西大寺会陽 通称“裸祭り”と蓮雫2015年度演舞
今も昔もラッキーになりたいやつはまぁまぁ辛いことも我慢できるということが証明されている絵を発見しました。
今回の蓮雫編集室では西大寺会陽演舞とガチ会陽をもっともっと楽しむために、
①西大寺会陽と蓮雫のこと。
②わっしょのこと。MCの意味とか解説。
③蓮雫が西大寺会陽のガチの方に出る意味のこと。
もう一回みんなで共有したいぜ!
と思っているMCえーじこと、ハイトーンゴリラです。
踊る人も踊らない人も、ふんどしつける人もつけない人も知っておいてもらいたいです。
①西大寺会陽と蓮雫のこと。
2015年。今から5年前の蓮雫は自分たちにしかできないことを模索していました。
当時代表だった、みなさんご存知のこばさんは『どうやったらうらじゃのことを伝えていけるのか。』そんな話をしていて。
そう、この人がこばさん
たどり着いた一つの答えが、僕たちの演舞を通して岡山を知ってもらうきっかけ作りでした。
『わっしょ』という作品は日本三大奇祭 西大寺会陽 通称“裸祭り”を題材にしている訳ですが
そんな西大寺会陽で踊れることになったのも、当日代表だったこばがみんなの想いを形にするために
『今年、西大寺会陽を題材にした演舞なんです!踊らせてください!』
と、担当の人を探して口説き落とし、実現したました。
ただただエントリーしたら踊れるような場所じゃなかったんですね。
ありがとうこばやし、、、
当たり前じゃないのはどのステージでもそうですが、この西大寺会陽演舞は蓮雫にとってとても思い入れのある貴重&貴重な時間です。
だからこそ楽しんでほしいし、蓮雫として胸を張って当日を過ごしてもらいたいです!
(演舞だけじゃないよ!)
②わっしょのこと。MCの意味とか解説。
へい!そんな『わっしょ』には実は解説つき文章が存在しているよ!めちゃめちゃ遡ってノート見る変態以外は知らないと思います!
共有しちゃいます!
☆解説☆
2月。極寒の深夜。ふんどし一丁、裸一貫の漢たちは " わっしょ わっしょ " と掛け声を重ね、本堂へ集まる。
時は満ち、明かりは消え、漢たちは両の腕を天へと伸ばす。
『この手に掴む 福の神を』という冒頭のセリフはこの情景をイメージした時、自然と生まれました。
本堂の御福窓から、裸の男衆の頭上に香を焚きしめられた宝木(しんぎ)と呼ばれる木の棒が投下される。
その宝木を掴み、仁王門を駆け抜けた者に一年の福が授けられる。
そのルール無用の奇祭は日本三大奇祭 西大寺会陽(さいだいじえよう)と呼ばれ、はだか祭りと称されています。
奇祭の張り詰めた空気。
漢衆の無事を祈り、鼓舞するために会陽太鼓を打つ女の姿。
宝木を奪い合う漢たち。
争奪戦を制し、福男となった勇敢な漢。
なによりこの、私たち蓮雫の地元岡山で数百年続く伝統ある奇祭の誇りを私たちらしく力強く表現したい。
そして岡山を、蓮雫をもっともっと様々な方に知っていただければ!!
そんな想いから2015年度演舞、わっしょは生まれました。
また、福男になると自らが福を授かるばかりでなく、出会う人出会う人に幸福をもたらす存在ともされています。
演舞ラストでの『この幸福をあなたと共に』というセリフはこのことを表現していると同時に、
蓮雫を通して出会った様々な事柄、人、物と幸福を分かち合いたい。
福を配れる存在でありたい。
そんな想いが込められています。
③蓮雫が西大寺会陽のガチの方に出る意味のこと。
蓮雫は、西大寺会陽を題材にした“わっしょ”を踊った2015年から毎年、演舞のあとにガチ本番の西大寺会陽に参加しています。
『誰もやりたくねぇよ!』
でもやる。
それはなぜか
御福頂戴!蓮雫の活躍を祈願してに決まってんじゃねぇか!!!!
ってか、演舞させてもらってんのに最後まで西大寺会陽を盛り上げずに帰るやつおる!?
ってことで、男たちはもう本当にやばい世界に飛び込みます。
とにかく体を動かしたり、知らないおじさんに肌を寄せあったりしないと寒くて死ぬので必死です。
とにかく走りまわるおっちゃんさん
こんな量の裸の男たちみたことある?
ちなみに枝宝木と呼ばれる宝木の小さいやつもバラバラ〜と落とされて、それさえもむっちゃ争奪戦です。
いままでの参戦歴の中でただ一回だけ、フィジカルおばけのりょうがゲットしてゲストハウス篠原の神棚に置いていたことはあまりにも有名。
あとなぜか、会陽を経験した男たちの結束力は高まります。たぶん辛かった経験を共に乗り越えると、チームの仲間意識を飛び越えた仲間意識が生まれるんやと思います。
そんな西大寺会陽で男たちはがんばります。
毎年一定数の女の子は
『わしらも裸祭りしてくらぁwww』
って我先にほのかの湯行ってる人たちおりますが、できれば応援してほしいです!
がんばるので!!!
ちなみに女性も水垢離(みずごり)してます。
みんなで楽しめるね☆
と、いうわけで
蓮雫みんなで1秒1秒を噛み締めて踊って
蓮雫みんなでこれからの活躍を祈願しよう
西大寺会陽、楽しんでこ!!!
えーじでした!
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