見出し画像

☆11Be quietでAAA出なかった量産型クリアラーが4ヶ月スコアと向き合ったらA2くらいのスコア力になってFC力も上がった話

8月から4ヶ月ほど試行錯誤してスコア力(+おまけでFC力)を向上させることが出来たので、振り返りの目的も兼ねつつ個人的な備忘録として何をやってきたのか+何が良かったのか+改善の余地はどこかなど記そうと思います。

注意

  • あくまで個人的な備忘録なので、「こうすれば上手くなる」という上達論の話ではないです。また、やってきたことが最適解だったとも思いません。

  • スコア力と言っても☆11-12がメインです。


スコアを狙い始めた経緯

弐寺を始めて以来段位とクリアランプの更新以外やらなかった結果、「フニャフニャ鍵盤しか押せない皿もソフランもできない量産型クリアラー」という状態になっていました。

スコアが出ない、5050が押せない、皿もソフランも下手なのでFCも下手で、強いて言うならCNが人より押せるかな?くらいしか特徴がないクリアラーでした。

プレイ頻度に関しても、皆伝・発狂皆伝取得して以来は半分隠居状態で、難しい曲が入るたびにランプを点けに行く程度。BPL Zeroに影響されてHV後期あたりにスコア狙おうと思い立つも、LM筐体の5050鍵盤に適応できず半ば諦め...という感じでした。

更に2021年春から忙しくなってしまい、4-7月はほとんどゲーセンも行けず、また手持ちのDAOコンも壊れ始めた為、スコア狙いどころかゲーム自体やらなくなってしまいました。

虚無

そんな中、

  • BPL2021を見て改めてスコア頑張りたい欲求が湧き出した

  • 8月に入り私生活が落ち着いて多忙な時期が終わった

  • ランカーの方含む音ゲー上手い人々と接点ができた

ので改めてスコアと向き合おうと決意しました

素晴らしい試合を有難うございました(良識)




元々どれくらいのスコア力だったのか

「16分主体の☆12ならAAAがギリギリ出るが、簡単な☆10-11が一発でAAA乗らない」状態でした。アリーナランクで言うとA4-5くらい(発狂曲しか勝てませんでした)

以下は8月中旬にスコアと改めて向き合おうと決意した頃のリザルトです

真面目にやったのにBe quietがAAA出なかったので割とショックでした

☆10-11がAAAが一発で出ないのに☆12でAAAが多少出ていたのは「スコア力があったから」ではなくて、以下の理由からだったと思います

  • 緑数字・白数字・判定が合ってなく、またfast気味の押し方が癖になっていた

    • ☆12はノーツが多い為、意識せずともFastの量が勝手に抑えられ、勝手にFast/slow比率が適正な範囲に収まる

  • ☆12でAAAが出ていた曲の殆どはリズムが簡単で横に広い16分主体の鍵盤曲で、つまり拾えれば点が入る曲だった

    • ノーツを見てそのリズムを理解し、判定に合わせて押すという行為は介在していなかった

また、☆12でAAA出た曲に関しても、「譜面や調子の上振れの結果出た」という感じで、全然再現性がなかったです(AAA出した曲を後日やるとAAA-100とかばっかりでした)

なので、ノーツを意識的に光らせる能力はほぼなく、☆11も一発ではAAAが出ない状況でした。少しでもリズムが複雑になると途端に全部Fastになっていたため、☆11以下だとアリーナで中伝の人とかに普通に負けてました

中伝相手に槍(GuNGNiR(L))を投げたりしてた(申し訳ありません)



取り組んだ5つの事

端的に言うとinfinitas環境を整えて、手のフォームや認識の仕方を変えて、毎日色んな曲を回しました。

-プレイ量について

まずプレイ量は、Infinitasで可能な限り毎日3時間程やりました。infinitas導入から約4ヶ月で延べ8000曲くらいプレイしたのでAC換算で合計2000クレ、平均1日15-20クレ程度です。学生の身分を生かして授業の空きコマにやったり、忙しい日も夜中にプレイしていました。
ACでもプレイ回数が1000を超えた作品は1作品くらいしかないので、4ヶ月で2000クレ相当のプレイ量は稀に高いペースだと思います。

このペースだと一番やりこんだ作品がinfinitasになる

-プレイの質について

上記の通り練習量は多く積みましたが、「ただ回数を積んでがむしゃらにスコア更新を狙った」のではなくて「プレイの仕方等を包括的に見直して、短期的・長期的な目標を設定しつつPDCAサイクルを回す」ように努めました。

