マガジンのカバー画像

再エネ技術者マガジン

再エネ業界で成功したマルチエンジニアの役立つ情報をほぼ毎日お届けします! 有料にする事で日々の私のリアルな実務ノウハウや出来事も記事にしたいと思います。このマガジンを購読すれば、…
月額300円で、その月の全ての記事(約30記事)を読めますので、マガジン購読(初月無料))が断然お…
¥300 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2022年8月の記事一覧

リスト化の罠

 仕事の中で一覧表などのリストを作成する事は業種によらず多いと思います。リストをつくるきっかけは大きく分けて2つあり、必要にかられてリストをつくる場合とリスト化しておくと後々便利という理由で作る場合です。

有料
100

保護リレーの不要動作

 本日は、ある再エネ発電所で起きた保護リレーの整定不備による不要動作について紹介します。  電気設備は66kV受電で所内変圧器により降圧して6.6kV所内母線の構成の発電所です。

有料
100

スチームトラップについて解説します

 蒸気で発電するバイオマス発電所や地熱発電所の火力発電所には、写真のような設備が必ず設置されています。これはスチームトラップと言い蒸気配管で発生する凝縮水であるドレンだけを回収、排出する装置です。

有料
100

アンカーボルト

 以前の記事で紹介した設備基礎のアンカーボルト穴。  実際にアンカーボルトは写真のように入ります。

有料
100

追加作業指示の適切なタイミングとは

 大きな発電所工事になると設備が設置されて運転を開始するまでに1年以上かかることもザラにあります。その間、設備には錆が出たり、塗装が剥がれたたり、屋外設備であれば風雨により汚くなる場合が殆どです。これらをどこまで施工業者にキレイにしてもらうかは契約仕様や程度によると思いますが、適切なタイミングで指示をしないと揉める原因にもなります。

有料
100

壊れる事を許容する

 海沿いなどの塩害地域に設置する設備は、塩害仕様の塗装に変えたり、材質をSUSにするなどの対策を行います。このような設置環境に対応した対策を行うことは設備設計では基本ですが、時には頭の発想を変えて対策をしないという割り切りも選択肢としてあります。

ブロークンデルタについて解説します

 受電設備の母線地絡検出を行うために必ず設置される回路がオープンデルタやブロークンデルタと呼ばれる回路です。地絡は最も頻発に起こる電気設備事故ですので、電気主任技術者の基礎知識として覚えておく必要があります。しかし、この言葉を知らない人が多いのも事実です。

有料
100

電気は嘘つかない

 当たり前のタイトルにしてしまいましたが、これを意識して行動している電気主任技術者は意外と少ないです。  電気事故やトラブルの際は、電気の振る舞いは正確に現象を表しています。それにも関わらず理解が足りていないのか、考えていないのか、それらしい理由をつけて結論付ける人が多いのです。

有料
100

電験二種一次試験の計器用変成器の問題解説

 先日行われた電験二種一次試験の機械科目に、以前、本マガジンで掲載したテストプラグの使い方の中で記載したCT短絡が問題として出題されていました。  さらっと出題されていますが、現場ではこれを間違えると感電、火災につながる大事になるので、もう少し現場実務を担う電気主任技術者の育成のために危険性を表現して欲しかったところです。過電圧対策なんて曖昧な表現では、全く伝わりません。

有料
100

遠隔操作の安全思想

 中央操作室や管理棟から遠隔操作を行うバイオマス発電や地熱発電の場合、安全を考慮した遠隔操作の思想を設計初期でしっかり決めておかなくてはいけません。

有料
100

空気絶縁C-GISは普及するか?

 いまや開閉装置はGISやC-GISなどのSF6ガスを封入したものが一般的ですが、SF6ガスはCO2に比べて23900倍も温暖化係数が高く、絶縁性に優れる一方で温室効果が相当に高いガスなのです。そこで、SF6ガスを使わない技術として、ドライエアーを絶縁媒体として封入した空気絶縁開閉装置が製品化されています。私が知って入る限りでは、72kVまでのC-GISで用いられています。

有料
100

LINEの公式アカウントを始めました

 バイオ建設中が発行するマガジンやメンバーシップの内容更新時は、Noteに登録したアドレス宛やアプリの通知でお知らせされますが、毎日の更新がタイムリーに通知されるようにLINEの公式アカウントを作りました。 下記のリンクから友達に追加頂けますと、毎日のマガジン記事の追加やメンバーシップ更新時にLINEでメッセージを受け取れ、配信を見逃すことも防げますので、是非、ご利用下さい! LINE公式アカウント 「Noteバイオ建設中」

有料
100

イメージし続けなければ現実にはならない

 本日は電験一種二種の一次試験です。私も一種を取得するまでの10年間何度も受け続けました。二次試験は1年間しか有効でないため一次試験をパスして翌年に二次試験に合格しなければ再度一次試験からやり直しです。  一次試験は毎年8月末若しくは9月の頭に開催されるため、一次試験がある年は、折角の夏の旅行や帰省時も常に頭の片隅には電験があり、楽しみ切れなかった思い出があります。  電験一種二種は、二次試験が本番のため、一次試験は4科目を一発でパスして毎年二次試験を受け続けることが合格の

有料
100

再エネのポテンシャルを見つめなおすべき

 日本では2011年に固定価格買取制度(FIT)が始まり、福島第一原子力の事故もあって再エネ、特に太陽光発電が急速に普及しました。再エネ拡大期においては、20年の固定買取は収益の見通しが立てやすく、再エネ普及に大きく貢献しました。

有料
100