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姓名判断ー57画、58画

はい、今回は6回目の金属性、57画と58画を一緒に解説していこうと思います。

金属性は、土以上に変わりにくく、陽金は輝き方やその価値を変え、陰金は陰の水成分を受け、徐々に形状を変えています。

そんな金属が、今回はどのような変化を受けたのか、見ていきましょう。

57画 半吉数
呼び名:天与運、再起運、晩年運など

57画は、新たな価値を発見される金属です。
時間の経過により、当初は見向きもされなかった金属、役立たずと放棄されていた金属に、新たな用途が見つかります。ここから、57画は不屈の信念、強い意思、精神的な強さ、不運から180度転換し挽回、晩年には財産、名声を得る、じっくり取り組むことで幸福へ、落とし穴に注意、なんだかんだと保持されていた点から、家庭運も良好、といった要素があります。


社会運では、末端産業に適性があり、苦労を続けながらも、時が来たときに注目され、一気に財を成す暗示があります。

土が名前にある場合、親しみやすさと仲間意識が57画を後押しし、チームを結成して苦楽を共にして、結果を出していくことができます。火がいる場合、火剋金により、火の個人プレーにひっかき回されますが、土を挟むことで火を巻き込み、相剋を打ち消しながら、行動力や人脈の広さ、発想力に助けられる関係を作れます。

金剋木がある場合、陽木は特に、独立独歩の気質を持ちながら、目標達成への意識は高く、望みを叶えるための道筋を立てることができますが、57画はそれを打ち消す、無視するなどして、今のままの道を継続しようとします。水を挟むことで、この木の考え方を取り入れ、達成を早めることができるので、火剋金でも金剋木でもそうですが、57画の場合は、相剋がある時、相生を作ることを意識すると良いと思います。


家庭運では、持ち前の粘り強さ、精神力の強さがどんな逆境でも家族を支え、また自分も支えられる、絆の強い運を持っています。

土生金では、信用されるまで多少時間を要しますが、土の仲間意識が、57画の絆の強さに自然に受け入れられる仲で、家族としても、結婚相手としても、最適と言えます。名前の総運や人運に土がある場合は、やや閉鎖的な57画の意識を和らげ、オープンさや親しみやすさを生み、良縁を引き寄せることができます。

水の相手には、金生水が働き、水の不遇な環境、状態を57画が粘り強く支え続ける仲で、水の相手には良縁と言えます。

火の相手とは、自由奔放な火が57画の身内意識を壊し、持ち前の運気を潰してしまいます。土があれば、仲間意識を保ちつつ、より広い意識で身内意識を発展させることができるので、57画が家を支えつつ、火は海外で活躍する、それが57画の名声に返る、といったような展開も出てきます。

総運では、最初の頃は不足が多く、苦労もしますが、不屈の精神力と信念でそれらを跳ね返し、晩年には安泰幸福の時を過ごすことができます。

土の相手は相性良好で、お互いの身内意識や持続力が噛み合い、公私で良いパートナーになります。何気ない日常を続けていく中で、やがて、57画にも土にも、大きなリターンが見込める相手です。

火剋金は注意が必要で、人運外運の一方が陽火の時、もう一方は陰火となり、この陰陽の火が57画の運気の働きを、大きく阻害することになります。

火は基本的な性質として、陽火がその場を明るく盛り上げる、行動力や発想力に優れる、陰火が物事に対する不平不満、持続力のなさという要素があり、この二つが57画の継続に対する幸運、という性質を潰してしまいます。57画の場合、本来は土を交えて緩和するところですが、ここでは土を作ることは不可能なので、土の友人、恋人など、周りと強調することで、緩和することを勧めます。

58画 吉数
呼び名:克服運、闘志運、奮闘運など

58画は加工の難しい金属です。
時間がたち、金属の分離が進むことで、扱える金属が増えてきます。一級品ながら、取り扱いが難しく、加工された暁には他を凌駕する機能を有する金属。それが58画で、ここから、58画は負けず嫌い、主張が強い、冷静な判断力、バイタリティ、最初は経済的に困窮、努力で富と名声を手にする、計画通りにはいかない、根が素直、女性は仕事も恋愛も良い相手を得る強運、といった要素を持ちます。


社会運では、下積みに耐え大成する運で、伝統芸能や技術職、仕業などに適職があります。自己主張が強く、トラブルを起こすこともあるので、普通の会社員などには向きませんが、バイタリティに溢れるため、3Kの仕事などでも積極的にこなすことができます。

名前に土がある場合、土が協調性を与えるため、チームで大事業を成すなど、成功の幅が広がります。土属性が周りにいる場合は、土が58画の協力者になり、人との折衝、計画性のなさ、経済支援や火属性が周りにいるときの仲裁など、多方面で58画を補ってくれます。

木属性が周りにいるときは、58画の主張の強さが木を萎縮させ、運気を阻害してしまいます。名前に水があれば、58画の主張に木が同調でき、味方に付けることができます。周りに水がいる場合は、水が折衝役になりますが、水は木を支える側につくため、58画にはあまり恩恵はありません。水の不遇な状況を見て発奮するなど、58画のモチベーションになることはあります。

家庭運では、最初は適職がない状態の成り行き婚など、経済難から苦労する、まとまりが得られないなど、困窮、困難がありますが、それを乗り越えるために創意工夫し、やがて、家族間に強い結び付きを得ることができる運です。

58画は計画性のなさから、水属性や26画など、不安定な運との成り行き婚が起こりやすく、水相手であれば相手のために58画が奮起し、経済難から早くに脱することができます。土属性であれば土が積極的に協力し、二人で経済難を乗り越えていきます。いずれにせよ、最初はどうあれ、他にはない家族の結び付きを得ていきます。

火剋金では、58画に火は協力的でなく、早くに外に活路を求め、他に協力者を見つける、独立して出ていくなど、58画のモチベーションを大きく削減してしまいます。特に、陰火はわりと平気で不平不満も口にするため、58画が爆発してしまうこともあり、注意が必要です。なるべくなら土を交え、仲裁してもらうよう心がけた方が良いでしょう。

総運では、最初の経済難に対して、そこから脱するために努力、奮起して大成する運で、地運の影響がやや重要になってきます。

地運に火属性がある場合、その場しのぎやノリで行動するなど、58画の根性や精神的な強さ、継続力が打ち消され、苦境を脱する強さが醸成されません。その分大成も遠ざかることになります。
逆に、土属性であれば人懐こく、周りからの協力も得て、貧困でも、幼少時代を楽しく過ごすことができます。またその過程で周りとの信頼を作る術、協力を得る力も心得ていくため、それが後の大成に繋がります。

58画の場合、人運外運の片方に陰火がある場合に注意が必要で、この時、もう一方も陰火となるため、自分にも周りにも不満が常に燻り、けれど持続性がなく、いつまでも苦境に喘ぐ、責任転嫁や世を恨むような生き方をしてしまう、などということも出てきます。


ということで、今回は金属性、57画、58画の解説をさせていただきました。

57画と58画、どちらも基本的には土がラッキーパーソンで、友人でも恋人でも、苦楽を共にし、幸福を得ることができます。
どちらも継続力が開運の鍵になるため、逆に火が天敵で、環境を掻き回されないよう、注意が必要になります。この場合でも土がキーマンになるため、土との繋がりは常に保っておくといいでしょう。

では、次回は59画と60画、水属性の解説に入ります。

ではまた✨

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