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営業スタッフの担当利用者数を公開することの効果(福祉用具専門相談員)

福祉用具専門相談員はケアマネージャーさんやご利用者様からの依頼を受けることにより、初めて新たな仕事が生まれます。

依頼を受けやすくするためには福祉用具専門相談員としての資質を高めることだけでなく、スタッフ個人としての魅力を高めることも必要です。

その一つとしてブランド力を身につけることを意味する「個人ブランディング」の方法を考えてみました。

いきなり結論ですが、スタッフ個人のブランディングを向上させるために、現在、担当している利用者数と、受け持ち可能な人数自社のWEBサイトで公表するのです。(受け持ち人数のパーセンテージでもOK)

担当利用者が上限数に達しているスタッフは、当然、空きが出るまでは新規の担当ができません。数値を用いてスタッフの魅力を高めるのが目的です。

これによりスタッフ一人一人が適正な仕事量で働くことができ、最高のパフォーマンスを発揮できることが期待できます。

もちろん、担当している利用者数が少なくても公表します。
公表することで、徐々にでも利用者数が増加していけば、経験値が積み上がっていく過程が明確に分かるでしょう。さらに成長しようとがんばる姿に、応援してくれることも期待できます。

逆に利用者数が多い福祉用具専門相談員は、忙しそうで頼みづらくなる恐れがありますが、同じ公表スペースに対応策なども一緒に記載しておけば大丈夫です。例えば…

「スタッフ〇〇は上限数に達しているため新規受付はできませんが、他のスタッフ△△であれば、〇〇と連携し同等のサービスを提供することができます。」など。

もしくは上限数に達しているスタッフをリーダーとし、他に1~2名を加えたチームとして活動する方法なども考えられますね。

これらの方法により、担当者数に応じたスタッフ個人のブランディング力が高まり、スタッフ同士においても良い影響が期待できるので、事業所全体の底上げを図ることもできるのではと考えます。

そのうち、どの貸与事業所もサービス内容だけでなく、利用者数をスタッフごとに公表するような時代になるかもしれませんね。

と言いつつ、利用者数だけではスタッフの能力や会社への貢献度は判断できません。それは十分に分かっています。
あくまでも斬新で戦略的な営業方法として考えてみました。

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