以前スコアを出そうと練習していた際は、「特に何も考えずに漠然とプレイして上手く成果が出ずモチベが下がって諦める...」というサイクルに陥っていました。

振り返ってみればこれは当然で、「スコアが出ない下手な叩き方・認識の仕方のまま回数を重ねても、同様に下手なリザルトが量産されるだけ」だからだなと納得しました。

何も考えずに鍵盤叩いて勝手にスコアが出る方もいらっしゃると思いますし、私も皆伝や発狂皆伝取得に関しては同様に回数を重ねるだけでなんとかなったのですが、スコアは惰性でやっても上手くならなかったので改めて「正しい癖」を習得する必要があると思いました。

今回は考えて試行錯誤することに努めた結果、練習の成果が素直に結果に現れるようになったので、「成長するのが楽しくてどんどんプレイしてたらいつの間にか8000曲やっていた」という所感です。

質も量も大切

-何をやったのか

「試行錯誤」として、具体的には以下の5つの事をやりました

1 infinitas環境を整えた
2 粘着を辞めて全曲触るようにした
3 認識の仕方を変えた
4 押し方や手のフォームを見直して毎回再現した
5 その日の自分に適切な目標を設定した


1 infinitas環境を整えた

-やったこと

ストレスレスな環境で練習したかったので、「infinitas本体、楽曲パック、フェニコン(50/50 新スイッチ交換済み)、43インチモニター」を揃えて、ACと同じ感覚でプレイできる立ち環境を自室に作りました。

-効果

  • 「弐寺やりたいな」と思った瞬間に遊べるため、練習量を重ねられるようになった

  • 1回の練習から得られるフィードバックの質が増えた(正しい環境で試行を重ねて学習できるため)

  • ゲーセンでのプレイに特有の、筐体のメンテ状態や待ちの人数、天候などの外的要因に煩わされなくなり自己効力感が増えた

「金で環境を整えた」という元も子もない施策ですが、上記の点で多大に成長に寄与しました。因みにinfinitasをACの環境をほぼ一緒にしたところ、ACでも同様にスコアが上がりました。

-費用について

導入の初期費用は嵩みましたが、数ヶ月で既に8000曲プレイして十分ペイしていること、ゲーセンまでの往復時間や待ち椅子での待機時間の機会費用が消失したことを鑑みると、十分に回収できているなと思いました。

また、モニターに関しては日常生活でのQOLが上がった上に、コントローラーを新調したお陰でDPもできるようになりました。

早くinfinitasでEROICAやらせてほしい


2 粘着を辞めて全曲触るようにした

-従来の選曲方法

従来は「ゲーセンに行っては未EXH曲の粘着をして、成果が出ずに萎えて帰る」という典型的にダメな選曲方法が習慣化していました。毎回同じ曲しかやらない為成長しない上、残りの未EXHが少ないとクリアランプ更新はかなり非連続的にしか実感できないためモチベーションが下がりやすかったです。

「どうせお金払うなら沢山ノーツを叩きたい」という意味不明な考えだったので、ゲーセン行くたびに☆11以下は殆ど触らず☆12ばかり選曲しており、マイベストが「クロペン、冥、mare nectaris」みたいな感じでした。

中学生?

-やったこと

infinitasを導入してからは以下のように、様々な難易度の曲を満遍なくやるようにしました。

  • 楽曲パックを買ったら全曲触ってから次のパックを買うようにした

  • 毎回プレイする際に☆10-11を30分ほど触って判定や押し方を都度確認して、漸進的にノーツ数・BPMの大きい曲に移行するようにした

  • どのレベル帯でも「最近触ってない曲」を積極的に選んで自己べを伸ばすようにした

    • 「いつもやる曲」:「最近触ってない曲」の比率は3:7くらい

  • 同じ曲を数回やって目標達成できなかったら素直に諦めるようにした

    • 粘着するときも、「絶対にいける」という確信がある時だけ集中してやるようにした

全曲埋めると言っても実際にはあんまり好きじゃない曲・譜面はやっていないので、回しているのは全体の8-9割程度ですが、今まではbeatmaniaに収録されている曲の1割以下しかプレイしていなかった事を考えると進歩だと思います。
(余談ですが、KUREI選手が新作稼働時に☆12をアルファベット順に埋めるということをやられていて驚愕したのを覚えています)

