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実務での無効電力の覚え方

 無効電力は電気の中で最も分かりにくい概念の一つだと思います。日本語の「無効」という言葉は不適切で、英語のReactive powerの方が電気現象を良く表しています。
 イメージがつきにくですが、有効電力(Active power)は負荷で消費される電力、無効電力は負荷で消費されずに負荷と系統を行き来する電力です。無効電力は、系統の電圧維持や安定性になくてはならないもので、決して無駄な電力ではありません。

 本記事では実務をする上で、理論的な話は割愛して、無効電力の覚え方を解説します。

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