姓名判断ー陰陽配列について２

はい、今回は前回に引き続き、陰陽配列について解説していきます。

前回は、陰陽配列の、陰陽が何を意味するか、良い配列、悪い配列だと、それぞれどのような意味を持つのか、読み方、配列の良し悪しなどについて、簡単に解説していきました。
今回は、どのような配列が良いのか、悪いのか、この辺りを、理由も含め、具体的に見ていこうと思います。

前回、陰陽配列はバランスが大事、というお話をしました。といって、バランスに大切なのは、実際には陰、陽の数以上に、人運に陰、陽の組み合わせがあるか、それ以外に陰陽がいくつあるか、です。

日本人の名前は漢字で４文字の人が多く、陽１、陰３といった数になることも少なくありませんが、配置次第では、十分良い配列になります。
例えば、山田太郎さんならば、3、5、4、9画となり、並びは陽･陽･陰･陽、人運に陽･陰で配置されており、外運は陽のみですが、これは良い配列です。

では、ここからは、良い配列になる陰･陽、の組み合わせには、どのようなものがあるか、具体的に見ていきます。

１、２文字名の方

まず、２文字名の方は、陰陽の組み合わせ自体が４通りしかなく、人運の基本のみで話がついてしまうので、こちらは簡単に見ていきます。

まず、組み合わせは陰陰、陰陽、陽陰、陽陽の４つのみです。
人運に、陰陽の組み合わせがあるか、が良い配列か悪い配列かの分かれ目ですから、この中では、勿論、陰陽、陽陰、の２つの組み合わせが、良い配列になります。

ちなみに、２文字の方は、霊数の関係上、外運は1+1で2画に固定されてしまいますが、霊数は陰、陽、どちらにも属さず、配列には影響しません。陰陽配列は、使われている画数だけで見ます。

２、３文字名の方

はい、陰陽配列を見る方は、ここからが大切になってきます。

３文字名は、陰、陽の組み合わせには、最初の文字に陰陽２通り、２文字目にも２通り、３文字目も同様で、合計８通り、、と、数学的に計算した方、はい、間違いです。陰陽配列は、実は１２通りあります。

文字は３字、陰陽の組み合わせしかないのに、何故そうなるのでしょう？

はい、次の２名の名前を見てみましょう。架空の名前を想定していますが、実在した方、たまたまですので気にされませんように。

島花子さん、画数は10、7、3画。
島村花さん、画数は10、7、7画。

はい、結論からお話ししますと、どちらも陰･陽･陽の数の組み合わせですが、前者は良い配列で、後者は悪い配列です。

同じ陰陽陽の組み合わせなのに、何故じゃあ？と思った方、これは何故かというと、これが、最初にお話しした、人運に陰陽の組み合わせがあるか、の問題になるのです。

先程の２名で言うと、島花子さんは、姓名を分けると、島･花子さんで、人運は10+7で17画、これは陰･陽の組み合わせです。ここから、島花子さんは良い配列となります。

対して、島村花さんは、姓名を分けると、島村･花さんで、人運は陽･陽の組み合わせです。これは人運に陰陽がなく、陽に片寄っています。このため、島花子さんと同じく、順番だけは陰陽陽にも関わらず、悪い配列となってしまうのです。

このように見ていくと、全ての組み合わせとしては、陽陽陽、陽･陽陰、陽陽･陰、陽陰陽、、と、なっていくのですが、こんな、目が変になるような陰陽の羅列を書くのはやめましょう。どこかでゲシュタルト崩壊を起こして、頭が疲れるだけですよ😅

上の注意点から、３文字名での良い配列、悪い配列の見分け方は、実は次の２つの手順だけで、見ることができます。

①、人運に陰陽の組み合わせがあるか。

②、人運に陰陽があれば、残りの文字の陰陽に関わらず良い配列、なければ悪い配列。

これだけ？と思った方、３文字名とは、どう組み合わせても陰２つ、陽１つのように、どちらか一方に陰陽が寄ってしまうのですね。
陰陽配列はバランスが大事、とはいえ、３文字では、そもそものバランスを考える字数が少なく、残りがどちらに寄っても、影響を及ぼすほどの力になりません。そのため、結局３文字名での陰陽配列とは、人運の陰陽だけで決まってしまうのです。

イメージとしては、人運を柱とした、ちょっと古いシーソーみたいなものです。柱が大事で、大きな影響があるため、片方に陰１つ、陽１つ乗ったくらいでは、ほとんど動かないのです。

ということで、本当は４文字名まで書くつもりだったのですが、そこまで書くと、長くなりすぎてしまいますので、今回はここまでで。
４文字名でも、基本は３文字と大して変わりませんので、次回は５文字名まで解説をして、残りの陰陽配列についての考察、実例まで見られたら良いかなと思います。

では🎶