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保護猫さんのミルくん

こんにちは。チャイルドコーチングアドバイザー&コーチングアシスタントの荒木です。

今回は、保護猫さんの話を。
現在、上の写真のネコさんを我が家で保護しています。

このネコさんとの出会いは、ちょうど我が家のコーギー犬のココさんが右後ろ足の膝が少し良くなって、病院の先生から30分以内のお散歩を許可してもらった朝の散歩の時でした。
たまたま、ココさんが進みたかった道の向こうからココさんが苦手な柴犬さんが歩いてきたので、急いで抱き上げ横の道に入ったら、池の辺りの桜の木の下にネコさんがいて、犬を連れているにも関わらずフェンスの所まで寄ってきて「ニャーニャー」と鳴くんです。
(上記はその時の写真です。)

「ん?犬を連れてるのに寄ってくる?」と、いう疑問からおそらく、犬と一緒に飼われている子かな、と想像してしまいました。我が家にもネコさんがいてココさんはネコさんをみても吠えることはありません。

ネコさんの飼い方として、家と外の行き来をオッケーとしている方も多いのと外見が毛が長くどうみても、狸…ではなく、よく見る野良ネコさんなら和猫さんが多くてこんな毛並みの野良ネコさんはあまりみたことがないのでどこかの飼いねこさんだろうと思ってました。

でも、なんか気になったので、散歩から帰ってから、ネコさんのフードを持ってもう一度、池のあたりに行ってみて「にゃーこさんどこに行った?」と呼んでみると、隣のマンションのフェンスをよじ登り私のところへやってきたんです。フードをあげるとそれはもう、貪るように食べ、長い毛並みで顔をみてると気づかなかったのですが、上から見ると異様に細いのがわかりました。

食べ方がハンパじゃなかったので、これはもう何ヶ月もまともに食べてないのだな、と思い放っておいたらいのちの危険性がある(フードを食べてる間中、頭の上の電線でカラスがずっと見ていた)と思い、たまたま保護ネコ活動をされている方を知っていたので連絡をすることにしました。

その方も、ネコさんの存在は知っていたけど見た目から家ネコさんだろうと思っていたとのこと。

そこで、そのネコさんの情報収集をすることにしました。
池の横を通ってよく散歩に行かれる私よりご年配のご夫婦がよくご存知で、あそこを通るとニャーニャー言われるのでかわいそうで通らないようにしてたとか。自分たちが高齢なので保護しても最後まで護ることができないから、どうしたものかと思っていたということでした。

池の近くにあった家にいたネコさんらしいのですが、飼い主さんが亡くなって家も壊されて、いるところが無くなったらしくて、そこからご飯ももらえなくて野良ネコ生活が始まったらしいのです。

そのことを保護ネコ活動をされている方に伝えると、すぐに捕獲機を仕掛けてくださいました。そしたらたご飯に惹かれてすぐに捕獲。

保護ネコ活動をされている方の自宅にはすでに5頭の保護ネコさんがいる状態なので、一旦我が家で保護することになりました。

とりあえずの名前をつけることになり、娘が「ミルクくん」と名づけ通称「ミルくん」と呼んでます。

ミルくんは、猫砂でちゃんと排泄できますし、夜中も鳴かずに寝ることもできる、とてもお利口さんなんです。

でも、大勢の人が一度に現れると怖いらしく尻尾をクルンと巻いて警戒しています。

推定10歳ぐらいで、体長は大きいのですが体重が3.6kgくらいで顔は丸いんですが体は骨と皮だけです。
1週間くらいは、すごい勢いでご飯を食べました。
現在、飢餓状態は脱したみたいです。

散歩でよく会う、情報をいただいたご年配のご夫婦に聞くところによると、解体した家には一時は13頭くらいネコさんがいたとのこと。ほとんどが外飼いで、ガレージにご飯を置いていたらしく、あまりにネコさんが多くいるのでそこにまたネコさんを捨てていく人もいたらしいのです。そしてミルくんはそういった事情をもつ一頭だったようです。

なのでミルくんは、2度、3度と飼い主さんが変わったことになるわけです。
我が家もみゃーさんとココさんがいるので、残念ながらミルくんにとって我が家は仮の宿なんですが、次に出会える里親さんはいい人と出会って欲しいと思ってます。

「いのち」について。
どんな「いのち」も大切なもので、
人間の価値観でそのいのちの価値を決めるものではなくて、
誰もが愛おしいものとして、見ることができる世の中になってほしいと思うのです。

保護ネコ、保護犬活動をされている方々には本当に頭が下がります。

そういった活動をしている方々に対して自分のできる範囲で微力ですが、お手伝いができることがあるならやりたいと思ってます。

我が家のみゃーも捨て猫さんで、流れ流れて我が家にたどりつきその頃はとても痩せ細っていて

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それが今では、太り過ぎ😅

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動物病院の先生には「幸せネコ」といっていただきました。

少しでも多くの「幸せネコ」が増えますように。

読んでいただいてありがとうございました。

ではまた!

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