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スパークス・アセット・マネジメントの月次レポートを読んで #1 (2020年5月末版)

私は、スパークス・アセット・マネジメント(スパークス)さんが設定、運用する3つのファンドを毎月コツコツと、追加でinvestしています。

3つのファンドのFacts、ブログで月次の定点観測を続けています。

http://renny.jugem.jp/?cid=82
http://renny.jugem.jp/?cid=81
http://renny.jugem.jp/?cid=98

3つのファンド、それぞれの愛称で呼びたいと思います。

#厳選投資 #対話の力 #華咲く中小型

2020年5月末基準の月次レポートから、この3つのファンドを読んだ感想、それから、スパークスさんの運営されている他のファンドで注目した点を「マガジン」化することにしました。

厳選投資 

月次レポートです。

このファンドの月次レポートについては、既にnoteで何回か記事をつくっています。前回のレポートの際の記事がこちらです。

このファンドの月次レポートは以前からかなり充実した内容となっています。毎回の更新を非常に楽しみにしています。

今回はファンドの投資先、 #シマノ について解説されていますが、その事例をを基に示されているファンドの哲学が非常に印象的です。

私どもは、株式相場における「流行」に追随して銘柄を入れ替えることを、原則として行っていません。刻一刻 と変化する株式市場の「好み」を追いかけて、株価が大きく上昇する前に銘柄を「仕込む」ことは時間制約上、非 常に難しいと考えるからです。
・・・
取得した情報をどのように解釈するかという分析力については、株式市場参加者の間でまだまだバラつき がありそうです。「特定の優秀なアクティブ運用者」は、この情報分析力の競争優位性を武器に今後も市場平均を 上回るリターンを上げ続けるでしょう。

ところで、シマノさんの株式。このファンドは2012年3月以前から保有を続けています。これまでのシマノさんの足跡です。

201912_シマノ_PL

201912_シマノ_株主資本

201912_シマノ_FCF

高い収益性、強固な財務で、レポートが指摘するように2015年12月期にピークを迎えて「踊り場」的であったのは確かのようですが、着実に切り返しているようにも思えます。

今年2~3月の株式相場の波乱時に、私どもは改めて「同社は今回の難局を乗り越えられるか?」を検討しまし た。新型コロナウイルス感染拡大によって世界経済が不況に陥り、少なくとも短期的には高級スポーツ自転車のような高額消費財の需要が大打撃を受けることは容易に想像がつきます。しかし、上記のように長期的な視点に立っ た結果、同社が充分危機に耐えうると判断し継続保有することにしたのです。

華咲く中小型

月次レポートです。

この「マガジン」をつくろう! そう思ったのはこのファンドの今回のレポートのこのコメントを見たからです。

これまで、この月次コメントの中でいくつかのトピックを用いて私どもの「戦略」についての考え方をご説明してきました。
投資先企業に対する紹介が主ですが、ESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:企業統治)やシステマ ティックリスク(分散投資によっては消去することができない市場そのものに存在するリスク)への対処などその時々 に重要と考えられるテーマを取り上げることで、当ファンドについての理解を深めていただくきっかけとなることを目的としています。
今後も同様のコメントを継続していくつもりですが、それに加えて、より本源的なトピックについてもご説明したいと考えています。
それは、なぜ当ファンドは「日本中小型株」という市場を投資対象としているのか、当ファンドの目指す「中長期で の良好なパフォーマンス」とは何を指すのか、理想とする投資先企業や投資家との関係性はどのようなものか、そして 当ファンドが果たすべき社会的役割とはなにか、といったものです。
このような考えに至ったのは、弊社社内での議論がきっかけです。ファンドという無形の商品の魅力をどのようにし て正しく伝えられるかをマーケティングチームと議論している最中、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣 言の発令、弊社オフィス閉鎖と在宅勤務という状況に陥りました。今も続く在宅勤務では、各種コミュニケーション ツールの活用により業務遂行は円滑に行えていますし、通勤や移動時間が短縮できたことで効率性は向上すらしていま す。一方、忘れられがちなものは「価値観や空気感の共有」といった定性的なものです。これは短期的には影響は僅か に見える反面、人間が社会的な動物であるという原点に立ち返れば無視できない変化です。この意思疎通の不足を担保 するためにも、改めて私どもの考えを文章化し、共有する必要を強く感じています。幸いなことに日本の緊急事態宣言 は解除され、社会活動は正常化に向けた一歩を踏み出しましたが、これをきっかけとして受益者の皆様との重要な接点である月次コメントの充実を今後も継続してまいります。

