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姓名判断ー78画

はい、そろそろ姓名判断、画数のシリーズも終わりが見えてきましたが、今回は78画、8回目にして、最後の陰金の解説とさせていただきます。

陰金は、初期こそ、固い金属として、方々とぶつかっていましたが、後期には欠け、初期とは大きく変わる運気を手にしました。
前回は、加工された金属として、強運を授かりましたが、では、今回はそこからどう変わったのか、見ていきましょう。

78画 凶数、半吉数
呼び名:早春運、無謀運など

78画は、高い価値を当然とする金属です。
前回、高い加工技術によって、貴金属として加工された金属は、時間が経ったことにより、それを当たり前のものとして、その価値のみで世を渡っていきます。ここから、78画は、自信過剰、優れた才能、実力者、世界は自分を中心に回っていると思っている、ワンマン、強引、無理を押し通す、無謀なチャレンジ、といった要素を持ちます。

能力、才能はあるため、一度は成功をする運気を持ちますが、実力以上のことに手を出し、失敗してしまうケースも多く、若いうちに成功をすると、その後の失敗を長く引きずってしまい、不遇の晩年を迎えることもあるため、現状を冷静に把握する視点や、着実に、次の手を考えることが必要になってきます。


水が名前にある場合、78画の無謀さ、チャレンジ精神が、水の作風、活動に大胆さを与え、新しいジャンルの芸術を産み出す、新しい手法の美術、芸能を作り出すなど、水の持つ、独特の感性、クリエイティブな才能を、存分に活かすことができます。

水は、不遇、孤独、貧困、病弱などを運として持つことも多く、周りからの排斥を受けやすいため、そのような環境では、78画の持つ、無謀とも言える自信や行動力は、水へ前向きさ、強さを与え、大きな助けになります。
芸術の分野は、時代や見る人によって評価が変わることもあり、仮に低い評価を受けても、78画に失敗と認識させにくく、折れにくさを生むこともプラスに働きます。

水が周りにいる場合、78画の、欲求や希望を当たり前に押し通そうとする、という基本の姿勢に対し、普通は反発するか、やむ無く応じるかするところ、水は、何事もなく応じる、マイワールドにいて元々話を聞いていないなど、独特の反応をするため、78画も戸惑い、かえって強引さを静めるなど、強気すぎるが故の弊害を、抑えることになります。

78画は、我が強く、陰金特有の攻撃性、意思の強さから、反発に対し、強引に押しきる、という対応に慣れていて、それを生業とする画数でもありますが、水は独特の世界観、感性で判断するため、応じ方も特殊で、そもそも強引さを発揮する、という場面が生じません。無理な欲求で敬遠されがちな男の子が、天然の子に戸惑い、よくわからないまま優しくする、といったイメージです。


木が名前にある場合、木が一人で物事を進めていくのに対し、78画は、他人に希望を押し通そうとする強さがあるため、必要以上に一人になりたがり、周囲からの孤立を深めてしまいます。

木の場合、個人で動くことが多くとも、基本的には、その人柄や信頼で、人とうまく付き合っていくこともできるのですが、78画は対人運が悪く、反発も招きやすいため、本来は人とうまくやりたい木には、強いストレスとなります。そのため、木の持つ目標到達も遠退き、成功が難しくなっていきます。

木が周囲にいる場合、78画が木の事情に構わず、強引にでも自分の希望を押し通すため、根本的に、正面から力ずくで押しきられることに弱い木は、対抗できず、木の目標到達を阻害、木の障害となっていきます。

木は元が優秀であることが多く、78画の場合、木に自分の手伝いをさせることも増えますが、その向こう見ずさ、無謀さもあいまって、失敗も訪れやすく、木に過剰な負担を強いた挙げ句、失敗に巻き込んで被害を与えるなど、木にとっては、かなりの凶要素となっていくため、注意が必要になります。


火が名前にある場合、78画の強引さに、火の気まぐれさ、行動力や発想力が合わさり、思い付きで突飛な希望をし、強引に叶えさせては、思い付きで取り下げるなど、人を振り回す、迷惑人間になってしまいます。

78画は元々、人の忠告、助言などに耳を貸さない類の人種ですが、火は、なまじコミュニケーション能力が高く、行動力も併せ持つため、誰も止められない、暴走状態になりやすいのも、問題を大きくする要因になってきます。
名前において、この組み合わせは、人にかけた迷惑は、やがては自分に返ってくるものと、自重することが大切です。

火が周りにいる場合、78画は希望を強引に押し通そうとしますが、火はそういった、強く我を通そうとする行動には反発し、最初こそ我慢はするかもしれませんが、すぐに大喧嘩に発展、非の大きな78画が、周囲も巻き込んで叩かれる相手で、78画が経験する、失敗の引き金になることもあります。

火は、素直で、コミュニケーション能力に優れ、味方を作りやすい性格である反面、78画は、その強引さ、ワンマンな性格、無謀さなど、敵を作りやすく、火のように、表立って反発し、攻撃された場合、78画が一人叩かれる側に回りがちです。かといって、火は火で、希望を通す能力が高いため、78画には不満が溜まり、衝突に発展してしまいます。


土が名前にある場合、土のリーダー気質から、78画がワンマン、強引に希望を通す場合でも、周りから慕われやすい分、頼れるリーダー、決断力溢れる行動として、評価に繋げることができます。

勿論、78画が普通の通り、自分のためだけの希望を通そうとすれば、周りからの反発も招きますが、土は、仲間思いで、そうした自分勝手な希望を薄め、周囲のため、仲間のためといった、人のための希望も通そうとするため、自分勝手、ワンマン、といった評価を避けることができます。

土が周囲にいる場合、仲間思いの土が、78画の強引さにも、友好的な交渉姿勢を見せ、一定の妥協、協力をしてくれ、また、78画の起こす無謀な挑戦にも、手助けをし、人の話に耳を貸さない78画に、バックアップもしてくれるため、78画へは、全面的に、大きな力となってくれます。

一見すると、78画が一方的に助けられる関係のようですが、土のリーダー性は、火や金のように、我の強い相手、時には問題児をまとめあげることで鍛えられ、周りからの評価にも繋がっていくため、78画のワンマン気質、強引さなどは、土には案外、都合の良い修行要素になったりもします。そのため、これもお互いに得られるものがある関係です。

ということで、今回は78画、8回目にして、最後の陰金の解説とさせていただきました。

画数は81画までしかないため、画数の解説は、残すは79、80、81画の3回で終わりになります。
間で、相生相剋が終わったので、そちらではこれから陰陽配列の解説に入りますが、そちらで因縁の解説も進めるので、こちらでは、この後は、名前の持つ音、「あ」~「ん」までの、五十音の解説に入ろうと思います。

姓名判断について、まだまだ長く解説を続けることになりますが、どうぞお付き合いくださいませ。

でわまた🎶

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