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姓名判断ー28画

はい、しばらくぶりでしたが、今回は28画、3回目の陰金について解説をしていきます。

陰金は金属に水という、厳しい環境的に置かれることで、その抵抗として、反発力、強さ、攻撃性を磨いてきました。

では、更に時間の経過した、28画ではどのように変化したのか、見ていきましょう。

28画 凶数、大凶数
呼び名:遭難運、波瀾万丈運、破滅運など

抵抗し続ける金属ー錆、汚れなどの劣化

長く抵抗を続けてきた金属ですが、やはりどこかで限界が来ます。
錆、酸化、付着していく汚れ、金属内部では抵抗を続けていますが、表面にはその限界点が現れていきます。

この抵抗する金属の状態から、28画は論争や家庭内不和、苦難、トラブル、揉め事が多い、迷惑を被る、合わないものへの抵抗、負けず嫌い、我儘といった要素を持ちます。
また、限界点の様子から精神的、肉体的な疲労、融通が利かない、錆などは自身から剥がれ落ちていくところから、死別や離別といった不運も持っています。

トラブルの多さや家庭内不和、死別や離別といった点から、28画は家庭運で最も凶作用が強く、外運や地運、総運でも強い凶要素を発揮します。
人運では、肉体的、精神的な疲れやすさなどで害を被ることが多く、社会運でも自らトラブルの種を撒くことがあるので、自重が必要になります。


相生相剋としては、まず土生金では、土が28画の苦難に協力し、助けてくれる好相性です。

土はチームプレーを大事にする点、リーダー気質である点から身内に優しく、28画に降りかかりがちなトラブルにも、親身になって協力してくれます。
金属性は不器用なため、苦難にも一人で戦うことを選びがちですが、この土の協力により、精神的な負担も軽減され、運気も落ち着いていくため、28画には必要不可欠な相手と言えます。

土から見ても、28画に協力することで自身も成長し、リーダーとしての資質を育てる、人望を高めるなど、運気を上げることになるので、時に迷惑も被りますが、良好な相性と言えます。

金生水では、28画自身が不幸を体験しやすいため、水の不幸体質や感性に共感し、自然に惹き付けられる相手となります。

29画を除き、水自身がトラブルを誘引する要素を持つため、仲は良くなりやすい反面、必ずしも相性としては良いとは言えませんが、不幸を共有する相手として、長く付き合っていけます。
一蓮托生運となることもありますが、酸いも甘いも乗り越えた、一生のソウルメイトとなる可能性もある相手です。

相剋としては、まず火剋金では、火がトラブルや疲労の要因となる、悪相性になります。

陰金から見た火は、水と金属性の両面相剋で、剋される側には通常、大きな負担がかかりますが、28画はその負担から来る悪影響をまともに受け、それが更に凶を呼ぶ、悪循環の引き金になってしまいます。

幸い、28画は合わないものには距離を置く性質で、また、火も離れていく相手を深追いはしないので、家庭内など、距離を取れない位置にいない限り、大きな害にはならないのが救いでしょう。

金剋木では、28画自身が、自分のことで手一杯であることが多く、相剋ながらそこまで悪い相性ではありません。

金の負けず嫌いや我儘が発揮されると、木の負担になることもありますが、28画自身が人に構っている余裕がないことも多く、木も積極的に28画には関わろうとしないため、あまり大きな害になりません。金剋木の中では珍しく、最も影響の弱い画数の一つと言えます。


ということで、今回は、28画の解説とさせていただきました。

28画は、トラブルが運気を引き下げる運を持ちながら、自らトラブルを引き起こしたり、周りからの過負荷に晒されやすく、そこから運気を下げることが多いため、我を抑える、我儘を控える、周りに協調していくといったように、トラブルを避けることが、運気を安定させる第一歩になります。

負荷にさえ気を付ければ、28画にも普通の金属性としての強さ、行動力がありますから、頼れる金として活躍していけるでしょう。

では、次回は29画の解説に入ります。

また✨

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