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姓名判断ー26画

はい、今回は3回目の陰土、26画について解説していこうと思います。

陰土は水を含む土で、これまで栄養豊富で、生命を育む大地として強い吉運を持っていました。

では、その大地は時間が経過した26画では、どのように変化したのか、見ていきましょう。

26画 半吉数、半凶数、大凶数
呼び名:波乱運、混乱運、動乱運など

緩む地盤ー水の多すぎる土地

水気を多く含む土地は、長い時間によって、ついにその危うさを表に出し始めました。
適度であれば生命を育む土も、多すぎた水分は地滑り、土砂崩れ、あるいは底無し沼といった、一歩間違えれば逆に、生命を断ち切ってしまうような危険な土地になります。

確かに変わらず芳醇な大地ではあり、蓄えの多さから、26画は博学多才、発想の豊かさ、才能や実力、自己主張といった素養を持ちます。しかし見た目は平穏でも、内部では崩壊の序曲を奏で始めている、そんな危険を含む性質から、両極端な吉凶、幸福と不幸が表裏一体、感情面も運勢も不安定、といった要素も持ち併せています。

総運や家庭運、社会運ではこの性質が強く表れ、大成功を納め、最高の幸福を味わったと思ったら、全てを失い絶望のどん底に叩き落とされる、といった経験をするなど、非常に不安定な運勢になります。

地運では社長令嬢、令息からの一家離散などがありえますが、幼少においては成す術がなく、また外運では人に利用されやすく、凶要素の方が強く出るので、いずれも注意が必要になります。
人運では才能に溢れながら人望が育たず、自己主張を強引に通そうとして孤立する、などがあるので、協調性を忘れないようにしましょう。


相生相剋としては、まず火生土では、火が26画の滑り止めとなる好相性です。
特に陽火は良い点を積極的に評価してくれ、内に秘める危うさも解消してくれるため、安定を求める26画にはなくてはならない存在になります。

陰火も26画の後押しをしてくれますが、陰火自身の不安定さから、奈落への滑り止めとしては弱く、むしろ一蓮托生になる可能性があります。
結婚すると波瀾万丈で、苦楽を共にする縁として、ドラマチックな運命を迎えることになるでしょう。

土生金では、26画が持ち前の才能を使って金に協力する相性で、こちらも好相性になります。
金は強く、不器用なため、26画にはプレッシャーになることもありますが、むしろこのプレッシャーが26画の崩壊運を抑える訓練になります。

また、金は一度味方になると、逆境においても見捨てることなく、力強い味方になってくれるため、転ばぬ先の杖としても頼れます。
土にしては人望がないため、金の不器用さの助けにはなれませんが、能力的に相互補助のできる、良い相棒になってくれるでしょう。

相剋としては、まず木剋土では、特に陽木は人望も能力もあり、26画から人を連れ去ってしまうため、崩壊を早める悪相性になります。

しかし陰木は26画とは近い空気感を持つため、相剋ながら案外普通に仲良くでき、それほど悪い相性ではありません。
ただし、木がおとなしいことを良いことに、我を強引に通そうとすると、トラブルの火種となって、ふとした瞬間に足場が崩落することがあり得るので、無理強いは控えた方が無難です。

土剋水では、26画が水の地雷を踏み、大騒ぎになって26画にも崩壊を呼ぶ、非常に危険な相性になります。

土は元々、感情的に影響を受けにくく、鈍いところのある気質を持ちますが、26画は自信の強さや能力の高さも相まって、水に対して無神経に接してしまいがちです。
だからといって、水を踏み台にしていると、大きなトラブルになって一気に崩壊するので要注意です。


ということで、今回は26画の解説とさせていただきました。

以前どこかでお話ししましたが、この26画は流派によって評価が大きく分かれ、落ちたときが酷すぎるから、と凶要素を重要視する流派は大凶、トータルで見れば良し悪し両方あって、悪いばかりではない、と見る流派は半吉や半凶といった評価をしています。

悪い方に落ちなければ能力はあるので、相生が多い、相剋がない環境ならば、幸運のまま終われる可能性もあります。普通以上に相生が大事な画数と言えます。

では、次回は27画の解説に入ります。

ではまた✨

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