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姓名判断ー相性診断7、社会運

はい、ということで、今回は相性診断の7回目、社会運における二人の間の相性について、解説をしていきます。

社会運は、いわゆる仕事や地域での活動、子供の場合はボランティア活動など、社会人としての顔、社会生活における能力などを表しています。

人運が内面、外運が外見だとすると、この社会運とはもっと外側、公的な顔を意味するところから、この運の相性とは、そうして自分が用意した社会用の顔が、その人との間で、果たして良い影響になるのか、悪い影響になるのか、仕事など、作業の進め方、能力が、うまく発揮されるのか、阻害されるか、などを見ることになります。

この相性が良ければ、仕事をしていて、お互いに能力を発揮させあうことができる、気持ちが楽である、アイデアなどで相乗効果を生むことができる、といったように、プラスの効果を生むことができます。

その反面、相性が悪い相手とは、仕事をしていて、お互いに窮屈である、良さを消してしまう、方針が合わず衝突ばかりする、お互いにすり減ってしまう、といったように、悪い効果を生むことになります。

この相性には、やはり相生、相剋、比和の3つがあり、それによって、お互いへの影響が変わってきます。

では、それぞれどのような影響になるのか、見ていきましょう。


まず、相生の場合ですが、社会運における相生も、基本的には普通の相生と変わらず、生じる側が生じられる側を支え、近づいていく関係で、社会運では、まさに相手へのサポート役として、抜群の相性を持っています。

相生の二人においては、同僚や部下が相手であれば、生じられる側はメインの戦力、前線で働き、生じる側はその弱点を補う、補佐するといった関係になり、相手が上司であれば、上司が逆に後衛から指示を出し、生じる側、生じられる側いずれであっても、それを受けて、相手の期待以上の働きをして結果を出すなど、立場によって形は変わってきます。

これはつまり、部下や同僚であれば、生じる側の補佐とは、相手の結果を出すことの手伝いであり、それによって相手の評価が上がる、形あるもの、価値あるものが出来上がる、といった運気の上昇が見込めるのに対し、上司であれば、自分がそれに従って結果を出すことが、上司の成績に結び付く、上司の評価に繋がる、という面もあるため、生じる側がどちらかで、部下の手柄が重視されるのか、上司の手柄が評価されるのか、が変わってくることが影響しています。

いずれにせよ、相生の関係は、社会運においては最も有用で、できるのならば、この社会運に相生のあるメンバーで協力し合うことで、大きな結果に結びつけていくことに繋がっていきます。


比和の関係では、お互いに対等で、運気の上下を生じない代わりに、同じような傾向を持つところから、基本的には、無理なく協力できる間柄になります。

他の相性でもありましたが、比和の関係は、二人の強味と弱味が似たような性質になりやすく、仕事や課外活動など、何かに取り組むことが主となる社会運においては、同じ目標に好手順で向かえた場合、もしくは、その作業への適正が高い場合は、この共通の性質が強味になります。

その反面、欠点として作用した場合、新しい考え方で状況を打開する、弱点を補いあう、といったことが難しく、二人を合わせて、更に状況を悪化させてしまうこともあるため、特に有事において、難しい相性になることもあります。


相剋では、一方がもう一方の足を引っ張る、精神的、物理的負荷になるなど、剋する側が相手の運気を打ち消すため、多くの場合において、マイナスの作用を及ぼすことになります。

ただし、これはあくまで、相手の運気を打ち消す、悪化させる、といった作用であり、仕事そのもの、取り組みそのものがうまくいかなくなる、という作用ではないことに、注意が必要です。

例えば、相手の社会運が28画、自分の社会運が24画で、共通の仕事に取り組んでいる場合、相手はひたすら我が道を進み、時として、やり過ぎてしまう運を持ちますが、自分の運気は、ベースを強化し、合理的、的確に仕事をこなしていく運になります。

このような場合では、相手の28画の手法では、仕事に対してはむしろ危険性が大きく、24画の合理性、基礎の強化、的確さを通すことで、相手は不満が残る、否定され、評価を奪われる、といったマイナスの作用がありますが、仕事の内容自体は、24画が結果を出すことでうまくいく、といったことが起こります。

このように、相手が凶数であったり、極端さ、不安定さを持ち、自分の側に吉運が強い場合、相手への凶作用を押して、あえて相剋を仕掛ける、といったことも、社会運においては必要になることもあるため、この辺りは、相手との仲を重視するのか、結果を重視するのか、などで考え方が変わってきます。

総じていえば、相剋では、少なくとも、剋される側の運気は下がるため、相手との仲においては、良い相性ではない、ということは言えます。なんとなく居心地の悪い相手、不必要な恨みを買わないように、注意すべき相手、といった点は、押さえておいて良いと思います。


ということで、今回は、社会運における二人の相性について、解説をさせていただきました。

二人の、とあえて付けましたが、会社など、仕事仲間、活動仲間というのは、結構な人数が集まるのが基本で、二人の間では相剋でも、その間に相生を持つ人物などが現れると、運気の組成自体も変わっていくため、現実的には、プロジェクトのメンバー全体を見る、少なくともその企画に携わる人の運を一通り見る、といったことが必要になってきます。

ここまでの話はあくまでも、マンツーマンという関係で、ではありますが、ひとまず社会運はここまでにして、次回は、家庭運の相性について、解説をしていきます。

ではまた♪

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