![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56837495/rectangle_large_type_2_328a7e2da6ff63a553a7085a5345b1ac.png?width=800)
Photo by
chi_bit_
「ペットロス」が消えるわけない
万年ペットロスです。
最愛のネッコが亡くなって、はや2年は経つ。さみしがった母親が次のコを飼うことにして、今ではとても微笑ましいネコチャンがうちにはいる。
しかし、それでも。
それでも、私の「ペットロス」が消えることはない。
あのこにもう一度、もう一度触りたい……とか考えるだけで、すでにPCの前で涙目である。大げさではない、涙腺もあと鼻水も、そのことを考えると大崩壊してしまう、いまだに。
感傷に浸る回数が減っただけで、喪失感というのはとてつもなく、今日なんて、
”いなくなった猫が使ってたごはんの器を「まつとしきかばいまかえりこむ」と書かれた短冊の上に伏せておいておくと、猫が返ってくるという江戸時代のおまじない”
という一文を読んで「お盆にそれやったら、あのこは帰ってきてくれるだろうか」と文章にうった途端、視界がぼやけてマスクの中の鼻が大変なことになってしまった。
コロナの時期に、鼻水すするのはこう、非常に苦しい。
そして不運にも、ティッシュを持っていませんでしたよね……。
以前TVで柴田理恵さんが、飼っていた故犬の話をしながら泣き出してたのを拝見して「わかる…」ってなった。
今は新しいわんちゃんを飼われたそうだが、それでも、多分、時々思い出して泣かれているのかもしれない。少なくとも私はそうだ。
今のネコチャンを愛してないとかじゃなくて、別個体だし他人ならぬ他猫なわけです。恋人に死なれたら誰も愛せないわけじゃないだろうけど、その恋人は「忘れえぬ人」になると思うの。
それと一緒。
だから、ペットロスは永遠だし、死ぬまでロスってるんだと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?