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【アンダーライブ】 ファンと共に歩く者たち

アンダーライブいわば野球で言うファームだ。二軍とも言える。

だが、アンダーライブはファンと共に進化し続ける。

そのライブの様子はもう、世界一の夢の舞台である。

北野日奈子さんの卒業コンサートを含めた、アンダーメンバーによるライブが4日間休むことなく、行われた。

元々いた、一期生、二期生のメンバーが次々卒業していって、アイドル界ではよく使われる、全盛期というのが去った今 正直、私はこの乃木坂という坂道を下り始めていた。

だが、このアンダーメンバー16人が手を引っ張ってくれた。

安心した。歓喜した。

全盛期を終え、変わり始めていた乃木坂にも、変わらない部分があったのだ。

それが アンダーライブ

アンダーライブの中には変わらない乃木坂がいた。

古きファンからの熱い応援があって、

それに応えて、上へ上へと目指そうとするメンバーがいて、

憧れていた先輩たちが残してきたものを守るような思いがあって。

俺はこのどこに向かっているかわからない坂道の中に帰る場所を見つけたように思えた。

進化し続けるアンダー

このアンダーライブを行った16人のメンバーとは、お世辞にも人気があるメンバーだとは言えない。乃木坂工事中に出演することも少なく、歌番組の披露でも代打という形でしか出ることはできない。

上へいく数少ないチャンスを不運もあって物にできなかった者たちもいる。

阪口珠美

アンダーセンターを最近のシングルで経験していて、卒業生の空いた席の数も大分め、その流れで選抜に定着ーと考えられていたが、空いた席には4期生が優先的に置かれていった。

仲良しである岩本蓮加はアンダーセンターを経験した後完全に選抜に定着したこと

仲良しであった大園桃子の卒業して空いた場所を受け継ぎたかったであろう

そんなプレッシャーも抱えながらも努力したが恵まれなかった。

新4期

加入するタイミングが最悪であったのもあってうまく乃木坂にも馴染めなかっただろうし、ファンの目にもとまりずらかったであろう。

北野日奈子が 

新4期生はそういうところが私達二期生に似ている

というほどである。

他のメンバーも周りの同期が目立っていることもあり、なかなか苦戦している。

だからこそ、彼女達は、悩み、もがき、闘い続ける。

彼女達はものすごいスピードで進化し続ける。この4日間でもそうだ。

今回は、トロッコでのパフォーマンスなどなく、派手な演出もなく、彼女達は一つだけしかない長方形ステージの中で全てをぶつけた。

それはシンプルではあったが、メンバーがファンの目を心を惹きつける。

ライブは瞬く間に終わった。

ライブでは何曲だろう、30超えるかぐらいの数多い曲をほぼノンストップでやりきった。

日によってのセットリストの変更はない、

俺はあいつら全員選抜まで連れて行く。それまで乃木坂ファンをやめられない。

そんなことを誓わせてくれた。


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最近、国を代表するアイドルグループにまで大きくなった乃木坂では、もうほぼ披露することがなくなったような曲達をアンダーメンバーは歌い舞う。それは古ファン、亡霊オタの昔のバスラなどでの記憶を蘇らせてくれるものでもあった。

その曲達をセンターを含めたアバウト5人くらいで披露する。

少ない人数での、曲披露は一人一人にお客さんの目が集中し、その自覚をメンバーは持ちながら歌い踊るため、輝こうと頑張る。

ファンの全力の応援とメンバーの全力のパフォがぶつかる。

また、少人数でのステージとなるため、声を張り上げて歌わなければならない。

その体力がもたない、少人数での失敗は許されない、自分の歌がお客さん全員に聞こえるからちゃんと歌わなければいけない、それでもダンスは手を抜けない、そして曲によって表情を変えなければならない。そんなプレッシャーに押し潰されそうな中で彼女達はそれを乗り越え、成長する。

金川紗耶

歌が苦手と言われていた金川も、スタ誕生を経験し、この三日でも成長し続けた。持ち前のダンスでは 「My rule」ではなめらかに綺麗に「route246」では、憧れの飛鳥さんをイメージしているのか、綺麗に且つ強く、そして表情で踊るという言い方は正しいのかわからないが、表情までもが踊っていた。「嫉妬の権利」は前日の卒コンで北野がセンターをやっていたのもあり、二人を重ねてしまうほどのものを感じた。勝手に日常はヤンにやってほしいと呟いてしまうほどだった。

佐藤璃果

可愛い一本の佐藤璃果も「命は美しい」「自由の彼方」という神秘的な曲を儚い表情の中に強さも表し踊り切った。少し前の雑誌のアンケートに憧れの先輩は西野七瀬と答えた。西野は乃木坂最多センター曲を保持していた。その曲の振れ幅は大きいものであるが七瀬は可愛い曲儚い曲強さを表す曲全てを自分のものにした。理科の命を聞いて、りかからもいけると思えた。西野は最大の推しであったため、こんなことを言うのは間違いかもしれないが、りかには西野になってほしい。


制服のマネキン、君の名は希望 はかつての乃木坂の主人公である生駒里奈の曲でもあり、乃木坂の顔でもある曲。そんな曲に新参者の新四期生が自信を持って堂々と真ん中に立つ。

彼女達は進化し続けている。

どうだろう?アンダーライブを終えて、そのメンバーの努力の功績も数字に表れ始めている。

大丈夫。誰かは見ている。その努力が届いている。



奴らは止まらない。選抜入りを目指して進み続ける

ファンと作るライブ

ライブの終盤では、予期されてなかった、Wアンコール。突然のメンバーによるきっかけの大合唱が起こる。

ほぼ規制に歯向かうファンの北野に対する熱いアンコール。それに応える北野日奈子。

まだライブを終わりたくない、一曲歌わない?と提案する和田。そこにボードできっかけをその曲に正解として提示するファン達。

メンバー ファン ここには確かな長い距離がある。

しかし、このアンダーライブでは、確かに俺たちファンはメンバーに寄り添えている、俺たちの声は届いている。そう確信した。距離はあっても壁はない、何かでつながっている支えあっている。

そんなことを確信できるのがアンダーライブ

ファンとメンバーが一つになる場所。







東京ドームが目標?






いいよ。       ついていく。









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