか、こうやって振り返ってみてもあまりしっくりこなくて、それ以外のほかの理由もありそうなんですけど、
何かがどうしようもなく悲しくて。自分が許せないんですよね。

本当にたまーにしか思い出さない記憶なんですけど、思い出した時には泣きたくなります。
何に懺悔したいのかわからないんですけど、謝りたい気持ちでいっぱいになります。

この話を今回noteに書こうと思ったのは、スーパーでイカの丸照り焼きが売られているのをみて、思い出しちゃったからなんです。

思い出してしまってからは、自分の中にとどめることができなくて、
横にいる母につらつらと話したんですけど。

母が「先生は何も言わなかったの?」って聞いてきて、
そこの記憶がさっぱり抜け落ちてるんですよね。(でもこの話は本当にあったことなんですよ。)

オチはなんもなくて、ただただわたしのこのどうしようもない暗い気持ちを吐露したくて書いてるだけなのでこの先は何もないんですが・・

あの男の子元気かなぁ・・。まじめでいい子だったなあと思うばかりです。





暗い終わり方もなんだかなぁという感じなので、最後にどうでもいいかもしれませんが転職できました報告させてもらいます。

できました!イエイ!

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