-効果

色んな曲を触るように努めた結果、以下のような効果を感じました。

  • 色んなリズム・要素の譜面に触れる事になるため、より多いパターンを練習できる

  • 「練習になる譜面」を見つけることが出来る

  • 1000曲を超える譜面を回していると、特に☆10-11でほぼ知らない曲をやることになるので、「曲ではなくノーツからリズムを読み取る」能力が身につく

  • 全曲回していると大体の場合「成長速度>周回する速度」になるので、かなりの頻度で自己べ更新できてモチベ維持になる

また副次的な効果としては「自分の好きな曲に出会える」というのもありました。昔の曲は殆ど触らなかったかつ好きな曲調の曲が少なかったのですが唐突に☆11giudeccaにハマりました


3 認識の仕方を変えた

-従来の認識方法

元々横認識・縦認識どちらもできたのでノーツをただ押す事は出来たのですが、「ノーツをどのリズムでどのタイミングどう押すのか」というリズムに変換せずに打鍵している事に気づきました。

今までは、緑数字が小さいランカーの方が増えた事もあって
「スコアを出している人は「ノーツが判定ラインに重なる瞬間に押す」+「横認識」=「判定ラインに重なるノーツをガチ押し気味で押す」 という反射神経ゲーをしている」

と思っていました(実際緑数字を小さくしてそういう認識で叩ける人もいるのだと思いますが)

しかし私の場合は元々緑数字が大きかった上にガチ押しが下手なので、「認識した瞬間に押す」のではなくて「認識→リズムや押し方を理解→押す」という処理をする方が合っていると思いました。

-やったこと

「2-3拍分くらいのノーツを塊で認識してリズムを認識する」+「そのリズムを短期記憶して脳内のメトロノームに合わせて指で再現する」+「その処理のラグを加味して判定を下げる」

という認識・処理にした所、無理なくスコアが出せるようになりました。

結果として、「ノーツを叩く」のではなく、「脳内にあるリズム情報や指をどう動かすかという司令を実行する」という感覚になりました。

イメージとしては普段のキーボードのタイピングの際に、「脳内にある文字」を打ち込む動作と似ていると思います。

実際には上記のプロセスを毎小節意識的にやっているわけではなく、反復練習によってリズムに関する情報に変換する工程を短縮・無意識化していきました。

-練習曲について

ノーツをリズムに変換する練習において、特に☆11のSota Fujimoriさんのや猫又masterさん、及びDirty Androidさんの曲が役に立ちました。32分含む細かいノーツの練習になる上に、CNや皿などの要素も多いのでオススメです。

逆に、よくスコアの練習で推奨される「8分主体のボーカル曲」等は初期を除いて殆どやりませんでした。リズムの認識の練習にあまりならないだけでなく、密度が少ないため腕押しになって力みがちなので☆12などの高密度の譜面に適応できるスコア力が付きにくいのではないかと思ったためです(人によって叩き方や目標が違うので是非に関して個人差が大きいと思います)

あと、単純に私が精度低すぎて精度系の譜面が大の苦手だからです...

8/25のリザルト 穴クエ216個落ちなことあるんだ


-効果

認識を変えた効果は以下の通りです

  • 光るようになった(当たり前)

  • ノーツを見てから打鍵するまでに時間的・心理的余裕が出来たので、脱力した打鍵が出来るようになった

  • ノーツを見た時に「どの指でどのリズムで押せば良いのか」まで落とせているので、「確信」を持って鍵盤を押せるようになった

    • 意図しないミスが出なくなったので、FCが上手くなった

  • 副次的な効果として、低速がちょっとできるようになった

    • ノーツを見て押すのではなくて、頭の中のノーツを押すので表示されているノーツの物理的な密度が高くなっても対応できるようになった

    • ECHIDNAロースピハードくらいは出来るようになった

因みに元々音無しでプレイしたりしていたので、リズム押しではなく基本全部目押し(?)です。


4 押し方や手のフォームを見直して毎回再現した

-従来のフォーム

スコアを狙う以前の問題として、5050鍵盤が押せないという課題がありました。ずっとフニャフニャの専コンや旧筐体の2020鍵盤でやっていたので、LM筐体だと基本押し負けていました。

Bistrover時代に5050に順応しようとした時は「押し負けるなら全部指ガチ押しすれば良いのでは?」と考えて強めにビシバシ打鍵していたのですが、それなりにスコアが出る一方、手に違和感が出たり、mare nectarisなどの高難易度の譜面が出来なくなってしまいました。

