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姓名判断ー67画、68画

はい、今回は7回目の金属性、67画、68画について解説していこうと思います。

次回、69画と70画で7回目が一巡しますが、この辺りまで来ると社会運、家庭運でもまず見ることはなくなるため、71画以降は全体運として、運の傾向、強さ、それらにまつわる相生相剋などを、見ていこうと思います。

少々余談ですが、本当はもうこの67画、68画くらいから全体運で良いんじゃないか、という考えもあったのですが、本当につい先日、実際に総運81画(社会運に68画もありました)という方を、見せていただく機会がありまして、それならばと、次回まで、この方針を続けることにしました。
少々失礼ではありますが、最初に見た時は「あ、いるんだ」と思いましたね(笑)
noteでの執筆のことはお話ししなかったので、見てはいないと思いますが、見させていただいたこと、この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

では、少々横道でしたが、今回、金属性はどのように変わったのか、早速見ていきましょう。

67画 大吉数
呼び名:人脈運、円滑運、円満運など

67画は、多くの人の手に渡る金属です。
前回、新たな価値を発見された金属は、周知され、多くの人が手に取り、その価値を認めていきます。ここから、67画は人から支持される、協力を集める、相手を認め信頼される、目上の人に取り立てられる、良縁に恵まれる、経営の才能、良好な仕事運、幸運、円満な家庭、経済力、子宝に恵まれる、といった要素を持ちます。


社会運では、多くの人に支持され、人が集まってくるため、普通に勤めても、人からのバックアップで、高い地位まで至りますが、起業をして、その経営力と人脈を生かし、社長職として、手腕を振るっても成功します。

水がいる場合、67画は、どのような人も認め、受け入れるため、特有の感性、自分の世界観の強さなどで、不遇な扱いをされがちな水にとって、救世主のような存在になります。67画は、相手の才能を活かすことに長けているため、水にも活躍の場を与え、水が自分ならではの存分に才能を生かし、双方ともに、成功することができます。

木がいる場合、地道に目標達成へ努力する木に対し、67画は途中経過の時点で木を認めてしまい、木から反発される、木のモチベーションが下がるなど、多少、折り合いが悪くなります。水がいる場合、67画の人柄に目を向けるよう促してくれるなど、新しい目線を木に与えてくれるため、付き合いが円滑化、関係性が改善できます。

家庭運では、人からの紹介に良縁があり、人を通じて理想的な伴侶を得て結婚、収入も高く、子宝にも恵まれるため、円満な家庭を得て、幸福な一生を過ごすことができます。

土が名前にある場合、土が人付き合いへの運気を更に強化し、温厚な人柄、人から好かれる愛嬌や人懐こさ、深い家族愛など、多くの人から定評を得て、人が羨むような良縁を引き当て、理想の家庭を手に入れることができます。

火がいると、特に陽火の場合、火も高い人気運を持ちながら、67画が人から幸運をもたらされる、やや受け身傾向な運気に対し、火は自ら積極的に良縁を掴みに行くため、縁は火の方へ流れてしまいます。土があれば、火も巻き込んで、円満なグループを作り異性間で交流、火が場を乱せず、盛り上げ役になるのに対し、67画の人柄が活きる展開となり、67画も良縁を手にすることができます。

総運では、67画は、自他ともに認めあう関係を作るのがうまく、人からの支持を集め、周りからの紹介など、人から幸運をもたらされる運気を持ちます。

水が名前にある場合、67画の人を集める気質が、水の凶要素を打ち消し、人から同情を誘う、支援を引き出すなど、政治家や感動系ドラマの役者、実体験を基にした映画の作成といった、特異な方向への適性を帯びてきます。
周りに水がいる場合、水を支持する側として、ボランティアやドキュメント映画の製作など、慈善活動家へシフトすることもあります。

火がいる場合、陽火が持ち前の人気運で、人を火の方に惹き付ける、陰火が不満を発し、人に世話をさせるなど、67画から人を連れ去ってしまうため、人から幸運をもたらされる67画の運気に、陰りが出始めます。

67画の場合、人運外運で33画、34画の組み合わせなど、陰陽二つの火により、本来は受け身で支持される性質に対し、自分から活発に動きすぎ、かえって支持を失う、思わず不満を発し反発されるなど、火剋金の作用で、総運を毀損することもあるので、火には特に注意が必要です。

