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姓名判断ー27画

はい、今回は3回目の陽金、27画の解説に入ります。

陽金は、陽の光に反応して輝く金属の、7画に始まり、その色合いを強めた、個性ある金属として17画へと発展しました。

では、更に時間の経過した27画では、どう変化したのか、見ていきましょう。

27画 凶数
呼び名:悲嘆運、傲慢運、強情運など

輝きを増す金属ー輝きすぎる弊害


ここまで時間が経過しても、金属は変わらずそこにあります。陽の光を反射し、輝きを強めていった結果、その金属は外界の刺激へ反発、融和のしなさという性質を認知されるようになります。

そのため、27画は頭脳明晰で、直感力にも優れている反面、強情さ、自我の強さ、プライドの高さ、協調性の不足といった要素を持ち、この要素が強すぎるところから、嫌われる、避けられるなどして、不幸を呼んでしまいます。

この我の強さが一際強く出るため、人運では凶度合いが強まります。
外運でも嫌われやすさはありますが、特に人運と金剋木がある場合、精神的にダメージを負いやすく、人付き合いでは我を控える必要があります。

社会運では、個人で成り立つ職であれば、頭脳の鋭さや直感力を活かし、第一線級の活躍をすることが可能で、この場合、凶作用は弱くなります。工学系の職人や研究者、棋士、弁護士などに向くかもしれません。
また、地運では同じく、我儘で我の強い子供というのは珍しくなく、頭の良さが大きな武器になるため、この場合も凶作用は弱めです。


相生相剋としては、まず土生金では、27画の我の強さに動じない土が27画を支えてくれる仲で、陽土は距離を起きたがることもありますが、陰土の方が情が強く、好相性になります。

陽土は陽の火の成分から、27画の強情さやプライドの高さに手を焼き、離れてしまうことがあります。
陰土は陰の水と土の両面相生で、金が男性、土が女性なら頑固親父と肝っ玉母さんのような組み合わせに、金が女性で土が男性なら、気性の激しいお嬢様に、心優しい青年執事のような組み合わせになり、いずれも土が多少の苦労をしますが、良好な相性になります。

金生水としては、異質で煙たがられることの多い水を、27画が放っておけずに手助けする相性で、我の強さやプライドの高さといった、27画の要素を水は気に留めず、好相性になります。

水は、独自のセンスや感性で生きることが多く、我が強い、プライドが高いといった、普通なら避けられてしまうような性質も、感性に刺さらない限りは気にしない、という特徴があります。
水は自分への攻撃には敏感ですが、金が攻撃するのはライバルや敵意のある相手で、自分の世界に生きる水とは世界が違うため、そうした意識を持ち得ません。画数によっては水が金の癒し空間になり、27画の狭量さを緩和するなど、非常に良好な相性になります。

相剋としては、火剋金では、陽火は危険を遠ざける運があり、27画とは適度な距離をおいて付き合えます。
陰火はプライドや強情さなど、27画に対しダイレクトに攻撃するため、27画には難しい相手になります。

この陰火ですが、陰の水要素があり、27画も少し聞く耳を持ちたくなるので、必ずしも喧嘩になるような相手というわけではありません。
27画は我の強さや我儘などから運気を損ねますが、陰火の我儘に付き合った結果、自分の我の強さなどが抑えられるため、相剋ながら、逆に運気を上げることもある相性です。

金剋木では、大人しい木に、27画が遠慮なく物言いをつける相手で、強力な悪相性になります。

1年生に絡むヤンキー上級生のような相性で、卑屈になる陰木には哀れに思って手を引くこともありますが、陽木の場合、嫌々従ってるのがわかるため、かえって無理強いして運気を落としにかかるなど、非常に煙たがられます。
陽木は人望がある画数が多く、大勢を連れて反撃されることもあるので、突っかかりすぎないように気を付けましょう。


ということで、今回は27画の解説とさせていただきました。

27画は凶数ですが、基本的には人付き合いから凶を呼ぶ性質があるので、個人で何かをする分にはあまり害が起きず、能力自体は高いため、周りに相剋が多いようなら、独走しているくらいの方が無難かもしれません。
また相剋とはいえ、陰火は幸運を呼ぶ可能性があるので、27画が自分に及ぼす影響を見る場合、長い目で見た方がいいでしょう。

ということで、次回は28画、陰金の解説に入ります。

ではまた🎵

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