元々ずっとragくんさんのフォームを参考にして、非皿側の手の付け根は筐体・コントローラーにほぼ載せる+指の付け根から動かしていましたが、自分にはこれで5050を押すのは難しいと判断し、押し方やフォームを見直すことにしました。
(実際にはragくんさんは指の付け根から動かしているのというよりは指の独立性が高いため勝手に付け根から動いてるだけのようにも思えますが)


脱法ライトニングしか押せない

-やったこと

具体的には、以下のように考え方・動かし方を変えました

  • 掌をコントローラーに対して大凡平行にする(腕や指の自重を使うため)

  • 「ボタンを叩く」のではなく、「中にあるスイッチを作動させる」事を目的として押す

  • 指の動きを最小化した

    • 鍵盤に基本指をくっつけて、上下する時間を短くした

    • 指の付け根から動かすと指先がボタンに触れるまで時間がかかり打鍵速度が遅くなってしまうので指の先端だけ動かすようにした

「ボタン全体を手指全体でビシバシ叩く」のではなく、「中のスイッチを指先だけでちょん、と押す」というイメージにしたら5050でも無理なく押せるようになりました。

当然、一昼夜で押せるようになったわけではなく、「上手く押せた時の感覚を言語化して保存して、次回プレイ時に再現する」という行為を反復する必要がありました。例えば私の場合は8月中旬に「やけに5050押せる日」があったのですが、「マシュマロに触れるような感覚で押しても5050押せる」という気付きがあり、その感覚を保持して次回もプレイすることが出来ました。

-練習方法について

練習としては以下を実践しました

  • 毎回プレイ開始時にフォームや叩き方を確認して違和感がないか確かめる

    • ここで違和感があれば大体DPを挟んでからSPをやると上手くいきました

  • 毎小節同じフォームで叩くことを意識した

    • 全ての箇所を均等な力で叩く

    • 小節頭や同時押しで力んでその後崩れるといった事がなくなった

  • ☆10以下をやるときと、☆12の物量曲をやる時で叩き方を一定にした

    • 密度が低いから、と力まないように

  • 「最大限のスコアを出す」練習だけでなく、「一定のスコアを最小限の労力で出す練習」をした

    • この曲鳥出たらそこそこうまいよね、みたいな曲をどれだけ脱力して鳥出せるかみたいな練習

特に、「毎小節同じフォームで叩く」のは重視しています。というのも、特定の小節・譜面パターンで力んでしまったり叩き方を変えると、その直後の小節で黄ばんでしまいがちだからです。例えばノーツが少ない休憩地帯で腕押し・ガチ押しをすると、直後の高密度地帯でslow塗れになるなどはありがちな現象だと思います。

本来であれば譜面や小節に合わせて最適な叩き方や叩く強さに変えるのが望ましいと思うのですが、私はその切替が下手なので取り敢えず最小限の力の指押しで全譜面光らせることを練習しています。

なので☆12の高難易度曲をやる時と☆10の曲をやる時で叩き方も変わりませんし、同一の曲の中でも密度が高いところと低い所でもなるべく同じ叩き方をするようにしています。

100paseli払ったら中盤に沢山ノーツ置いてくれる機能追加してほしい

-効果

  • 5050でも無理なく押せるかつ長時間プレイしても疲れなくなった

  • 毎回「良い押し方」で押せるので、パフォーマンスが安定した(スランプにも陥りにくくなった)

  • 手のフォームが安定しているので、トリルや軸、密度が瞬間的に上がる場所でも力まずにリズムキープできるようになった

私の場合はガチ押しが苦手すぎるので、来年は脱力してガチ押し(青龍選手が解説されている叩き方で)するのを練習するのもありかなと思います。

早くこれになりたい


5 その日の自分に適切な目標を設定した

-やったこと

「スコアを伸ばす」という漠然とした目標ではなく、

  • より細かい目標を言語化して設定する

  • 単一の目標ではなく複数の目標を設定する

  • その日の調子に合わせてギリギリ達成可能な目標を設定する

を意識して、「スコア力全般に関する目標」+「個別具体的な譜面傾向に関する目標」を設定してそれぞれ1つは達成するようにしていました(基本的には☆12に関する目標です)

