左利きの日 そしてワクチン接種
本日8月13日は世界的に制定された左利きの日ですね。
え?なんで8月13日がと思う人もいるかもしれません。
その昔1992年イギリスにて発足した団体「Left Handers Club」における提唱者の誕生日がこの日だったからということに痰を発しています。
Left Handers Clubでは左利きの権威向上のため、器具メーカーにはたらけかけたり等様々な取り組みを行ってまいりました。
一方日本では、読み方がレフトゥに見えるとのことで2月10日こそが左利きの日だという見方もあります。
いずれにしても大事なのは左利きの方々、そして両利きの方も含め
自らの困りごとを発信していくことが大事だと考えています。
皆さんも普段使いのサービス等で、「これは右利き向けでは?」と思うものあればぜひコメントください。
"ワクチン接種と聞き手"
さて、先日私もコロナワクチンを2回接種してきました。急に話題が変わったと思う人もいるかもしれませんが、少しだけお読み進めていただければありがたいと思います。
職域接種で大規模接種会場にて、ワクチンを受けてまいりました。
具体的なフローについては、①自治体から送付されたシートの用意
②ワクチン接種希望かどうか等の事前記入 ③お医者さんの問診
④③が問題なければ接種へ となります。
しかしこの接種の流れが効率化のため下記画像のような形になっていました。ブースの右側から入り、左手を差し出し筋肉注射へ
ここで左利きの方は気づいたかもしれませんが、コロナワクチン接種後は注射を打った方の肩が痛くなり翌日まで挙げられなくなるということが多々あります。
(参照:https://www.tokyo-np.co.jp/article/109299)
なので、できれば右肩に打ちたいところですがオペレーション上しょうがないといった形になっていました。
1回目の摂取時には、そのまま左肩に打たれてしまいそうになったので慌てて
「すいませんが、左利きなので右肩にお願いします」と申し上げたところ
ご担当の先生も「大丈夫ですよ」と言っていただき椅子を回転してもらい
右肩へ打っていただきました
(ちなみに翌日は無事右肩が痛かったです)
ワクチン摂取後の15分程度の待ち時間で、各ブースをなんとなく見ていたところ おおよそ200人程度が摂取しており、その中で椅子を回転していたかたが5人程度となっていました。
割合としては2.5%程度なるのですが実際の左利きは10%はいると言われているため、おそらく言い出しづらく流れで左肩へ打ってしまったのだろうなと感じました。
そして、近くにいらっしゃったご担当者へ「お忙しいところすいませんが可能でしたら、左利きの方的に言い出しづらい人も多く打つ際にどちらに打たれますか、とお聞きいただければ幸いです」と申し上げところ「はい、わかりました」と言っていただけました。
2回目摂取時
1回目の摂取から約一ヶ月後、2回目摂取の時間がやってまいりました。
前回同様のフローの後、いざ接種ブースへ来たところ先生から「どちらの肩に打ちますか」との質問が来て、無事「右肩へお願いします」とお伝えしました。私の進言からそうなったのかはたまた、他にも話が上がったのかわかりませんが良かったかなと思っています。
一方でオペレーション効率化の観点を考えると右利きは世の中の9割と言われており、かつ左利きはぱっと見わかりづらいということを考えると元から右利き重視のオペレーションになるのは致し方ないかなと思います。
今後もこうした活動を通して右利きと左利きとがうまく共生できる社会づくりを促進していければと思います。