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VCTの電力会社との調整方法

 VCTは、計器用変圧器(VT)と計器用変流器(CT)を一緒に組み込んだもので、計器用変圧変流器と呼ばれる電力量を測定する装置です。

 発電所の場合、主に電力会社との売電/買電の電力取引量を測定する用途で設置されます。そのような用途のため、VCTは一般的に電力会社支給となります。家庭用の電力取引メーターと同じような扱いです。
 取引電力量の計測なので設置場所は送電端となり、支給されるVCTを事業者側のC-GISやGISなどの受電設備に組み込まなければなりません。要は電力会社との面倒な調整が必要になるということです。

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