  • スコア力全般に関する目標

    • 「新規AAA1つ出す」「レベル帯に関わらず20曲自己べ更新する」「ライバルのスコアn個抜かす」「BPI30越え1個出す」「新規☆12Max-表記1個増やす」等

  • 個別具体的な譜面傾向に関する目標

    • 「BPM190-200以上の曲の自己べを伸ばす」「皿曲を安定してAA出せるようにする」「トリルが多い曲(Toxic VibrationやVerfluchtなど)でトリルが偏っても押せるようにする」「鍵盤主体だが皿複合が多い曲で安定してAAAを出せるようにする」等

最近は「BPI30越え1個出す」「新規☆12Max-表記1個増やす」、及び「皿曲を安定してAA出せるようにする」を目標としてプレイすることが多いです。

目標設定する際には、単曲のスコアを目標とすることは可能な限り避けました。あくまで「これAAA出せればいいな」みたいな事は頭に入れつつも、数回やってダメなら諦めるようにしていました。

-スコア以外の目標について

また、体調や指及び目の調子によってはスコアが出ない日もあるので、そういう時はスコア以外の目標にすぐ切り替えつつ、調子が回復したらスコアに戻るようにしていました。

例 FC狙い、DP、片手プレイ、皿曲のBP減らし、S乱、ロースピ

FC狙い・DPは指の独立性向上に寄与して間接的にスコア力も向上しただけでなく、単純にスコアのモチベーションが低下した際の気分転換にもなりました。特にFCは正規譜面でやることも多かったので意図せず正規譜面の練習にもなりました(prim曲など)

(右片手力があればできる曲)

-プレイ後の振り返り

また、目標を設定するだけでなく毎プレイ毎に「何が上手くいったのか・いかなかったのか」を簡潔に振り返るようにしていました。
例 「トリルで崩れてしまったがこれは縦認識しすぎだったので、1小節毎に区切って認識するべきだった」「同時押しの際に皿が早入りしがちなので遅めに取る」


4ヶ月スコアと向き合った成果

穴クエAAA出なかった4ヶ月前と比べて、12月前半のリザルトはこんな感じでした。


うれし~~~~~~~~~~



スコアと向き合って大きく3つの成果があったと思います。

1 スコア力が上がった

  • そこそこ難しい12でAAA出るようになった

    • 例 蠍火、Feel the Beat†、ECHIDNA、Ruin of opals 等

  • また、元来苦手だった皿絡みがある曲でも鳥出るようになった

    • 例 reflux, otenami hurricane、screw /owo/ screw, dynamite 

  • ☆11は9割位AAAが出るようになり☆10以下はバンバンmax -出るようになった

☆12では、得意な曲では自己ベストBPI30以上、平均するとBPI20-25付近が安定して出るようになり、一部の簡単な曲ではmax -表記が出るようになりました。
参考までに、A2の平均的な総合BPIが20前後と言われています(あくまで総合BPIなので単曲BPIとの単純比較は不可能ですが)

2 副次的にFCが上手くなった

  • FC人数100人切ってる曲のFCランプがいくつか点灯した

    • 例 東京神話、ECHIDNA、NZM

  • 上限が上がっただけでなく、FCの再現率が上がった

    • FC人数200人くらいのランプであれば再現できるようになった+普段のプレイでもFCがバンバン出るようになった

  • 繋いだ曲の例

    • quell、閠槞彁の願い(AC)、#MAGiCVLGiRL_TRVP_B3VTZ(AC)、Anchor、渚の小悪魔、HAERETICUS(AC)、東京神話、恋のビーンボール、雪妖精、Ganymede†(AC)、TOGAKUSHI、NZM、DIAMOND CROSSING、Snakey Kung-fu、ムラクモ、デス地獄、monopole、Black or White(AC)、DORNWALD Junge、キャトられ❤︎恋はモ〜モク、煉獄のエルフェリア、アストライアの双皿、painful fate、 ruin of opals etc.

