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姓名判断ー相性診断8、家庭運

はい、ということで、今回は相性診断についての8回目、家庭運について、解説をしていきます。

家庭運は、家庭生活における運勢全般を表し、この相性は、家族であったり、結婚相手であったり、といった身近な、長く一緒にいる相手との相性を見る上、自分の生活にも直結するため、この良し悪しは、いわゆる金運にも関わり、自分の生きる基盤の質に、大きな影響を持つことになります。

特に、家族は友人や恋人と違い、合わないから別れる、仲が悪くなったから距離を置く、といったことが比較的難しく、特に幼少期における家庭運の影響は、その人の人生にも大きな影響を持つため、できうる範囲で良好に保ちたいものでもあります。

その性質上、地運や人運、総運の影響も少なくなく、実際の鑑定では外せないものではありますが、ひとまず家庭運単独で見た場合、この家庭運の相性が良ければ、家庭生活において、協力しあえる、心身の助けになる、居心地の良さ、楽しく健やかな生活が送れる、といった利を得ることができます。

反面、この家庭運の相性が悪い場合は、家でも心身が休めない、家事などに協力的でない、不運が訪れやすくなる、生活に悪影響があるなど、負担の偏りやすさもあって、運気の減衰、心身への大きな消耗などを強いられることになります。
これは、生活の基盤に絡む、ということもあり、場合によっては、社会運や総運など、他の運気にも悪影響を及ぼす場合があります。

そして、一つ家庭運で注意しなければならない、家庭運ならではの特徴として、結婚前後では名字が変わる、という点があります。

この場合、結婚前の名字では相性が良かったけれど、結婚後には相性が悪くなった、逆に良くなった、といったことが起こるため、あらかじめ相手の名字における自分の運勢、というものも見ておくと、どのような影響があるかを見ることができます。


では、家庭運における相生、相剋、比和の影響はどのようになるでしょうか。

まず、相生の関係を持つ場合、これは生じる側が生じられる側を支える関係になりますから、この場合、相手をリラックスさせる、伸び伸びした気分にさせる、心身のエネルギーを補充する、家事を引き受ける、明るく前向きな家庭環境を作る、といったような意味合いを持ってきます。

後でまた解説をしますが、家事を引き受ける、相手をリラックスさせる、といった意味合いは、相剋においても現れますが、相生における引き受けとは、自分から相手のために進んで引き受け、相手はそれを受けて、家族愛的な充足感を得る、そこから運気の向上、エネルギーの補充、といったような、正の影響を受けることを意味します。

これが相剋になると、同じ家事を引き受けるでも、自分は嫌だけれど、相手が勝手でやむを得ず引き受ける、単に疲れが増す、従わされているような窮屈感がある、エネルギーを奪われる、といったような、負の影響を及ぼし、剋される側に、大きな負担になることが特徴になってきます。
行為は同じようでも、内容に大きな差があるのです。

相性として考えた場合、相生においては、正の影響はあるものの、人運や外運によっては、生じる側に努力が必要な関係、という点があるため、必ずしもベストではない、と感じる方もいるかもしれません。

特に女性の場合、相手のために家事をする、といったような風潮は、現代でもまだありますが、男性が生じる側にいる場合、男性が協力的になる、女性の側に居心地の良い関係になる、といった場合が多いため、自分が尽くしたいか、相手に協力させたいか、という、どちらが生じる側にいるのが心地良いか、といった判断も、ここには関わってくることになります。
少なくとも、お互いに成長できる、居心地の良い関係ができる、といった点では、どちらの場合にせよ、好相性と言えます。


では、比和の関係ではどうでしょう。

この場合、比和は対等な関係性を意味しますから、家庭運においては、考え方が近く、何かを決めるときの方向性が近い、お互いが自由に振る舞える、波長があう、伸び伸びとした関係性、といった二人になりやすく、多くの場合で、居心地の良い関係が、できあがることになります。

比和の弱点には、毎回、運気の向上はない、何か課題が生じたとき、同じような場所で詰まりやすい、といったものが挙げられますが、家庭運では、基本的に家事育児といった点以外、課題が生じるようなケースは多くはなく、金銭感覚が緩くなりがちな火、健康面や金銭面でトラブルが多い水を除いて、この点が大きな問題になることは、あまりありません。金は喧嘩は控えましょう。

比和の関係は力関係が偏らず、日常の繰り返し、家事育児は協力しあって普通、といった近年の風潮から、この対等な点、居心地の良さ、考え方の近さ、といった点は評価されやすく、そのような世代、考え方の二人であれば、相性としては、かなり良好、ということができます。

強いて挙げるのであれば、比和の関係自体には運気の向上が見込めない点から、総運での相生、二人の間以外で相生が得られる、といった付き合いがあると、成長もあり、望ましいと言えます。


では、最後に相剋の関係についてです。

相剋の場合、剋する側が、剋される側に優位な関係であり、自然にしていることが相手の負担になる、相手を押さえつけ、良さを打ち消す、といった性質から、家庭運においては、家事に協力的でない、考え方、波長が合わない、好み、趣向が違う、相手は自由だが自分の負担になる、従わされる関係、といった、悪影響が現れてきます。

相生の項でお話しましたが、相剋の関係では、剋する側は負担を感じることは少なく、自由に振る舞える、伸び伸びした気分で過ごす、といったことが可能ですが、その分の負担を、剋される側が、一方的に負担することになってきます。

相剋に関係においては、相手は、意に反して家事を引き受けなければならない、好み、手法、過ごし方といったものを強制されやすい、出費や健康状態など、運気の低下がある、といった点に、注意をしなければなりません。
剋する側だといっても、我儘が増進されることで、外でもそのように振る舞ってしまい、社会運や人運、外運に悪影響がある、相手の恨みを買ってトラブルになる、といったことが起こるため、一見居心地が良いようでも、安泰ではない、というのがポイントになってきます。

家庭運とは、生活の基点になる、とは最初にお話ししましたが、剋される側で、このような負担を受けると、疲れが取れず、仕事でも集中力を欠きやすい、イライラがたまって、人運、外運に関わらず、人間関係が悪化する、そのような状態から、総運への悪影響で、悪いことが起きやすくなる、というように、様々な方面に派生するケースもあり、家庭運の相剋は、お互いに悪相性と言えます。


ということで、今回は、家庭運の解説とさせていただきました。

最後の相剋の話で、「私相剋だわどーしよー💦」と思う方もいるかもしれませんが、他の運でもそうですが、あくまでもこれは、家庭運単体で見た場合、という話で、現実的には、例えば、家庭運は相剋でも人運、総運では相生、といった場合だと、家では押さえつけられるけれど、それによって人間的には成長した、運気は上がった、といったことが起きてきます。

ここまでお話ししてきて、初出でお話しするのもなんですが、どちらかというと、全ての運で相生、という二人は珍しく、どこかしらは相剋があって普通ですので、なるべく比和、相生が多い二人である方が、運勢として望ましくはありますが、何かで相剋があるからと言って、過度に警戒するのではなく、相生や比和の部分もうまく使って、上手に人間関係を作っていっていただければと思います。そうしたお話もどこかでできるといいですね。


では、ひとまず、次の記事では、ついに総運の相性について、お話していきます。

では🎵

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