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姓名判断ー11画

はい、ということで、今回は11画の解説に入ります。

1画は原初の木でしたが、同じ陽木でも、11画は二桁に入って状態が進んでいます。
少し成長、進行した10代の数、どう進んだのかも踏まえて見ていきましょう。

11画 吉数、大吉数
呼び名:発展運、堅実運、逢春運など


播布していく種ー生命の芽吹き


11画では大地に蒔かれた種が、陽の光を浴びてぐんぐん育っていく最初の過程、萌芽の段階が11画の陽木になります。

草木の芽が出るまでは、自分を覆う大地を押し退け、硬い殻を破らなければなりません。この事から、最初の苦労、そこから育ち発展していくのが11画の持つ基本の性質になります。
そこに至るまでの粘り強さや根性、見た目ではわからない意思の強さ、底力や堅実さ、健康、バイタリティなど、強い生命力を持つのが11画の特徴です。

最初、あまり良くないところから発展していく、という要素があるので、時間をかけて成長できる、人運や総運にあると吉性はより強くなります。
逆に幼少期に出番が終わってしまう地運にあると、芽が出ないまま、運気が切り替わってしまうことがあるので、地運ではあまり輝かないかもしれません。タイムイズマネーの画数です。


相生相剋としては、まず水生木では、水の支援を受けて11画がより強く発展していく、好相性になります。

最初、芽が出るまでは苦労の多い11画ですが、水はその状態でも11画を自然に助けてくれます。また、不安定な水も、落ち着いた11画といることで自分も落ち着いたり、11画に守られるので、水の側も恩恵を受けることができます。相思相愛の間柄です。

木生火では、木にしては行動力やバイタリティがあるため、火に対してより積極的に支援をする仲で、これも好相性になります。

基本的には、火の女房役を勤めることになりがちな木属性ですが、11画の場合、共に肩を並べるパートナー、お互いが補いあう相棒的な立場となります。
発展途上の11画は力が足りず、煙たがられることもありますが、その場合でもそれを原動力に成長できるので、見た目がどうであれ、悪い相性ではありません。

相剋では、まず金剋木ですが、11画は粘り強く根性があるため、金相手でも意外と互角の関係を保つことができます。

11画の場合、この金を相手に、試練を乗り越えて成長することもあるので、相剋としてはそこまで悪くありません。ただし、発展途上にいる段階で上に金がいると、芽を刈り取られて成長を阻害されてしまいます。
金に庇護されることもありますが、その場合、成長が開運に繋がる11画には悪相性になってしまいます。箱入りさせてはいけない11画です。

木剋土では、個人で努力を続けて成長する11画と、チームプレイを第一にする土とではペースが合わず、基本的には良い相性ではありません。とはいえ、その場合、お互い深入りを避けるので被害も小さく、なんとなく合わない相手、くらいの認識しかないこともあります。

例外的に、土が下にいる関係ではチームとしてうまく機能するため、相剋が打ち消され、お互いに発展する好相性となります。ほぼ相生の間柄です。

ということで、今回は11画の解説とさせていただきました。

11画は苦労からの成長、発展が数字に組み込まれているため、基本的には相剋もプラスに変えることのできる、種ならではの強さが光る画数になります。
唯一、成長を止められることが運気の発展も阻害するので、その点だけ気を付けて、大きな樹に成長していくと安泰な人生を送ることができます。

次回は12画、陰木の解説に入ります。

ではまたお会いしましょう🎶

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