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ホロスコープー円盤の読み方

はい、今回は、有名人親子のホロスコープを紹介、と思っていたのですが、それに先だって、今まで解説してこなかった、円盤の読み方について、を先に解説していこうと思います。

これまでは表を加えて上げて、その数字や星座などを参考にお話していましたが、おそらく多くの占い師が円盤を基準としていますし、図解の方が一目で見える分、わかりやすい、という方もいると思いますので、参考になればと思います。

では、まず、見本とするため、本来であれば次回に紹介する、有名人の方の子供の円盤を上げていきます。

はい、参考にするサイトにもよりますが、この図では、上の円盤には色々な記号や、青や赤のライン、下のアスペクト表には青や赤の数字という、この2つがセットになっていますね。

ではまず、この二つのうち、先に下にあるアスペクト表から見ていきたいと思います。

このアスペクト表というものですが、ここに何やら記号が階段状に並んでいるのがわかると思います。
これがそれぞれの惑星を表す記号で、形状的には2つ目の月が一番分かりやすいと思いますが、上から順に、太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星を表しています。

そして、この表の中には、数字が入っていますね。
これがそれぞれの天体の、どれとどれがどんなアスペクトを持っているか、を表しています。
例えば、この表では太陽とのアスペクトで、月の交差する位置に120、木星や土星と交差する位置に0が入っていますが、つまり、これが太陽と月の120度、トライン、太陽と木星、土星とは0度である、合があることを示しています。

これは円盤の図の方を見ると、こちらとも連動していて、円盤に同じく太陽や月、水星といった天体を表す記号が表示されています。その近くにチマッと書かれている数字がその天体の角度を表す数字で、ここに引かれている、青や赤のラインが、アスペクトです。
円盤の図を見ると、先の太陽と月であれば青いライン、木星や土星とは、赤の短いラインが引かれていることになりますね。

この色についてですが、青や赤は、青がソフトアスペクト、赤がハードアスペクトを表しています。また、合は便宜上、赤で書かれているものの、これは特別ハードアスペクトというわけではないので、この点は注意した方が良いと思います。

で、この円盤の外枠に、これまた天体とは別の記号があります。黄色や紫などの、この枠の中にある記号が12星座を表しています。
円盤の一番内側には、1から12までの数字が書かれていますが、そのうち、3の枠に大半が入っている、角のような形の記号、これが牡羊座で、ここから、反時計回りに牡牛座(数字では4の枠ですね)、双子座、蟹座と順に続き、2の枠辺りにある記号が魚座を表します。

なお、この枠の一番内側の数字はハウスで、この方であれば、3室に牡羊座の大半が入っていて、4室に牡牛座、5室は半分くらいが牡牛座、もう半分が双子座、といった配置になっていますね。


そして、この円盤から星を読む場合、この全てを併せて見ることになります。

例として、円盤の内、左下の方に一つだけ離れている、月について見てみましょう。

まず、配置として、近くに18,05と書かれていますから、月は、何かの星座の18,05度、という位置にあることがわかります。

では、何の星座なのか?
それは、外枠の星座の記号を見るとわかります。

12星座の記号でわかるのが一番早いのですが、それがわからない場合、先程、3室の辺りにあるのが牡羊座と書きましたね。
月は、この牡羊座から2つ前の星座の記号ですから、順番に考えると、牡羊座の手前が魚座、もう一つ手前が水瓶座で、この水瓶座の18,05度という、これが月の位置だとわかります。

月の場合、生まれた時間がわからないため、正確には意味はないのですが、この円盤を見ると2室が広く、月もこの2室の枠の中にあることから、この12時という時間であれば、月は2室、18,05度、水瓶座、ということがわかるのですね。

そして、この月から引かれているラインを見ると、青が5本、赤が1本あることから、実に6つのアスペクトを形成しているのがわかります。
ちょっとごちゃごちゃしていますが、色から、海王星、冥王星、太陽、木星、土星とソフトアスペクト、火星とハードアスペクトということが判別できます。

このアスペクトは、下のアスペクト表とも連動しているため、こちらを見るとわかりやすいですが、それぞれの角度としては、太陽、木星、土星、冥王星と120度、つまりはトラインで、海王星とは60度、セクスタイル、火星とは180度で、オポジションということがわかります。

このように順に全てを見ていくと、この方は、合以外のハードアスペクトが少ない反面、月を中心としたソフトアスペクトは非常に活発で、また、天秤、蠍、射手に8つの星座が密集しているという、社会性の強い人物であることがわかりますね。


ということで、サイトによっては小惑星まで書かれていたり、ここでもASCやMcなど、見ようとすれば見えるものはありますが、とりあえず、円盤での星読みの基本としての解説は、ここまでにしようと思います。

ここで解説を進めても仕方ないので、このホロスコープの持ち主について、具体的な人物像は次回の有名人親子の紹介の記事に回しますが、このように、今までの表に書かれていたことというのは、基本的にはこの円盤で全て書かれているため、慣れた占い師の方であれば、一目で配置や関係性までわかる、円盤の方で読むことも多いのですね。

書かれている記号は、普通に過ごしていると馴染みが薄く、また獅子座、乙女座、蠍座のように、似たような記号が多いため、覚えるまではしばらく手間取ると思いますが、この、円盤で星を読むことができるようになると、アウトオブサインでのアスペクトなど、見逃しもしにくくなりますので、占い師を目指す方などは、ぜひ覚えてみてください。

ということで、今回はちょっと短いですが、次回は改めて、有名人親子について、紹介をしていこうと思います。

でわ🎵

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