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姓名判断ー65画、66画

はい、今回は7回目の土属性、65画と66画についての解説とさせていただきます。

土は、初期こそ大差ない変化を続けてきましたが、終盤に来て陰と陽、大きく分かれ始めました。
では、今回はそれぞれ、どのように変化したのか、見ていきましょう。

65画 大吉数、最大吉数
呼び名:末広運、福徳運、繁栄運など

65画は繁栄する土地です。
前回は生態系が増え過ぎ、大勢で争う土地となりましたが、時間の経過により、今回はそれが落ち着き、それぞれが共存共栄の道を歩みます。
ここから、65画は順調な事業運、金運、結婚運、広い視野、友人知人に恵まれる、豊かな人材、意思強固、行動力、決断力、逆境に強い精神、複数の仕事を兼任、強力な発展運、成功者、といった要素があります。


社会運では、金運、事業運、発展運の三拍子が揃い、起業して、多くの人材に恵まれ、行動力と決断力で強力に企業を引っ張ります。また逆境にあっても、その視野の広さで、海外や別分野にまで目を広げ、危機を脱し、経営者として、幅広く活躍する力があります。

火生土では、特にベンチャービジネスに強い組み合わせで、発想力やコミュニケーション能力など、持ち前の対人能力で、65画の発展性を火が更に後押しし、事業の新規開拓の他、今までになかった発想など用い、既存の分野でも、大きな転換、進展をもたらすことができます。

木がいる場合、木の地道に積み上げる、という性質と、発想の転換や新規開拓といった、65画の強みがお互いを打ち消しあい、65画の発展性にも陰りが出てきます。火がいる場合、両者を繋ぎ、分野ごとにうまく人をバラけさせるなど、うまく采配を振るい、発展を促すことができます。

家庭運では、国際結婚に縁があり、自分に本当に必要な人、幸せをもたらす相手を見極め、理想的な相手と結婚することができます。友人知人も多く、晩年まで大勢の人に囲まれ、女性なら玉の輿運にも恵まれます。

金がいる場合、65画の人脈の広さ、友人知人が、一匹狼になりがちな金に、協力者や縁をもたらす関係で、金はこだわりが強く、65画にとっても、万人に居心地の良い空間、付き合いというものを模索し、発見、他でも役立てていく、良い経験を詰むことができます。

水がいる場合、水はマイワールドで生き、自分から崩れた生活スタイルで生きようとする面があるため、65画は生き方として相容れず、排除したくなります。金がいれば、金はその意思の強さから、一員として守り、育てようとするため、金の預かりとして、65画も受け入れていくことができます。

水が名前にある場合、自分らしく生きたいのに生きられない、というジレンマを抱えることになりますが、金がいれば、自分らしさを貫く自信をもらい、一風変わったサロンなど作り、多くの人が楽しめるような空間の、一風変わった主となるでしょう。

総運では、広い人脈、人材、交友に恵まれ、何か企画を考えては皆で楽しむ場を作る、まとめ役や幹事のような立場になりやすく、人生を通して発展、成功をしていきます。

65画は、人運外運で32画、33画という、大吉数以上の相生サイクルがあり、32画は木ですが、どちらが人運にせよ外運にせよ、人付き合いを大切にすることで木剋土が解消され、65画自身も人格者でありながら、更に周りに有能、人格者など、優れた人が集まる、国でも作れるのではないかと思うような、最上の人材運、発展運を得ることができます。

65画は、多くの組み合わせで、相生か相生サイクルができるため、問題に発展しにくい、という強みがありますが、人運外運で水がある場合、もう一方は土となり、水に強烈な負荷がかかるため、この場合のみ、注意が必要です。
特に、外運に水がある場合、ハラスメントが横行し、それを誰もが黙認する組織になってしまったり、知らぬ間に悪意を持った人間が集まり、悪の秘密結社のような、危険な集団になってしまう可能性があります。

66画 大凶数
呼び名:苦悩運、拘束運、束縛運など

66画は極限状態の土地です。
崩壊が進んでいた土地は、新たな来訪者を迎えることで、かろうじて崩壊を止めます。けれど、今度はその来訪者が土地を荒らし始めます。ここから、66画はツキがない、八方塞がり、外からの圧力、四面楚歌、しがらみが多い、寂しがり屋、優柔不断、夫婦間、親子間で争いが絶えない、人間関係が悪い、といった要素があります。

社会運では、人付き合いがうまくいかず、それが原因で業務に支障を来す、企画がうまくいかないなど、計画が座礁してしまいます。

金がいる場合、金に励まされ、どうにか場を取りまとめようとする、決断を下すなど、前に進み始めます。金が名前にあれば、多少の反発があれど、押し通すことで膠着状態を打破、かえって評価を得たり、業務を進めることができます。

水がいる場合、うまくいかないのを水のせいにしてしまい、現状の改善の妨げになる他、水に非難を集めることで、ハラスメント事案の、誘発などにもなってしまいます。

家庭運では、配偶者運が悪く、親子間、夫婦間、兄弟姉妹間など、身内での骨肉の争いが多く、平穏な家族生活、夫婦生活が送れません。

木がいる場合、木が自分の道を進むため、家族というまとまりがなくなり、66画が寂しさを募らせ、かえってお荷物となってしまいます。火がいても、陽火は66画の陰成分が邪魔をし、あまり近づきたがりませんし、陰火の場合、火の持つ不満が両者を繋ぎますが、火種が燻っていて、改善には双方の努力が必要になります。

火が名前にあると、火のコミュニケーション能力が光って、ある程度状況が改善していきます。木とも個人として対等に付き合い、トラブルを回避、ノリと勢いで乗りきっていくことができます。

総運では、とにかく対人運と根本的に運が悪く、自分のせいでないことまで自分の責任にされる、些細なことから怒りを買う、誤解から恨みを買って悪評を立てられるなど、人付き合いにおいて、どうにもならないような不運が重なります。

金がいると、金は逆境を跳ね返す意思の強さ、精神力、人を信じぬく心などを持つため、一度味方となってくれると、66画の支えとなってくれる反面、金の信用を得るため、66画自身も自分の言動を見直し、気を付けるようになるため、運もある程度改善していきます。

水がいると、66画の対人運の悪さがトラブルを起こし、それで生じた負の感情が水を巻き添えにし、水もトラブルに巻き込んでいきます。金がいれば、金の迫力と意思で場を納め、水への悪影響を抑え、害を減らすことができます。


ということで、今回は65画、66画の解説とさせていただきました。

65画は仕事運に強力な吉運を持っていて、家庭運や総運からもそちら側への恩恵があるのに対し、66画はとにかく運に恵まれず、何も原因がなくても自分と相性の悪い相手ばかり集まるなど、自力ではどうにもならないのが特徴です。

65画は、自分の名前に水がある場合、気を付ければいいだけですが、66画は不運という強力なマイナス要素があり、金のように、それを跳ね返す強さを持った相手をいかに味方に付けておくか、近くにいられるかが鍵になってきます。

では、次回は7回目の金属性、67画、68画の解説に入ります。

ではまた✨

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