投資信託全般について月次レポートの充実してほしい、そうした願いをnoteはもちろん、いろんな場で発信してきましたので、上記のコメントはとても心に響いたのです。ハートに刺さりました。このファンドの「コール」に対して「レスポンス」で応えなければ! と思ったのです。

今回のレポートでは、「なぜ日本中小型株市場を投資対象としているのか」について、3つの視点から丁寧に説明されています。月次レポートをぜひご覧ください。

次回のレポートの内容も大変楽しみです。

対話の力

こちらの月次レポートでは、ファンドの愛称の通り、投資先企業(時折、別の団体も登場しますが)との「対話」の内容が毎月報告されています。

今回は不動産プラットフォーム運営会社A社との「対話」の内容が報告されています。A社となっているのは、

エンゲージメント活動を円滑に行うため、対象企業を匿名で表記いたします。ご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。

というスタンスをこの数年続けています。

一方で、スパークスさんのこちらのファンドの月次レポート。

当月はそのような活動の事例として経営姿勢が評価できる当ファンド保有銘柄の「カーブスホールディングス」(以下 「カーブス」)と、経営姿勢の改善が望まれる「パーソルホールディングス」(以下「パーソル」)との対話を紹介します。

こちらのファンドの対話は、相手の会社が明示されています。『対話の力』とこのファンドでは、対話の内容、質、方向性が異なっているから、とも想像します。色々と難しい面もあるのは理解していますが、、、

ここまでは、私が保有しているファンドの月次レポートですが、保有していないファンドの月次レポートの中からもピックアップしてみます。

スパークス・少数精鋭・日本株ファンド

投資先の1社を取り上げて、丁寧に説明されているのが印象的です。

こちらのコメントも。

5月は東証マザーズ指数を中心に、「成長株」の株価が大きく上昇しました。 株価が上昇した多くの銘柄は、バイオベンチャー、テレワーク関連、巣ごもり消費関連など、テーマ性を強く持ったものです。
当ファンドでは、これらのテーマ性の強い銘柄へ飛び乗るような投資スタイルは取っていません。 その理由は、①テーマの永続性がわからないこと、②テーマの中での勝敗がわからないことです。 例えば、リモートワーク関連では、

1ページに収まるように、というのを感じますが、もっと読みたいですねー。

スパークス・ジャパン・スモール・キャップ・ファンド(愛称:ライジング・サン)

こちらも投資先の1社を詳しく紹介されています。こちらは2ページ書かれているのですが、2ページ目の余白が目立ちます。もったいない!

スパークス・新・国際優良アジア株ファンド(愛称:アジア厳選投資)

投資先の1社、インドネシアの会社について詳しく説明されていました。


以上です。次回をお楽しみに。


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「寄付」も「投資」だと考えるようになりました。サポート頂いた際は、「寄付」の後「その先」を自分なりに観て、「寄付」したいと思います。

最高っす!
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株式投資は「みんなができること・かんたん・たのしい」/ステキな投資信託をそだてましょう!/コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(東京)発起人 #k2k2 FC東京(SOCIO&ビッグフレームス)/競馬/男はつらいよ/横溝正史/Aerosmith/浜田省吾/矢吹丈/イケウチな人たち。

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