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姓名判断ー36画

はい、今回は4回目の陰土、36画について解説していきます。

当初、水を含む地として豊かさを享受した陰土ですが、その水分量が増えすぎ、26画ではついに害を及ぼすに至りました。
では、更なる時間経過でこの土はどう変わったのか、見ていきましょう。

36画 凶数、大凶数
呼び名:乱世運、短絡運、英雄運

実りなき大地ー腐っていく土地


増えすぎた水分は、ついにその土壌を汚染するに至りました。
この土地では、最初こそ栄養豊富に見えますが、多すぎる水気が仇となり、作物は実りにくく、早々に根が腐って多くの草木が倒れてしまいます。

こうした要素から、36画は世話をするが報われない、親分肌だが裏切られる、突っ走りすぎ、熱烈さ、人のことばかり気になる、情に絆され騙される、短気で短絡的、神経質、経済的不安定などの意味を持ちます。

人運や外運において最も凶作用が強く、総運でも強い凶要素を持ちます。
家庭運では結婚詐欺などに遭いやすく、社会運でも情に流されて財産を流出させるなど、陰としての、情を持つが故の損失に、気を付けなければなりません。

地運では、周りからは優しい子供として映り、未熟さのため、騙されるのはどの子供でも珍しくないこと、大人が管理してくれることなどから、その大人からの犯罪へ注意は必要になりますが、凶数としての影響は弱くなります。


相生相剋としては、まず火生土では、明るく活発、勘の鋭い火に助けられ、時に情に流され過ぎるのを窘めてもらう、騙されても前向きに励ましてくれるなど、公私に渡って助けられる好相性です。

特に、陽火は36画の熱烈さを上手に受け流し、不思議に思ったことも悪意なく、率直に口にしてくれるため、36画も冷静さを取り戻すことができます。

また、恋愛でも相性が良く、警戒心の強いわりに素直で、危うさのある36画を火が放っておけず、積極的にアプローチしていきます。
短気で短絡的な36画ですが、火は行動力があり、時に大胆で展開が早いため、情熱が噛み合えばスピード婚もあり得る相手です。

土生金では、金の深く狭くの性質が光り、36画のお節介にも金がしっかり対応し、順調に仲を深める好相性です。

熱烈で、時に相手を忘れてしまう36画ですが、金も実直で一本気な気質のため、誠実に関係を深めていけます。
自分という色の強い陽金は友人に向き、熱烈で行きすぎる36画とは、方向性が噛み合えば、戦友のような仲になることもできます。

陰金とは恋愛に向き、36画の時に相手を省みない熱烈さを、陰金は一途さ、情熱の強さとして見てくれます。
行きすぎて時に叱られることもありますが、手応えのある相手で、不器用な金には基本的に騙される心配もないため、36画も安心して付き合うことができます。

相剋としては、木剋土では、マイペースな木に36画の言動は響かず、多くの世話焼きを空気の読まない行為とされてしまう、悪相性です。

木は独立心が強く、36画のお世話も親分肌も響きません。
手助けをしたはずが、余計なお世話と認定されてしまう、熱烈さが付きまといと認定されてしまうなど、36画の言動は、ほとんどを負の行為と理解されてしまうため、積極的になればなるほど、空回りをしてしまいます。

相剋でも、木の下に土がいるときは土台となり好相性、と言われますが、36画が下の立場でも、木には困った人と映るため、相性は良くなりません。

土剋水では、36画の世話が水に圧力を感じさせ、やりすぎて水の意志や自立心を損なう、悪相性です。

水は手のかかる画数が多く、36画の世話好きに火をつけます。
しかし、土の鈍感さ、常識に囚われる価値観などは36画にも健在で、それが水の意思や思いを蔑ろにしてしまいます。
結果として、水が36画に依存する、生活を壊すなど、親離れできない子供を作ってしまう、また36画も生活拠点が変わるなど、時には共依存のようになり、自分自身にも悪影響を受けるので、注意が必要になります。


ということで、今回は36画の解説とさせていただきました。

36画の場合、本当に悪意ある人にころりと騙されてしまうケースもありますが、水が依存状態から自立し、生活を取り戻す瞬間のように、本来あるべき姿に戻るときにも、こんなに尽くしたのに、騙された、と思ってしまう傾向があるので、自分の言動を客観的に見る、冷静になることが大切になってきます。

では、次回は37画、4回目の陽金の解説に入ります。

でわでわ🎵

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