68画 大吉数
呼び名:堅実運、沈着運、冷静運

68画は、高い技術により加工された金属です。
前回、高い機能を有しながら、加工の難しさにより、手を焼かれていた金属ですが、時間の経過により、ついに加工が可能になります。ここから、68画は、努力をすればするほど報われる、研究者肌、自分で道を切り開く実力、真面目、勤勉、思慮深さ、強い意思、非凡で自由な発想力、才色兼備、信用、名声、といった要素を持ちます。


社会運では、非凡な発想力や思慮深さ、地道な作業を苦にしない性質などから、研究者や学者、発明家などに適性があります。

木がいる場合、木も68画と同じく、地道に積み上げ、成果を出していく数字ですが、木が決まった目標に進むのに対し、68画は、進んだ先に価値あるものを見いだしていく数字なため、根本的に発想力に差が出てしまい、お互い順調に進んでいたはずが、68画が一気に飛び出して成果を手にする、といったように、木の障害となる運気を持ちます。

火がいる場合、68画が研究者肌であるのに対し、火もまた発想力に優れ、活発にフィールドワークを行うため、実地検査などを行う火が先に鍵を見つけ、先に成果をあげる、ということが起こってきます。火は持続力に欠けますが、木がいると、その他の地道な研究は受け持つなど、役割分担で成果をあげるため、68画にも不利な展開が起こってきます。
水がいると、発想力は自由で共通していますが、火は気ままで子供のよう、68画は型に囚われない自由さ、水は独特で奇抜といった違いがあり、水は火の発想力さえ凌駕するため、水が味方にいると、五分以上まで盛り返すでしょう。

家庭運では、才色兼備が特徴にあり、男性なら賢く頼り甲斐がある、女性なら異性を見る目があり、賢い選択ができるため、どちらも良い伴侶を得て、幸福な家庭を得ることができます。

土がいると、土が広い人脈を持ち、いい人を紹介したり、グループで活動するなど、68画に自然に出会いをもたらしてくれます。土が名前にあれば、土の円満な気質が人付き合いを円滑にするため、美形、知的でありながら親しみやすい、という、三種の神器を手に、理想的な結婚をし、幸福な家庭生活を手にするでしょう。

水がいる場合、自分の世界観が強く、人から理解されにくい家庭生活、凶数であれば病気や孤独など、苦の多い生活をしがちな水ですが、これが68画の探究心に火をつけ、そうした生活を打破するため、力を貸したくなり、自ら水に近づいていきます。
68画自身、心が強く、彼らの逆境に共にあることで、それを自分の成長の糧にするなど、水を助けながら、自分も前に進み、理想の家庭を作り上げることができます。

総運では、努力家で、何事に対しても真面目に取り組み、その知見の深さや探究心、発想力などで、常人には思い付かないような手法、考え方、道具などを生み出し、自分を含め、多くの人に役立てていく、という気質があります。
才色兼備で、信用や名声を得て、順調に人生を発展させていきます。

火がいる場合、特に陽火は、実績や成果でなく、持ち前のコミュニケーション能力、個人の魅力といったもので人から恩恵を得て、結果に繋げていくため、火の活発さ、明るさの前に、68画の勤勉さ、能力の高さが霞んでしまいます。土がいれば、両者を繋げ、二人ともの魅力を語るなど、相剋を緩和してくれます。

名前に火がある場合、特に人運外運で共に陰火という組み合わせだと、どんな結果を出しても満足がいかず、飽くなき探究心、絶えない努力に繋がる反面、飽きっぽさや厭世感などが現れ、途中で投げ出してしまったりもします。周りに水がいると、この飽きっぽさなどを抑え、努力しなければ彼らを助けられない、というモチベーションに繋げて、人々を助け、役立てる、画期的な発明に繋げたりします。


ということで、今回は67画、68画の解説とさせていただきました。

67画は周囲の人から恩恵の強い、ある種の受け身な運のため、人を連れていかれる火に注意が必要になります。
68画は努力の継続に運気があるため、火の行動力に注意は必要ですが、67画と違い、周りに人がいるいないには影響が少なく、68画自身の発想力、モチベーションなど、火によってもたらされる、心の変化にこそ注意が必要になります。

いずれも土が開運のキーマンとなるため、どちらも人が集まりやすい性質上、ほとんど問題ないと思いますが、土との縁を絶やさないようにすると、火からの影響も緩和され、安泰となるでしょう。


では、次回は69画と70画、7回目の水属性の解説に入ります。

ではまた♪

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