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姓名判断ー51、52画

はい、今回は6回目の木属性、51画、52画の解説をまとめてしていこうと思います。

何度か書きましたが、この辺りの画数になると、名前として持っている人も少なく、(特に二文字確定の人運、名字である天運も、れんは46画くらいまでしか見たことはありません)、せいぜい社会運、家庭運、総運として持つ人がいるくらい、ということで、ここからはこの3つの運を中心に解説をしていきます。

では、早速見ていきましょう。

51画 半吉数、凶数
呼び名:焦楽運、転倒運、潔癖運など

51画は高過ぎる木。
伸びすぎた樹は、地盤次第では、倒木の危険が出てきます。そのため、51画は小心者、デリケートで傷付きやすい、素地はあることから、学生時代は優秀、頭が良い、才能がある、名誉も財産も手にするチャンスは訪れる、使い道が限られることから、社会運では芽が出ない、思い込みが強い、この人と決めて献身、女性は恋愛に溺れる、といった要素があります。

社会運では、チャンスを手にすることができれば、地位も名誉も得られますが、元来小心者で、一歩を踏み出す勇気が出ず、機会を逃してしまいます。

水生木があれば、小心ながら、その場の感覚に流されて踏み出し、成功することもあります。逆に金剋木では、金の強さに圧力を受け、より引っ込んでしまいます。
自分の名前(特に人運)に金剋木がある場合は、見かけ倒しになりやすく、信用を失わないよう、気を付けましょう。

家庭運では、相手に傾倒しすぎ、振り回されてしまう、尽くしすぎて大事にされない、思い込みで精神的に疲れてしまうなど、苦労の暗示があります。

木生火がある場合、行動的な火を献身的な51画が支える形になりやすく、運気が安定します。水生木も相生で、水が51画の精神を安定させてくれますが、火は素直でわかりやすく、振り回されにくい、安心できるといった点から、51画が女性の時は、こちらの方が好相性になります。

金剋木では、金が51画の尽くしすぎを抑えるため、51画の消耗は避けられますが、なんだかんだ51画は尽くしている方が精神的に楽なため、やはり相生から相手を選ぶ方が無難です。

総運では、全般的に小心者、尽くしすぎなどが出てしまうため、気疲れしやすくなります。

自分の名前に木剋土がある場合、気弱さの影響で、土の持ち前のリーダーシップを発揮できなくなり、土の運気を害するので、火が自前にない場合、火の友人と付き合うと、その明るさと気楽さに助けられます。

木剋土の相手と接する時は、51画が土の采配を怖がりすぎ、土が引っ張れないので、土の方から離れていくことになり、51画が無意味に追いかけない限り、あまり悪影響はありません。

52画 大吉数
呼び名:機智運、統率運、先見運など

52画は荒波を越えてきた木。
日陰でも長命を迎えた木は、苦難に負けない姿から、強い生命力、精神力、苦境に負けない、ゼロから始めて偉業を達成、まっすぐな性格、意地っ張り、低木は利用しやすく、大勢と接してきたことから、先見の明、時代を読んで成功、同性からも異性からも人気、といった要素を持ちます。

社会運では、最も強く吉運を発揮し、先見の明、時流を読んでの起業、人の支持を集める力、苦境も跳ね返す精神力、体力や回復力など、持つ運気を最大限発揮し、大会社を作り上げるような才能に恵まれます。

名前に金剋木がある場合、強くなりすぎるがゆえの弊害として、人が付いていけなくなる、独りよがりになるなど、視野の狭さや、本来の人気運に陰りが出ることもあるので、水の人間を交えると、人情味が加わり、親しみが増すなど、運気を底上げすることができます。勿論、自前に水がある場合は、それを活かすと、画期的なインスピレーションを得るなどもあり、良い方向に発展します。

家庭運では、男性の場合は、先見の明を上手に活かし、将来のために子供に投資するなど、未来の家庭作りに活躍します。地運にもよりますが、自分自身もそうした恩恵を受けて育つこともできます。
火属性の女性と相性が良く、明るく楽しい家庭を作ることができるでしょう。意外と陽火より、陰火の方が発展的です。

女性の場合、先見の明や意地っ張りな姿、精神的な強さが悪い意味で働き、晩婚になりやすいため、水生木があると、感受性が増し、情に絆される、豊かな感情が男性の目に留まるなど、結婚運に繋がります。先見の明があるため、人運に凶数の相剋、27画、28画などがない限り、情に流されすぎて変な男性に掴まる、といった可能性は低いので、問題はありません。

総運でも、52画の吉運が光り、最初がどのような境遇であれ、苦境を跳ね返して成功する強運があります。

名前に木生火がある場合、行動力や企画力、発想力などが強化され、より早く、大きな結果を残すことができます。金剋木があると、柔軟性を失い、せっかくの先見の明を台無しにしてしまうこともありますが、火が強運の陽火であれば、火剋金によってそれが打ち消され、相剋にも強くなるため、自分のであれ関わる人であれ、身近に置いておくと、運気を安定させ、幸運に働いてくれます。


ということで、今回は51画と52画、二つの運を解説させていただきました。

陰と陽を比べると、基本的には陽の方が幸運ですが、陰木の場合、この52画と32画が大吉数となり、特にこの51画、52画の間のみ、陰が陽を完全に上回る運気を持ちます。
51画は、陽木の中で唯一の凶数であり、特別な思い入れなど、理由があれば別ですが、陽木ならオッケーでしょ、と安易に考えて名付けはしないよう、気を付けた方がいいと思います。(これが唯一の例外なので、相生相剋の解説では、陽木は基本吉以上として解説しています)

では、次回は53、54画、火属性を一緒に解説していこうと思います。

ではまた♪

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