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姓名判断ー20画

はい、今回は陰水、20画の解説に入ります。

一桁目で一巡して、11画からの二巡目、最後の数である20画も凶作用の強い数です。ここまでの9、10、19、20画の4つを4大凶数と言い、特に避けるべき数としている流派もあります。

では、この20画はどのような運勢になるのか、中身を見ていきましょう。

20画 最大凶数、4大凶数
呼び名:災厄運、離散運、堕落運など

上下で分裂する水ー深部に溜まる淀み


10画で淀んだ陰水が、時間の経過で更に多くの水を蓄えます。同時に淀みも蓄え、水奥へと沈殿させていきます。
20画はこの内なる淀みのため、短命で病気を内に抱えていたり、ふとした瞬間にこの淀みが表面に現れることから、ヒステリック、一か八かのギャンブル、不慮の事故、この陰との親和性の強さから、災厄、誘惑への弱さなどの要素を持っています。

20画はどこにあっても凶意が強く、人運や外運、家庭運なら対人トラブルや病気に、社会運でもトラブルやヒステリーからの失敗、地運でも総運でも事故や短命の暗示など、弱まる部分がないため、常に注意を要する画数になります。
晩年まで害のない、天運が唯一、救いのある部位と言えるかもしれません。


相生相剋としては、まず金生水では、20画のヒステリーやトラブル、病気に対して、金属性が気にかけ、自分が味方になろうと近付いていく好相性です。

陽金は少し気が引けることもありますが、陰金はこうした逆境に強く、20画の境遇に自分から挑んでいくところがあります。特に18画や28画は負けず嫌いなので、とことんまで付き合ってくれる気概があります。

水生木では、穏やかな木属性に20画が惹かれ、近付こうと努力をしていく関係です。

木はあまり人付き合いに積極的ではない上、20画の性格上、うまく近付いていくことが難しいので、簡単に仲良くなれる間柄ではありません。しかし水は木の内面に気付くことができるので、社交辞令で人付き合いをこなす木に、味方を得た気持ちにさせ、元気付けていくことができます。
20画も木に相応しい立ち振舞いや、人付き合いの術を身に付けていくので、お互いが成長でき、心を開いて付き合うことのできる、好相性になります。

相剋として、土剋水では、土の無神経さや大雑把さが20画の地雷を踏み、20画が土にキレる悪相性です。

土には基本的に悪気はなく、20画がヒステリーを起こせば、周りを味方につけて20画を孤立させていきます。19画とほぼ同じ流れですが、土からのコントロールされやすさでは20画が上なので、十分注意する必要があります。

水剋火では、20画が火属性を消沈させ、勢いを削いでしまう悪相性です。

こちらも19画と同じく、火にはよくわからない理由でヒステリーをぶつけられるため、火は混乱し、行動ができなくなって、本来の魅力を発揮できなくなってしまいます。
19画と違って洗脳じみたことはできませんが、いずれにせよ運気を阻害するため、相性は悪くなります。


ということで、今回は20画の解説でした。

同じく最大凶数の19画と比べると、相剋の厳しさが緩い分、20画の方が開運がしやすい反面、相生の方の結び付きがさほど強くないので、開運までにかかる時間は20画が上になります。
いずれにせよ、味方の多い土にむやみに感情的にならないようにすること、心優しい木属性との関わりや、20画の場合、逆境に強い陰金を味方につけることが開運の鍵になってきます。

では、次からは更に時間が経過し、一桁目の延長のようだった10代から、更に進んで、様相も変わってくる、20代へと突入します。

ではまた次回に✨

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