FCが上手くなった理由としては以下のことが考えられます

  • 地力ではなく、認識力が上がった→難所で切らなくなった

  • 手のフォームが改善されたため、意図しないミスの頻度が下がった

  • 上記と関連して、手首皿のやり方を見直したため皿複合で切ることが少なくなった

3 パフォーマンスが安定し、毎回楽しく音ゲーできるようになった

従来は、体調や手指の感覚によって実力が発揮できないことが度々あったのに対し、最近は8-9割程度の割合で「良ビ」ができるようになり、コンスタントに納得行くリザルトを生成で出来るようになりました。なので自己べ更新成功率が上がっただけでなく、平均も伸びました。

基本的には、叩き方に限らず認識の仕方などを言語化して脳内で都度思い浮かべる事によって、良いプレイの再現性が上がったのだと思います。

こいつが出てこなくなった



総括

-結果に関して

「スコアラーになるなんて自分には無理だろう」とずっと思っていましたが、今年一念発起して4ヶ月継続的に練習した結果、☆12に関しては発狂皆伝としてそこそこ妥当なくらいにはスコアを上げられたかなと思います。過去4ヶ月はほぼ地力上げをしなかったのですが、認識力の向上やフォームの見直しによって「既にある地力を毎回最大限発揮する能力」が上がりました。

当初の目標であるスコア力向上だけでなく、FCでも強いランプが点くようになるなど、総合的に満足のいく結果が出せました。また、終盤では皿やソフランなどの苦手曲にも取り組めるようになったのも良かったです(先日重い腰を上げてFAXXをEXHすることが出来ました)

-方法論に関して

振り返ってみると、過去4ヶ月間やってきたことは「上手い人(ランカーの方等)が薦めている練習方法等を取捨選択しつつも忠実に実践しただけ」とも表現できるかなと思います。「色んな曲を触る」「脱力して押す」など、省みるとかなり当たり前のことを丁寧に練習しただけでした。

上手い方からアドバイスを頂くとモチベーションが上がると思うのですが、その熱量を保ってすぐ行動に移しつつも、全て真に受けるのではなく批判的に検討しつつ自分の方法論として確立するという事を意識していました。

色んなランカー・プロ選手の方の配信を拝見したり、また実際にプレイを間近で拝見したり一緒に遊ばさせて頂いたりアドバイスを貰う機会があった際に得た知見を自分のスタイルに合う限りにおいて取り込んできた結果成長できたのかなと思います。

他にも色んな方からアドバイスや励ましの言葉を頂いたりと、感謝が尽きない1年でした。

毎週楽しく定期配信拝見させていただいています

-改善点

逆に改善の余地があるのは以下の点です

  • 粘着をしないといいつつも稀に結果のでない粘着をしてしまうことがあった

  • 3時間以上やって疲労した状態でも惰性でプレイしてしまうことがあった

  • スコア上げが楽しくて地力上げを放置していた

  • ☆10など密度が低い譜面で精度を高める練習ができなかった

スコア力の上限の成長が最近少し鈍化し始めている気がするので、また改めて色々な練習方法の比率を変えて試行錯誤していきたい所存です。

-来年度の目標

暫定的に来年度の目標は以下のようなものを考えています。

  • アリーナランクA1に上がる

  • 地力上げをしつつ☆12のAAA達成BPI40くらいの曲でAAA出す

  • ☆11でmax-を8割程度出せるようになる

  • ☆12の皿曲のEXHやAAAを狙う

  • FC人数100人以下のFCを増やす

色んな方に刺激を受けつつも、マイペースにまた1年間楽しく遊んでいきたいと思います。



参考: 一回のプレイにおけるルーティン

特別なことは何もしてないと思いますが、大体以下のようなルーティンで最近はプレイしています。

プレイ前: 手指と体のストレッチをする、ピアノを弾く、白湯か珈琲を飲む、目を回してシャキッとさせる

0-20分: 最初に☆9で手のフォームを確認しつつ、最近やってない☆10数曲を中心に自己べ更新

20-40分: スコアレートが低い☆11で自己べ更新+ライバルのスコアを抜かす 徐々にBPMや密度が高いものを選んだり32分が多い曲を選んでいく

40-60分: ☆12でクリアレートやスコアレートが高い曲を中心にプレイして高い密度を叩く準備をする

60-100分:☆12で新規AAAやBPI30以上、Max-表記を狙う

100-130分: FC狙いや最難関曲の平均BPを減らす

130分- :皿曲やソフラン等をやりつつ適当に終了

プレイ後: 良かったリザルト等を見つつ、良かった点・改善点を脳内で言語化

唯一工夫している点があるとすれば、FC狙いは単曲粘着になりがちなのでプレイの終盤にやるようにしています。繋ぎたい曲があったとしても最初からその曲を狙い始めるのではなく、あくまで「いつも通り」にやって調子を上げた後に臨んだほうがFC勝率も上がるためです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?