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おひとりさま娘の嗜み〜宮崎〜


〜あらすじ〜

とある理由で宮崎に来ました。駅に着いたものの4時間余裕があります。曇り空の昼下がり。よそ者の小娘はひとり、宮崎駅周辺を散歩することにしました。

これはそこで見つけたものの記録です。

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1.宮崎のセンター街。2.宮崎なのに何故か熊本洋服。3.個室トイレ感がすごい電話ボックス。4.圧が凄過ぎる自販機。カレーや焼き鳥、焼き芋を売っているが高くて(400円)手が届かなかった。 5.歓楽街。とても広い。センター街より賑わってそう。スナックが非常に多かった。宮崎は全体的にスケールがでかい。店もゆとりがあって落ち着けそうな雰囲気のお店が多い。夜の街とはいえど居心地が良さそうだった。夜に行ってみたいところだが、昼の間大手を振ってお散歩するのもきぶんがいいのであり。6.芸術ストリート的な小さいエリアがあり、そこにいた落書きだらけのマネキンの姉貴。凛々しくて惚れた。7.喫茶店でお茶した。ニカラグアコーヒーよかったよ。赤ワインの酸味とチョコレートの風味がした。コーヒーなのにポットがあってお得だった。8.いじめとパワハラは専門店でなんとかなるらしい。怪しげだが、どこかひょうきんな感じの店。9.デブ猫がどっしり座ってて恐縮した。

宮崎のセンター街はご飯屋が圧倒的に多い。食べなくても美味しいとわかるので何も食べなかった。ここで暮らすとしたら一番悩むのはファッションだとおもった。女の子おなじみのファストファッション系の店がない。近くのダイエーと百貨店の間みたいな感じのビルも探したけど、20代向けのファッションコーナーみたいなんはない。まじびびった。

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1.幼稚園児が作ったピノキオが貼られていたのだが、接着の都合上鼻が全て折られていた。大人の都合一つでピノキオも天狗のような扱いを受けるのだと園児に教えているんだな。2.宮崎の店のドアは一段上がったところにあるものが多い。私はそれが好き。宮崎は大阪ほど開放的でなく、京都ほど篭ってない。広くて、風通しがよく疎。店は入りにくい雰囲気ではない。一段上がるという敷居がちょうど良いとおもった。3.2.のつづきになるが、宮崎の町は穴ぼこがおおい。ジェンガを抜いた穴みたいにすうっと抜けた空間がある。南国だから、風通しが良くないといけないもんね。建物自体にもそれが出てて、半二階とか半地下とかが多く、一階や入ってすぐの真上が吹き抜けという建物が多くある。大胆でちょうど良く複雑な構造。好きだし居心地がが良い。交差する階段とか、たのしい。4.地元みかん。すごく皮がむきにくい。さっぱりした甘み。5.歓楽街の中の居酒屋の入り口横。日本酒のラベルが貼りまくられてる。程よいカオスの完璧な構図。好き。6.黒猫。貫禄がある。7.フィギア、塗装系のオタクショップ。聖域感がすごかった。8.センター街内の謎の裏通り。さっきジェンガの話をしたけど、ぬきすぎた部分を空間化しよう!みたいな感じ。暗くてジメジメしててぱっと見、ごたごたした東南アジアの一角だけど、ちゃんと入ってみると全然雑然とした感じははない。綺麗に整頓されててお洒落な店が多い。サボテンがたくさん置いてあったり、アメリカ古着屋があったり。さっぱりしてた。やはり日本は先進国だとおもった。9.別の路地。お洒落でかつ、懐かしい感じの洋食屋さんが並んでた。

街を歩いてて、宮崎は南国、ここは日本。そればかり感じてました。いつか飲み歩きしたい。

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ここからは宮崎駅から少し離れて。日向駅近辺。

1.マジ卍弁当499円。すごいよ、量が。2.カラオケ屋でバンガロー式は初めて驚いた。3.線路は続くわよー4.薬局コスモス。ファッションセンターしまむらへのリスペクトがすごい。中はだだっぴろかった。一人取り残されると少し怖い感じ。スケールがでかい分棚も高くて、閉塞感がある。図書館の書庫みたいな怖さ。豆腐が19円だった。5.寿司。299円でこの量。こくさんだよぉー!ちなみに国産生肉も凄いおやすかった。ふっとい人参が35円だった。6.喧嘩弁当。299円。なるほどメンチカツが入ってる。7.2.のカラオケ屋で貸し出し品としてアンパンマン尻相撲が用意されていた。バイキンマンはいつも楽しそうな負け役をやってくれていてみてる側が救われる。ちなみにバンガローカラオケルームの中にはスロットが一台置いてあった。8.9.ファッションセンターしまむらへのリスペクトがすごいファッションタカシマ。ラルフローレンの靴が60%オフの3000円台で売っていてよくわからなくなった。ここもだだっぴろくてこわい。

以上です

遠出先で時間を持て余せることなんて幸運、自分で頑張って用意しないとなかなか降ってきません。とても楽しいお散歩でした。こうしていろんなところをあるいていきたいものです。

宮崎いいところだよー!




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