姓名判断ー15画

はい、今回は15画、陽土の解説です。

前回はどこまでも広がる草原、大地を表しました。
陽の光と大地は相性がよく、基本的には吉運以上を維持します。

さて今回はどうでしょう。

15画 吉数、六大吉数
呼び名:徳望運、着実運、信望運など

はい、まず一見してあれ?と思う人が多いと思います。
吉の次は大吉なのに、それを飛ばして六大吉。同じ画数で運ってそんなに変わる?と疑問に思うのではないかと思います。てゆーか思ってください。解説したいので。させてね?

はい、ということですが、これは流派によって見方が変わる数の一つで、普段の運の状態から吉凶を見る流派は吉、最終的にどうなるかを見る流派は六大吉数と見ています。

今回はちょっと副題を飛ばして解説しますが、15画は5画の大地が成長した姿です。といっても大地が変化するには長い年月が必要で、その間大地はゆっくりと変化していきます。

陽土15画はこの性質から、順調、着実な発展、土特有の管理能力や広い交際範囲、人脈、おおらかさ、包容力、視野の広さといった資質を持っています。この資質を、人生全体を通して発展させていくのが15画の最大の特徴です。

はい、察しの良い方なら気付いたのではないでしょうか。
人生全体を通して、ということは、15画は1年、2年で劇的に変化することはなく、10年、20年単位でようやく状況も変わり、成長や発展が見られる数、ということにもなります。

この普段の状態を見ると、短期的には穏やかで人柄は良いけれど、ごく普通の運気を持った普通の人、としか映りません。他の大吉数のような華やかさや、目立って優れた点が見えないのです。

しかし年月を経て、壮年期や晩年に入った姿を見ると、順調に人生を歩んできた結果が形となり、安泰で幸福な人生を送っています。この姿まで見ると、他には類を見ない吉数、六大吉数とも見えます。レベル99まで成長し続ける代わりに、上がり方がゆっくりすぎて、そこまで上げないと最強にならない、仲間モンスターみたいなものです。

ということで、15画は持つ運による恩恵の差が大きく、総運や社会運、家庭運といった、長く続く運にある時に、大吉数以上の恩恵を得られます。逆に地運や天運など、期間が短く終わってしまう運では、開花する前に運が終わってしまうことが多く、吉数ということになります。


相生相剋としては、まず火生土ですが、歩みの遅い代わりに穏やかな15画に、火属性があれこれ提案したり行動を促してくれる数で、火もそれによって成長し、穏やかさを得られる好相性になります。

特に男女では恋人に発展しやすく、近付いていくのは行動力のある火からになりますが、男女どちらがどちらの属性であっても楽しく仲良くいられる、相思相愛のカップルになります。

土生金では、粗削りで我が道を貫きがちな金を、15画が気にかける相性で、適度な距離感を保ちつつ金を補佐する、穏やかな相性になります。

この相性では、15画が尽くす側になることが多く、金は基本的に言うことも聞きませんが、15画はその金のあり方から交渉術や人の扱い方、接し方を学ぶことができ、時には頼れる姿から元気をもらったり、金から助けられることもあるので、15画にも恩恵が得られます。
仲も良好で、金の画数によっては損をしていると感じることもあるかもしれませんが、悪い相性ではありません。

相剋として、木剋土では、15画は土の中でも特に穏やかで、人と波風立てることが少なく、相剋ながら優等生な木とも特に問題なく接することができます。

どのような立場であっても、基本的に相剋の度合いが緩く、特に15画が下の立場にいる時は土台となって木を支えることになるため、相生と言えるほどの好相性になります。

土剋水では、やはり15画の穏やかさが光り、本来なら地雷を踏んで水から疎まれがちな土ですが、15画の場合はほとんど問題になりません。
水が近づきすぎると、思ったより親身になってくれない、といったような形で失望されることがあるので、ある程度の距離があれば上手に付き合っていけます。


ということで、今回は15画の解説でした。

15画も相剋の影響が小さく、最初は目立って良い点もなく、大成までは長い時間を要しますが、基本的には大きなトラブルなく成長していくことのできる、良い画数であると言えると思います。
吉性の強い数というのは色々ありますが、相剋の影響が強いと思わぬ落とし穴に嵌まることもあるので、そういう意味では名付けにも悪くないと思います。

では、次回は陰土、16画の解説に入ります。

ではまた🎶

皆様のためになる記事、読んでてクスッとできる面白い記事を目指して書いています。 日々更新に努めていますので、よろしければサポートよろしくお願いします♪