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自己肯定感を育てる赤ちゃんへのお世話

自己肯定感を育てるためには、赤ちゃんがお母さんに愛されている満足感の積み重ねが自信につながり、自己肯定感が育って行きます。その満足感は心と身体をより丈夫な方向へと導きます。

赤ちゃんのお世話に対する心がけも勿論大切になりますが、お腹に命を宿した時からの、お母さんの心身も赤ちゃんを大切に想う心が赤ちゃんにとって大切なお腹の中での成長過程となりますので健やかに成長できるよう周囲の方の協力が必要になると思います。一人だけでで抱えてしまわぬように少しでも不安があったら、必ず近くに居る相談の出来る方にお話を聞いてもらって心の安定を保てると良いと思います。

赤ちゃんに対するお母さんの心を込めたお世話により、その満足感の積み重ねを日々の生活で行い、お母さんと赤ちゃんの信頼関係が結ばれていきます。赤ちゃんとの信頼関係を結ぶには、赤ちゃんの満足をどれだけ満たすことが出来るかです。

ただお母さんが安定した心でお世話をしないと赤ちゃんも不安定になってしまいます。先ほども書きましたが、お母さんの心を常に安定させてあげるには、経済的、精神的、肉体的なサポートが必然になります。どうかご夫婦お二人のお子さんですからお二人で協力し合って子育てに励んでください。

赤ちゃんとお母さんとの信頼関係は赤ちゃんが、これからお母さん以外にかかわってくる人たちに対して信頼感が持てるかにかかわる人間関係にはとても必要な第一歩です。他人との信頼関係が築いていける基本となります。

お母さんが赤ちゃんと上手にコミュニケーションが取れると、他人と自分との距離感を上手に保ち、人間関係の良好な大人へと成長していきます。

ただここに書いてあることに、決して縛られないようにしてください。無理をすると大切な子育てができなくなる人が出てくるとおもいます。何度も書きますが、人は自分がしてもらったようにしか自然に子育てが出来ません。自分のお母さんと同じようにしか動けないんです。理想があってもできない自分と葛藤してしまったり、私の場合は、自分の子供が羨ましく思えたりしました。自分はきちんと勉強をして、自分がしてもらってないことをやってもらえると。完璧になんかできませんでした。特に一人目は。でも頑張ろうとしている自分を自分で褒めまくりながらやってみました。

これから月齢順に、お世話のやり方を書いていきますが、これが出来たら理想的と思ってください。色んな環境が皆さんそれぞれなので。同じ人間は居ませんし、作れません。みんな違ってたくさんの個性が生れ、それぞれが認めあえる世の中になるように、まず大切な自分のお子さんに自信を付けさせてあげましょう!

全部出来なくても子育ては、やり直しができます。よくお子さんを見守ってあげてください。

       では信頼関係が育つお世話のやり方とは

生後1から3か月くらいのお世話について

        ① 赤ちゃんの欲求に直ぐ答える 

赤ちゃんのお世話は、お母さんが全般的に出来ることが理想的です。なぜなら赤ちゃんがお母さんをお母さんだと特別に認識することが信頼関係の基盤になります。生後5か月から8,9か月くらいから人見知りが始まりますが

人見知りが始まるとお母さん以外の人に預けるとすぐ泣くようになって、とっても大変になりますが、この人見知りは、お母さんが頑張ってお世話をしてきたという証です。これは一時的なものなので何とか乗り切れるように赤ちゃんのお世話をしていきます。

生れて赤ちゃんは、お母さんのお腹から出てきて不安なことだらけです。

お腹が空いたら泣きます。オムツが汚れたら泣きます。

昔、泣きっぱなしにさせたほうが運動になるからとか聞いたことがあるのですが泣きっぱなしにされると赤ちゃんは疲れて寝てしまいます。

これは、赤ちゃんが諦めたのです。

これを繰り返すと長時間寝てばかりの赤ちゃんになります。決して手のかからない良い子ではありません。お母さんを諦めたのです。なんか脅しているようですが。。。

私たちも無視をされると悲しいし辛い気持ちになります。同じなんです。

でも 手が離せないことがあったり、上にお子さんがいたり、出かけ先だったり、お仕事中だったり、泣いたら直ぐお世話の出来る環境にない場合もありますよね。

それは、仕方の無いことです。でも出来るだけ直ぐお世話に駆けつけてください。最初に書いた通り、生後三か月まで、お母さんが赤ちゃんとの信頼関係を作るの基本の時期なんです。

赤ちゃんが泣いたら直ぐ抱き上げお世話をします。

オッパイをあげるときは、赤ちゃんの目を見て笑顔であげる。哺乳瓶でも同じです。話しかけてあげるとキチンと反応をしてくるようになります。沢山沢山優しい言葉で笑顔で話しかけてください。お母さんの瞳は鏡なんです。

なんで笑顔で?

赤ちゃんは、見てるんです。お母さんの瞳に映っている自分を!

これはまた、大切なことで

お母さんの瞳に移っている満足している自分とお母さんの満足している笑顔を確認してるんです。

お母さんと自分の感情は同じだと。それが赤ちゃんの満足です。お腹いっぱいになる満足だけではなく、心の満足も求めています。

もし、オッパイをあげながらスマホを見ていたり、テレビを見ていたり、赤ちゃんに集中していなかったら、大切な心の交流が出来ないんです。赤ちゃんは不満を泣くことでしか訴えることができません。生まれたばかりで

お母さん、こっちをみて!と言えないんです。

先ほど、お母さんと赤ちゃんの 同じ満足 といいましたが、人としてとっても大事な心  共感力  が育まれます。

例えば、一緒に星空を見て綺麗だねとか、お花を見て可愛いねとか、面白い遊びを一緒にして楽しいねとか、他人の気持ちを思い同じように感動したり、思い図ったりという心が育って行きます。

お世話したり抱っこをしたりしながら沢山話しかけてあげると、早くお話を覚えてお話出来る時期も早めになる赤ちゃんも居ます。生後一か月を過ぎると笑えるようになったり、声を出したりできるようになってきます。お母さんもご褒美をもらえるようで、赤ちゃんのお世話が楽しくなってくると思います。

        


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